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Bareknuckle Pickups メタル用ハムバッカーのラインナップ一覧(忘備録)

 フォーラムとかで調べたことの忘備録です。BkPは種類が多い上に、公式の説明文は抽象的なのでどれ買えばいいか分かりにくいので、それぞれの特徴など色々調べたことをまとめました。世界のオタクたちの個人的な意見でしかないのであくまで参考程度くらいの感じで。あと、自分がメタルキモオタクなのでメタルピックアップ中心です。

 色々調べたけど、フォーラムの方々の大半はどのピックアップ使っても「最高だぜ!」って言ってるので、結局ほしいやつ買うのが一番幸せ説はあると思う。気になる点とかあれば公式がメールで相談に乗ってくれるしね。


Aftermath

 一番有名なやつ。ローカットされててDjent向きのイメージが語られることが多いが、実際にユーザーの話を聞いたところ、カット具合は少し雑なようで、どちらかというと明るめのポストハードコア・メタルコア向きな気がする。あと想像よりは出力は低めとのこと。一方、フォーラムでは「Djent!Djent!」って感じだった。
 流通量も多くわざわざオーダーする必要もないので割とお手軽なやつ。
メジャーすぎるのかフォーラムだとあんまり名前が挙がらない。あまりにもメジャーすぎるので逆張りして選択肢に入れなかった。

Nailbomb

 公式にも迷ったらとりあえずこれにしとけと言われるやつ。どのギターでも80点以上の音が出るとよく言われるだけあってフォーラムでもよく名前が挙がる。
 公式のトーンチャート的にはドンシャリ気味だが実際はミドルお化け。音のサンプルもドンシャリではないので恐らく公式に大嘘こかれてる
 自分はこれを買って使ってるが、ミドルしっかりめなので適当に音作りしてもなんとなくいい感じな音が出る。ローも適度にしっかり出るが決して潰れず、音程感もコントロールしやすい。分かりやすく例えるとすごくコシの強い冷うどん(中太)という感じ。
 アルニコ・セラミックが選択可能で、セラミックのほうがローエンド・ハイエンドともにタイトで、明るい竿ならアルニコ、暗めの竿ならセラミックがオススメされる。
 ピックアップ高さでいろいろと融通が効くようで、弦から離すような低いセッティングがフォーラムでは評判が良い。
 ネック側の評判はイマイチらしく、ネック側はVHIIとか冷汗を使っている人が多く、自分もネック側は冷汗にした。ネック側とブリッジ側でそれぞれのキャラクターが異なるのが最初は気になったけど、楽曲と合わせたら全くそんなの気にならなくなった。

Black Hawk

 ハイ寄りのサウンドで低抵抗値ながらちゃんと高出力。歪みの粒が粗めでアクティブ感もあるとのこと。
 明るめサウンドなのでマホガニーとかリンバとか温かみのある材にマッチするらしく、もう一本の竿(リンバボディ)用の候補①で考え中。明るいギターだとギャンギャンする場合があるようなので注意。
 アルニコ・セラミックが選択可能でギターの特性に応じて選ぶとよい。あと極端なダウンチューニングにもよく合うと公式は言っている。

Impulse

 NorthlaneのJosh Smithシグネチャー。ドンシャリ傾向でスッキリしてるのでNorthlaneみたいな過激なダウンチューニングに適している。自分もDropF#以下なら最適解だと思う。
 公式ではどんなチューニングでもどこか気に入る点が必ずあると言っているが、これ買うやつは全員もれなく過酷なダウンチューニングしてるだろうし、誰もそんなこと検証していないと思う。レギュラーチューニングの人はImpulse買わないだろうしね。

Polymath

 Adam Nolly Getgoodのシグネチャー。本職サウンドエンジニアなだけあってミックス向けのローエンドしっかりカットかつ抜けやすいミドルが調整されたサウンド。Aftrermathよりカット具合はきっちり整理されたもののよう。
 公式曰く、低音がブーミーになりがちな場合、歌うようなミドルが欲しい場合、音域のコントロールが求められる場合におススメとあるので、バンドマンよりかはエンジニアとか宅録マンにうれしい感じかなあ。
 オリジナルの変な模様のカバーが選択できる。

Cold Sweat

 スタンダードな高出力セラミックピックアップ(だと思う)。タイトなギャリギャリ系でメタルならオールド・モダン問わず使えるとのこと。デスメタルとかやってる人がオススメしているのをよく見かける。
 ネック側の評価が特に高く、一部ではMule・VHII・これがネックピックアップ御三家と呼ばれている。ネック側は実際に使っていてとてもいい感じだが、もう少しだけ出力があってもいいかもと思っている。
 John Sykesと関係あるかは知らない。

Juggernaut

 Misha Mansoorシグその①。Aftermathの延長線らしいがローマッチョという矛盾。どゆこと? 
 
ローミッドあたりに特徴的なピークがあるらしく気になる人も多く見られる上、アンサンブルで目立ちまくるという意見もあるが、Djentlemanを中心に高評価な意見も多数なよーわからんやつ。まあ、ガッツリDjentピックアップというのはみんな言っているのでそれは間違いなさそう。
 アルニコとセラミックのハイブリッドなのが大きな特徴で、シングルコイル味も感じられるという話もあり、結構気になる。
 バスウッドかそれより明るい材に適しているとされているが、Mishaのシグネチャー竿にマホガニーボディのものもあるようなので本当によくわからん。
 Polarisの二人が絶賛してたのもあり、もう一本の竿(リンバボディ)用の候補②で考え中。

Ragnarok

 Misha Mansoorシグその②。MishaとNollyとBkPでラインナップにないものを開発するコンセプトで生まれた経緯があるとかないとかなので、必ずしもDjent専用ピックアップではないとのこと。
 かなりのローマッチョでJuggernautよりは低出力かつオールマイティに使えるサウンドと言われている。試奏動画見てもなんとなくその傾向は感じる。
 暗い竿だとロー・ローミッドがボワボワしてしまいそうな気がするが、その辺の情報は見当たらなかった。

Silo

 YouTubeでよく見るおじさん、Rabea Massaadのシグ。幅広い帯域が出るのが特徴らしく、音作りの幅が広い分、ミックス時の苦労も多そうだなあという印象。Polymathとの比較動画を見るとその違いがよくわかる。出力は高抵抗値だが控えめとのこと。
 海外のサイトGuitar Worldをして価格が高い以外の欠点がないとまで言わしめた逸品だが、フォーラムにもレビューが全然ないのでよくわからないことも多い。
 Aaron Marshallが手持ちのMayonesを全部これに取っ替えてたのが印象的。

Holy Diver

 名前で何となく音のイメージができるやつ。BKP版JBとまで言われるだけあって、あの曲のあのミドルが出るあの音のイメージ。あんまりフォーラムでは名前を見かけない。正直、これ買うくらいならJB買ったほうが良いのでは?と思っている。

Painkiller

 公式曰くDjentピックアップだが、実際はそうでもないという意見が多数。
ハイミッド寄りのバランス型のピックアップで、公式でもフォーラムでもメタルやるならこれかNailbombかBlackHawkを必ずおすすめされる。フォーラムには熱心な信者も多い。
 使用しているアーティストの音が軒並みギョリギョリな音でウケる。極端な例かもしれないが、LANDMVRKSがストラトにこれをのっけて5150使ってとんでもない音を出しているけど、あの音のイメージであってる?

Unity

 謎多きピックアップ。売り上げの一部がどこかに寄付されるということと高出力であるということ以外なんもわからん。フォーラムにも情報がまるで転がってない。情報があまりにも無さ過ぎて選択肢にも入れようがない悲しみ。

Miracle Man

 名前だけでどんな音かもう分かってしまう。公式の説明でもZakk Wyldeって名前出てきてもうてるがな。
 パッシブながら、あのメーカーのアクティブピックアップの改良版とまで言われている代物。サウンドはもうあの音で、ハードロック向きのドンシャリ傾向の音。
 おススメされることはあんまりないようだが、買った人はみんな幸せそうな雰囲気が不思議と伝わってくる。

Warpig

 BkPで最も高出力な最強メタルマシーン。低音がモリモリ出るようで、竿によっては低音がどえらいことになってしまう場合があるようなので注意。アルニコ・セラミックが選べるがセラミックでも低音はモリモリ。多分弾いてて楽しいピックアップ。でもプロで使ってる人あんま聞いたことない。フォーラムには強火な信者たちが多数おり、けっこう圧が強い。

Brute Force

 お手頃価格シリーズの高出力ラインナップ。音はYoutubeの動画見たところ、ハイとプレゼンスが鮮やかでハイゲインで生き生きしたサウンドになっている印象で、モダンメタルなら特に気持ち良い音になると見受けられる。
 お手頃だし音いいしで文句の付け所はないが、カバーのカスタマイズができないのが残念。


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