2024教養区分 2次試験(1日目・企画提案試験)

ご覧いただきありがとうございます。
こちらでは2024年国総教養区分 2次試験について書いていこうと思います。(ちなみに後半です。)
私自身受験の際にはnoteの体験記に大変お世話になったので、誰かのお役に立てれば…という思いです。
1次試験のことも書こうと思ったのですが何しろ1ヶ月以上前のことなので忘れてしまいました。
(追記:2次試験合格しました🌸)

1日目

私は午後組だったので、お昼すぎの集合でした。
午前組だと距離的に朝厳しかったので午後でよかったです。
集合時刻30分少し前に到着したのですが、まだ会場は開いておらず少し待機時間がありました。2日目も同様だったので、早めに行きたくても30分前到着がちょうどいいと思います。

到着したら番号ごとに部屋が掲示されていて(1次試験と同じような掲示です)、その部屋の前で第1次試験合格通知書を見せて受付をします。番号を見て、○組の△番です、と言われるのでその席につきます。
私は4番だったので、少しがっかりでした。というのも、この番号はそのまま企画提案試験の発表順になるからです。前の人が欠席であれば詰めることもありますが、私の組は全員来ていたのでそのようなこともありませんでした。

机の上には2次試験合格後の流れが記載された紙と人事院の封筒が置いてあります。この封筒は企画提案試験開始時に携帯電話をしまうのに使います。パソコンやタブレットも袋に入れなければいけないので、必要がなければ持ってこないのがベストだと思います。

ちなみにお手洗いに行きたければ試験が始まるまでのこの時間に行っておくことをおすすめします。試験中に行くのでなければこのあとお手洗いに行けるのは企画提案試験Ⅱ部直前になってしまうからです。(何人か今行ってもいいですか?と尋ねている人がいましたが、どうしても今でなければいけませんか、と言われて諦めていました。)

この日に提出するものは面接カード(3部)です。本当はパソコンで入力したものをプリントしたかったのですが、なぜかできなかったので手書きしたものをコピーしました。自分の字がそこそこ見やすくて良かったです。
部屋前方に、面接カードの右上に○-△のように組と順番を書くようにとの指示が掲示されていますが、これは回収直前にも書く時間があるので急がなくて大丈夫です。

企画提案試験 Ⅰ部

Ⅰ部では90分でプレゼンシートの作成を行います。
A4用紙の裏表が使えるのですが、紙面いっぱいに書けるわけではありません。おそらく試験官へコピーを配布する都合上、少し小さめの枠が書いてあってその中に書きます。

企画提案試験は参考資料が第1次試験合格発表時に掲載されます。(私は後半組だったので合格発表から1週間後でした。)
参考資料は
○令和5年版 労働経済の分析 第Ⅱ部第3章「持続的な賃上げに向けて」
でした。
タイトルの通り、現状や持続的な賃上げに必要なことについてまとめられていました。 

私はこれを読んで持続的な賃上げを行うための施策が問われるのだろうと考えていましたが、問題を開いてみると「スタートアップの支援」でした。
もう頭の中が真っ白です。
とはいえ90分で全く考えていなかった分野の施策を考えなくてはいけなくなったので、資料をもとに必死に考えました。

構成としては以下の通りです。
現状

課題

施策
(1つの施策に対して目的、留意点も記載)

施策は1つではなく2~3個あげるといいと思います。

書き終えたところで少し時間に余裕ができたので、実際にどのようにプレゼンテーションを行うかを考えて課題紙に書き込んでいました。

試験終了後、課題紙・参考資料・プレゼンシートを一旦全て回収されます。

性格試験

正式な名前は性格試験じゃなかったかもしれないです。
100問15分で簡単な性格診断のようなものを回答します。マークシート形式なので鉛筆があるとやりやすいです。
得点には入らず、2日目の人物試験の質問の参考にするだけのようですが、特に考えず直感で答えればすぐに終わります。

待機時間

はじめに書いたように私は4番目だったので、待機時間が90分ほどありました。この時間は本を読むこともできず、水分補給とお手洗いに行くくらいしかすることがありません。
頭の中でどのようにプレゼンテーションするかを考えておくべきかもしれませんが、私は特に何も考えずぼーっとしていました。

企画提案試験 Ⅱ部

自分と同じ順番の人は同時に呼ばれます。
だいたい受験生2人につき係官1人がついて、次の部屋まで案内します。

まずは10分間でプレゼンテーションの準備を行います。このときは同じ順番の人は全員同じ部屋にいます。
先ほど回収された課題紙・参考資料、そしてプレゼンシートのコピーが渡されます。

準備が終了すると、この部屋まで案内してくださった係官と同じ方がまた別の部屋まで案内してくれます。時間が来るまで部屋の外で待機です。

時間が来たら入室します。
試験官が2名着席していて、その前にテーブルと椅子があるのでそこに座るよううながされます。
このとき課題紙・参考資料や筆記用具は持っていて構いません。大きな荷物があれば入口付近の机に置くそうです。(周りを見た限り筆記用具以外を持っていっている受験生はいないようでした。)

ここから5分で自分の考えをプレゼンテーションします。
試験官とアイコンタクトを取ったほうがいいかな、と思ってちらちら前を見ていたのですが試験官の方も私が書いたプレゼンシートをがっつり見ています。一度も目が合うことはありませんでした。
プレゼンテーションの際に課題紙を見ることもできるので、Ⅰ部の際にそこに書いた流れを見ながら発表しました。
びっしり書いているわけでなければ5分は意外と長いので、はきはきと大きな声で発表することを心掛けました。

発表が終われば20分間試験官から質問される時間です。圧迫面接と書かれているのをたまに見かけますが、全くそのようなことはなく終始和やかな雰囲気でした。

部屋の中に課題紙・参考資料・プレゼンシートを入れる箱があるのでそこに入れます。課題紙・参考資料は2日目に返却されます。

1日目はこれで終了です。
2日目についても完成したら公開します!
2日目も公開しました!こちらのURLからご覧ください。
https://note.com/humble_bonobo942/n/ne1a7abe5e483?sub_rt=share_b



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