2024教養区分 2次試験(2日目・政策課題討議試験・人物試験)

1日目から引き続きお読みくださりありがとうございます!もしまだ読んでいらっしゃらない方がいれば下のURLから読んでいただいたほうが分かりやすいかと思います。

1日目と同じく午後集合で、集合時刻30分前に到着しました。
私は1日目と同じ部屋でしたが、違う部屋の方もいたようです。

1日目と違う○組△番という番号が振られ、2日目も4番目でした。これはとても嬉しかったです。(理由は後ほど)
同じ組の人と政策課題討議を行うことになります。

机の上には1日目で使用した企画提案試験の課題紙と参考資料が置いてあります。

2日目に提出する書類は、住民票記載事項証明書、英語試験申請書、スコアなど英語試験の成績が記載されたものの写しです。
住民票記載事項証明書は市役所まで行って300円くらいで交付してもらいました。忘れがちなので早めに行っておいた方がいいです。
また英語試験の証明書は写しを提出する必要がありますが、確認のため原本を持っていく必要もあります。これを忘れてしまうと加算がなくなるので気をつけましょう。

政策課題討議

流れは以下の通りです。
資料作成(20分)→移動→資料読み込み(5分)→自分の意見発表(各3分)→討議(45分)→意見をまとめなおす時間(5分)→自分の意見発表(各2分)

まずは課題紙を見て討議用の資料を作成します。1日目のプレゼンシートと同じようなサイズ感ですが、片面のみを使用可能です。

討議のテーマは、
意見A:取り調べへの弁護人の立ち会いを認めるべき
意見B:取り調べへの弁護人の立ち会いを認めるべきではない

というものでした。(こちらの課題紙は持ち帰りができなかったのでテーマは何となくの記憶です。)

私はAを選択しました。
資料では

  • 国際的に比較して弁護人の立ち会いを認めていないのは日本だけ

  • 人権軽視との批判もある

  • 「準立ち会い」について

  • 弁護士、元警察官などの意見

がまとめられていました。
討議する際にAの方が色々と理由づけがしやすそうだな、と思ってAにしました。

資料には1番上に大きく選んだ選択肢を書き、その下に理由、留意点(課題紙に記載されている「考えるべき事項」です。)を記載しました。
大体みなさん同じような構成だと思います。

資料作成の時間が終わると、回収される前に一人一人に首から下げられるネームカードのようなものが渡されます。カードには番号があって、討議の時間は名前や受験番号でなくその番号で呼ばれます。
番号を課題紙と資料に記載したら、一度すべて回収されます。

少しの待機時間(おそらく資料をコピーする時間)のあと、グループごとに部屋を移動します。持ち物は筆記用具だけです。
移動した部屋にはすでに試験官が3人いて、自分の番号が書かれた席に座るよう促されます。

先ほど回収された課題紙と、各自が作成した資料がホチキス止めされたものが配布されます。

まずは5分間でグループのメンバーが作成した資料を読みます。今回は6人グループで全員がAだったので、あまり読み込みはせず自分の意見をどのように発表するか考えていました。

各自の意見発表では、番号が早い人から順に発表していきます。ちなみに討議後の意見発表は番号の遅い人からです。ですので3番目か4番目になるとどちらの発表でも真ん中あたりになれる、ということです。(私は発表が最初なのも最後なのも嫌だったので嬉しかったです。)
発表は基本的に資料に書いたこと(自分の意見、理由、考えるべき事項)を述べれば大丈夫です。私の班の人はみなさんとても緊張していたので逆にリラックスできました。

討議では意見Aというところは全員同じだったので、各自の資料で疑問があるところの質問、理由の分類、考えるべき事項(立ち会いが実現した場合の留意点とその対策について)という順に討議を進めました。
私のグループでははじめに司会を決めましたが、決めなくてもいいとは思います。

討議終了後、意見発表に向けて自分の意見をまとめなおす時間が5分与えられます。自分の意見が討議前と討議後でどのように変化したか発表します。

発表が終了したあとは、各自で最初の部屋まで戻ります。同じグループだった人と小声で話しながら戻りました。

人物試験

試験時間は約20分で、前の人が出てきてから2分後に入室するという形です。

一度人物試験の部屋までグループ全員で行き方を確認します。そのまま1番目と2番目の人はそこで待機し、3番目以降の人は部屋に戻ります。

各グループの3番目の人から1人ずつ呼ばれ、英語試験申請書と成績の証明書の写しを回収されます。そのときに一度証明書の原本を提出する必要があります。(すぐに返されます。)また、証明書に写真がない場合には身分証明書を同時に提示する必要もあります。1番目、2番目の人は人物試験の後に回収されます。

1日目とは異なり、待機時間に読書などしていても構いません。携帯電話などは使用不可です。
自分の前の前の番号の人が帰ってきたら人物試験の部屋まで移動します。

入室すると試験官が3人座っていて、その前にある椅子に座るよう指示されます。
緊張せずに、素の自分を見せてほしいと言われました。
面接内容は基本的に面接カードに沿って進められます。自分の面接カードの内容を頭に入れておくこと、また想定問題を考えておくことが大事だと思います。

これで2日目の試験は終了です。

ここまでお読みくださりありがとうございました!
何かお役に立てていれば嬉しいです。

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