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【バイナリーオプション】“あなた”の実際の取引履歴でマーチンゲール法、パーレー法を試算できるEXCEL

バイナリーオプションの必勝法としてよく紹介されている、
・マーチンゲール法
・パーレー法

もしあなたが、どちらかの方法を実践していたら資金はどうなっていたのか。
気になりませんか?

今回は「あなたの実際の取引履歴」を貼り付けるだけで、
「もしもマーチンゲール法を行っていたら…」
「もしもパーレー法を行っていたら…」
これを体験できるEXCELを作成しました。

このエクセルを使いながら、
・マーチンゲール法、パーレー法は本当に有効なのか
・マーチンゲール法、パーレー法はやめたほうが良い理由

を実際の数字を見ながら解説していきます。

(このエクセルシートは有料にはなりますが、
500円のワンコインで購入可能です。)


1.マーチンゲール法とは?

負ければ、次回のベット額を2倍にする方法です。
(例)[1回目]1000円エントリー→負(-1000)
  [2回目]2000円エントリー→負(-2000)
  [3回目]4000円エントリー→勝(+4000)
         となり、
  1勝2敗なのにトータルで+1000円
  になりました。

2.パーレー法とは?

勝てば、次回のベットで利益分を上乗せする方法です。
逆マーチンゲールなんて言われたりもしますね。
(例)[1回目]1000円エントリー→勝(+1000)
   [2回目]2000円エントリー→勝(+2000)
   [3回目]4000円エントリー→勝(+4000)
   [4回目]8000円エントリー→負(−8000)
となり、勝ち続ければ資産の増加は早いですが、負ければ一気に失います。
しかし、負けたとしても、失うのは初回エントリー額の1000円のみです。

こうして見ると、どちらもすごく有効な方法に見えますよね?

では、実際のトレードで行うとどうなってしまうのか…
取引履歴をEXCELに読み込んで試算してみます。

3.取引履歴の読込み方法

High Lowのサイトにログインし、取引履歴をEXCEL形式でダウンロードします。

※当ファイルはHigh Lowの履歴のみ有効なのでご注意ください。

コピー&ペーストで「貼付け用のシート」に貼付け、
「変換」ボタンを押します。
操作はこれだけです。

4.もし、マーチンゲール法で取引していたら?

(今回は2000回分の取引
 勝率50%・ペイアウト率2倍の条件で、
 ランダムに勝敗をつけたデータで検証しています。)

[取引回数:682回目]
順調にすすみ、資金が約54万円まで増えました。

が…、ここから連敗が続き…
690回目の取引で「終了」の文字が!

上の「終了」の意味は
690回目の掛金が128,000円なので、
次回2倍にすると256,000円となり、
ハイローの掛金上限の20万円を超えてしまうためです。

なので691回目の取引は20万円でエントリーすることになります。

ですが、691回目も負けてしまいました。

これ以上掛金をあげることができないので、
初回の「1000円」エントリーに戻ります。

794回目で、とうとう「退場」の文字が!

資金が0円になり、エントリーできなくなりました。
残念ながら退場です。

5.もし、パーレー法で取引していたら?

「最初の掛金」
「掛金の上限」
「最初の試算(入金額)」の項目は同じですが、
「何回までパーレー法を継続するか」を設定できます。

今回はパーレー法を3回まで行い、
3連勝を達成すれば、初回掛金の1000円に戻る。
という設定で試算してみます。

[1458回目]で、最高額243,000円になりました。
しかし、この後、せっかく増えてもリセットされて…を繰り返し…

無事2000回トレードすることはできましたが、
最終的には−14,000円で、残高186,000円になってしまいました。

6.もし、金額固定(ずっと1000円)で
 エントリーしていたら?

なんと、2000回の取引を終えた時点で
+14,000円の214,000円になりました!

勝率50%・ペイアウト率2倍の条件で試算しているので、
負けることはないんですね。

なのに、「必勝法」と呼ばれる
「マーチンゲール法」「パーレー法」を使うと、どちらも負けてしまっています。

なぜ負けてしまったのか?
具体的に見ていきます。

7.マーチンゲール法で「退場」となった理由

入金額(証拠金)が少ない

退場の理由は、入金額(証拠金)が少ないということ。
マーチンゲール法を行う場合、莫大な資金力が必要です。

今回の条件でマーチンゲール法を行った場合、
約70万円の資金があれば破綻せずに2000回まで取引を行うことができ、
最終資産は、約113万円となりました。

ですが、これは絶対ではありません。
今回のデータでは「最大連敗数は9回」となっていますが、
実際のトレードではもっと連敗を重ねることがあることを皆さん身を持って体験済みかと思います。

そうなればもっとたくさんの資金が必要となります。

マーチンゲール法を行う上での「資金力」以上の問題点

それは、連敗中のメンタルです。
連敗中は最大で1回あたり「20万円」のエントリーを強いられます。

「1クリック=20万円」です。
1クリックで、ほぼ給料1ヶ月分です。

通常のメンタルで取引できますか?
絶対に無理です。

マーチンゲール法はメンタル的にかなりキツイ方法だと覚えておいてください。

8.パーレー法で「マイナス」となった理由

「手法」と相性が悪い

あなたの手法と合っていない事が理由です。
皆さんはトレードする上で、ご自身の手法をお持ちだと思います。

手法によって、「連勝、連敗しやすい手法」と
「勝ったり負けたりを繰り返す手法」とがあります。

パーレー法で有効なのは、「連勝、連敗しやすい手法」です。
勝ち負けを交互に繰り返していては、どんどん資金がなくなりますね。

パーレー法の回数の問題

先程の例では、「3回まで上乗せ」で試算していました。

仮に「2回まで上乗せ」にしてみるとどうなるでしょうか?

最終的に7000円のプラスとなりました。

ですが、金額固定でエントリーしていたほうが利益は大きかったですね。

では、「5回まで上乗せ」ではどうでしょうか?

なんと、+287,000円となりました。

ですが…これは結果論です。
事前に知ることはできません。

9.マーチンゲール法、パーレー法はやめた方が良い理由

それは「ドローダウン」です。

ドローダウンとは
資産のピーク時から、どれだけマイナスになったかを表したものです。

エクセルのこの部分をご覧ください。

3つのパターンで最大ドローダウン見ると、下の表のようになります。

このドローダウンが大きいほど、たくさんの資金が必要になり、
それに耐えうるメンタルが必要になります。

ドローダウンが大きいほど、ドローダウンに備えて1回あたりのエントリー金額を小さくする必要があるので、
1回あたりの期待値は小さくなってしまいます。

10.このEXCELで分かること

このエクセルを使えば、
あなたの過去のトレード履歴で、以下の事が分かります。

・マーチンゲール法を用いたらどうなっていたのか
・パーレー法を用いたらどうなっていたのか
・熱くならずにエントリー金額を一定にしていたらどうなっていたのか
これを知ることができます。

また、あなたの手法が、
・マーチンゲール法に向いているのか
・パーレー法に向いているのか
・パーレーは何連勝までなら有効なのか
がわかります。

今後のトレード戦略を立てるため。
負けて熱くなってエントリー金額をあげることを自制するため。

ぜひ、トレードの分析にご利用ください。

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EXCELをダウンロードすることができます。

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・マーチン、パーレー試算シート(EXCEL)
・操作ガイド(PDF)

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