退職互助会と医療費
私は2023年3月末まで公立学校の教員として働いていました。その年数25年。過ぎ去ってみればあっという間でした。
働いていた最後のほうは体がボロボロで、精神的にも辛くしんどいく、仕事を辞めることだけが希望でした。仕事を辞めて1年経ちますがとても穏やかな日々を過ごしています。
退職してすぐ、退職互助会入会の説明会がありました。
教員をしていた時は互助会といえば旅行の補助などくらいしか思い浮かびませんでした。
とりあえず、よくわからないから説明を聞きに行ってみようと思い説明会に参加しました。
退職互助会に入会するには、積立額に足りない金額を支払い入会します。教員していたころ毎月積み立てていたんですね。そんな自覚もありませんでした。結論として私は多額の入会金を支払い入会しました。
理由としては
「療養補助金」の制度があったからです。
簡単に説明すると、健康保険の適用の自己負担額が2,000円以上の場合、請求すると8割が戻ってくるというもの。(窓口で払った金額ー2,000円)✕0.8=給付金となるようです。
申請用紙を記入したり領収証のコピーを添付したりしないといけない手間はありますが、非常にありがたい制度だと感じました。しかも年齢制限なし!
たまたま説明会に知り合いがいて話しましたが、これがあれば医療保険いらないよねー、とその知り合いも言っていました。
私は仕事を辞めるにあたって生命保険・医療保険・年金保険はすべて解約していました(固定費削減のため)。病気になったらその時は貯金から出そうと考えていたので、もし「療養補助金」が使えたら入院した時、検査をたくさんし医療費がかかった時など非常に心強い存在だと思いました。
私が払った金額は約720,000円!(勤続年数や役職、積立額などで支払う金額は変わるのであくまで私の場合です)このまま健康で大して病院のお世話にならなければ大損ですが、もしもの備えをすべて解約したので医療保険一生分かけたと思って入りました。結果として退職後1年で病気が見つかったので(前回のお話参照)入ってよかったと思っています。病院で支払いするたびにびくびくする気持ちがかなり軽減されています。
もちろん「療養補助金」だけでなく、宿泊の補助などの福利厚生も使用できます。ちなみに退職互助会に入会しなければ、積立額は戻ってくるそうです。
来年早期退職仲間ができるので、その人が退職互助会入ったら一緒に退職互助会使って旅行でも行こうかなー。
もうすぐ4月、病気も4週に一度の通院で様子見だし、私もそろそろ動き始めようかな。