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11.カメラのこと ・ どんなカメラでもその人なりに楽しめたらそれが一番かな

「note」のカメラ好きの方々のブログに触れると、本当に皆さん、多種多様なカメラを使われ、楽しまれていることがわかります。
 そうなのです。どこのメーカーのどのようなカメラであっても、その人が愉しく撮れるカメラが最高のカメラでしょう。

 そういう意味では、フジフィルムのカメラ部門のトップの考え方には愛想をつかしたものの、富士のカメラ自体に罪はなく、「XT5」も「XPro3」も優秀でユニークなカメラです。
 何と言っても小型軽量なのは、登山など持ち出しやく、まさしく「軽さは正義」ですね。
 そのうえ、APS-CでありながらXT5は高画素機であり、何よりもフイルムシュミレーションから出る絵は最高ですね。
 フォトグラファーファーストの謳い文句もいいと思います。
 しかし、私は、予約で購入したので、何とか手に入れましたが、それ以降、ずっと企業体質を疑う品不足状態が続いているのです。

 カメラ自体には何の罪もなく、気軽に山やアウトドアに持ち出せるカメラとして、「愛機としてのXT5」は、今後も使っていきますが、フジからの「なんとなく離脱」をはかっているこの時期に、いわゆる汎用型というか、気軽に使えるちょっと優秀な標準ズームとして、「XF16-50」を購入しました。
 軽量ということもあり、山に持っていくのにはうってつけのレンズです。 おそらくは、XT5に、ほぼつけっぱなしのレンズとして活躍してくれると思いますが、フジ離れの時期にフジの新しいレンズを買うなんて! てな感じですが、ドナドナしたレンズもありますので、まぁこれでフジフイルム体制は「縮小して継続」で完了ですね。

 さて、ここからが本題です。
 この「XF16-50」発表は5月16日でした。
 発売は「6月」というだけで、発売日のお知らせはありませんでした。
 予約日も公表されず、発表から約3週間経過してから、金額がわかり予約開始に。
 とにかくこの時に押さえないと、また「予想を超える予約数のため」みたいな、最近の各メーカーの常套文句に行く手を阻まれそうでした。
 そこで即に予約します。そして発売日も6月28日とわかります。
 まさしく発表から一か月半。在庫なしでまた不評を買うのを恐れたのか、この間にモノを少しでも作り、発売に備えようとしたのではないかと、うがった考えも持ちました。

 一方ニコンは、「Z6Ⅲ」の発表から2日後には予約開始、発売日もすぐに公表されました。そのスピード感は、フジとは差があり過ぎました。
 ニコンは発表までにインフルエンサーの皆さんにもデモ機を送り、ショールームもZ6Ⅲ用に変更し、宣伝体制を整えていました。
 フジもGFX機やXT50を出しましたが、インフルエンサーたるユーチューバーさんの宣伝もこれまでとは違い、数が少なかったようです。
 皆さん撤退したというか、フジの様子見なのでしょうか。
 「XT50」は、ヨドバシカメラでは発売日なのに、なんと、「販売休止中」となっています。あ~あ、またかと言う感じですが、マップカメラさんには在庫ありとなっており、本当に久しぶりに店頭で即買える状態でしょうか。
 それが本来の姿なのでしょうが、そもそも「XT50」は高すぎるので予約もあまりなかったのかもしれません。
 「16-50」に関しても在庫ありの状態ですね。そこそこの量を確保されたのか、逆に思ったほど予約がなかったのか、でしょうか。
 それとも、もしかしたらフジ離れが生じているのでしょうか? 
 フジ側もトップの「流通は問題なし」発言を何とかカバーしようと、この一か月に必死に増産したのでしょうか? 
 まぁどれも推測でしかありませんし、私がどうのこうのいうものでもないでしょう。

 はたしてニコンの「Z6Ⅲ」はどうなるでしょうか? 
 多分3ヶ月待ちくらいはあっても、フジのように10ヶ月待ちなんてことはないように思います。
 会社の体力差もあるかもしれませんが、フジは特に外国に軸を置いているので、日本での稼ぎはあまり眼中にないのかもしれませんね。
 ちゃんと日本のファンにも大々的にアピールしているニコンとの違いは歴然のように思います。
 もっとも、ニコンも外国に目を向けるのは同じかもしれませんが、フジと違って、ニコンの場合「おらが国の民」を軽視したら、とんでもない一揆に繋がることも理解しているのでしょう。
 次は、ニコンのショールームに行ったぞ~ な、話になりますかな?

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