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超アクティブ情報学部生

No.1 情報学部コンピュータ科学科 足立炎(あだちほむら)

1年生ながら様々なことに取り組んできた炎君。HMメンバーともかかわりの深い、そんな彼を記念すべき一人目のHumans of Meidaiとして取材してきました!同時にYouTubeの撮影もしてきたので、対話形式でお送りします!

Q. 今どんなことをしていますか?


主に3つのことを取り組んでいて、学生コミュニティCFC(「Challenge for Cool」という学生コミュニティの略称。毎週木曜日に参加者が五分程度のプレゼンを行い、挑戦から得た学びなどを共有し、交流をする場を提供している。)の運営と、新規事業の立案、学生企業の立ち上げのお手伝いをさせていただいてます。

Q.大学1年生って、バイトやサークルをやりながら単位をとるのに精一杯な人が多い中、そのような活動を始めるようになったきっかけはなんですか?


(足)高橋亮祐さんという、名古屋大学発のベンチャー企業の経営をされている方が僕の中でキーパーソンになっていて。その方と1年生の6月頃、学生起業に関するイベントで出会い、「かっこいい。」と思ったのが大きな転機でしたね。
 学生コミュニティのCFCを立ち上げるきっかけになったのは、もともと学生のためのコミュニティを作りたいと思っていた高橋さんに声をかけてもらったことです。それで一緒に立ち上げることになりました。CFCというコミュニティの目標が僕みたいな人にとって最高の環境になることだったので、もうこれはやるしかないなと。僕は人と話すことが好きなので、人が集まる場所をつくるということにワクワクするということも決め手でしたね。

Q.団体運営を始めるときに、自信ないなとか不安に思ったことはないですか?


(足)自信をもつとかそういうこと考えてなかった(笑) まあなんとかなるだろうなと思ってました。とりあえずやってみることが大事かなって。

Q.新規事業の立案と学生企業のお手伝いをするきっかけは?


(足)今僕は学生起業に興味があって、起業家支援を行う会社さんにお世話になりながら新規事業の案を自分で出しながら、学生企業の立ち上げをお手伝いという立場で起業がどんなものなのかを学ぶために実際に経験させてもらっています。

Q.何故コンピューター科学科に?

(足)大学の志望理由を考えていた時、バイオニック・アイ(人工的な義眼を用いて視覚障がい者に視力を与える)というブレインテックの分野に興味を持ち始め、情報×医療がやりたい!と思いました。そこで、国立大学の中でそうした研究ができるところを探し、CSと巡り合ったんです。また、情報学部では文系と理系の学科があるので、1年生の間は文系分野を教養として学ぶことができるのも自分に合っていると思い、この学科を選びました。これは自分の「軸」となる考え方にも繋がっているんですよ。

Q.では、炎くんの「軸」はなんですか?

(足)大学以外の活動を始めたころからすごく考えていて、全然わからなかったんですけど、やっと腑に落ちるものができたんですよ。何かっていうと、「人のできないをできるにかえる」ことがすごく好きだなって。できない世界にいる人にできる世界を見せてあげることにワクワクするなってことに気づきました。もともと教師や福祉、キャリアコンサルタントにも興味があったので共通していることはこれかなって思えるようになったんです。

Q.他人との付き合い方で気をつけていることはありますか?

(足)まず、謙虚でいることが一番大事だと思います。謙遜ではなく。どれだけ嫌いで合わないと思う人でも、その人から学べることは絶対ある。自分には持っていないものを絶対に持っている、と考えることは大事かなと思います。

(袖)まさに人間の鑑ですね(笑)バイトとかは今してらっしゃるんですか?


(足)してません!有給のインターンだけで生計を立てています。生計が立っているのかわからないですが(笑)だから暇って感じですね!


Q.最初教師にも興味があったとのことですが、塾講師をやろうとは思わなかったですか?


(足)やってました!元々中学校の時に通っていた塾です。バイトとしてはラーメン屋もやってたんですよ。それも先輩からの紹介ですね。

(袖)めちゃくちゃ人との関わりの中で生きているって感じですね!素晴らしい(笑)じゃあ、炎くんの恋愛観についてお尋ねしたいです。

Q.どんな人となら付き合いたい、結婚したいと思えますか?


(足)まだ結婚してないしわかんないな(笑)パートナーとして考えるなら、「価値観の違いを違いとして受け入れてくれる人」ですかね。無理に合わせようとしないこと。後は、僕が頑張りたいと思うことを応援してくれる、というのは絶対条件ですね!要するに心が広い人です。

Q.印象に残ったイベントやカンファレンスなど何かありますか?


(足)やはり、亮祐さんと出会ったイベントが一番ですね。高校までの狭い世界から、新しい世界を見せてくれた、転機だった気がします。もう一つ上げるとすると、TEDxNagoyaU(TEDxNagoyaU は、TED Talk に感銘を受けたメンバーが TEDx イベントを名古屋大学で開催しようという意気込みのもと、 2013年度に発足しました。 実行委員会は名古屋大学の学生を中心とした名古屋近辺の学生で構成され、運営を行っています。)亮祐さんがお話されるとのことで聞きに行ったのですが、出演していた喜多桜子さんという方のスピーチにも影響を受けました。簡単に言うと「自分の幸せについてもっとちゃんと考えたほうがいいんじゃない?」っていうお話でした。これも転機となるイベントだったと思います。

(袖)そうしたイベントに参加していなければ今の自分は無かったって感じですかね?

(足)それはほんとに間違いないです!フッ軽でいろんなイベントに参加していくのは本当に大事だと思います。

(袖)イベントの内容も大事だけど、やっぱりそこで新たな人と出会えるってのはとてもいいですよね。ご覧の皆さんもどんどん参加しましょう!(笑) 

Q.我々HMは、大目標として『名古屋を盛り上げる』ということを掲げているんですが、名古屋にあったらいいなと思う施設、環境などありますか?


(足)おしゃれなカフェ、そしておいしいご飯屋、特にすき家がもっと欲しいです!

(袖)すき家かい!(笑)すき家さんもっと頑張ってください(笑)卒業後の進路についてはどう考えていますか?


(足)よく聞かれるので考えていたんですが、一つの結論にたどり着きました。

(袖)お。それは一体?

(足)分かんない!ってことなんです(笑)僕の一つの課題として、将来まで広く視野を持てていないというのがあって、だったら今頑張りたいと思えることを頑張るしかないんじゃないかと。あと、卒業後の進路に悩んでいる人に対しては、今ピース集めをすべきなんじゃないか?と思ってて。

(袖)ピース集め?

(足)はい。結局キャリアってピースの組み合わせなんじゃないかと思ってます。「百万分の一の法則」(100人に一人のスキルを3つもっていたら100万人に一人の人材になれる)っていう有名な話があって、100分の1のピースをいかに組み合わせるか、正しい掛け算にできるかどうかっていうのがとても大事だと思います。だからこそ、正しい掛け算にできうるピースをいっぱい持っておけばキャリアが広がるし、今頑張っていることも一つのピースになると思うので、最初から組み合わせかたを考えていなくても、ピースを集めています、って考えるのがいいんじゃないかと思います。

(袖)確かにそうですね。今勉強していることが何の役に立つんだろう、この団体でやっていることが就職に活きるのだろうかって不安になる人は多いと思いますが、それは今心配することじゃないと?

(足)もちろん考えることは大事だと思います。けど結論を出す必要はないなて思っています。決定した結論にこだわらなくてもいい。それが変わっても、決まらなくてもいい。一番大事なのはやっぱりピース集めをすることなんじゃないかって思います。

Q.炎君が一番心熱くなる瞬間ってなんですか?


(足)道筋が見えた時、ですかね。僕は計画性が皆無なんですけど、計画が建て終わった時、あとやるだけじゃんってなった時ワクワクします。例えばイベントの企画書を立てた時とかですね。けど計画が立てられないのはよくないので、頑張ります(笑)

Q.今までで一番充実していた時はいつですか?


(足)今です!そして日々更新し続けています。高校生の時も結構楽しかったと思っていますが、それ以上に大学生活は楽しいです。そしてこれからも更新し続けると思っています。軸のことにもつながってくるんですが、いろんなことをやるにつれて、できない世界からできる世界へ行ける。それがとてもワクワクしますね。

Q.他に人生に強く影響を与えたものってありますか?音楽や本など。


(足)音楽でいうと、レペゼン地球ですかね!結構世間からは大きなマイナスがついてると思うんですけど、実はいいところもあって(笑)さっきも言った通り、どんな人にも学ぶべきところがあると思っています。大学受験中、彼らの曲を良く聞いたり、好きな動画があったりします。それを見て人生観に影響を受けて。超楽観主義・ポジティブな感じはそこから来てる気がします。是非一度聞いてみてください!


(袖)はい、聞きます(笑)人前に立って緊張することってないですか?

(足)無いです!

(袖)やっぱ無いんですか…(笑)緊張しちゃう人って結構多いと思うんですが、こういう心構えなら緊張しなくなるよ。みたいなのってありますか?

(足)亮祐さんと出会ったイベントでも僕が最初に質問したんですけど、当時何もやっていなかった僕にとって、アプローチして失うものがない(どう思われても大丈夫)という考えがあったからだと思います。もしアプローチしたいけど出来ないって人がいたら、「そうすることで失うものがあるのか」って考えるのがいいと思います。自分が未熟だと思うなら、的外れな質問をしたとしても質問をする勇気がすごいって、きっとプラスにとらえてもらえますしね。これから名大生になる新一年生は頑張って!

Q.最後に、一人目のゲストとして我々HMに期待することは何ですか?


(足)掲げた目標があると思うので、それをしっかりと発信して、結局何やってるのって言われないように。目標達成に向けて道筋を歩んでいくことが大事だと思います。また、インタビューされる側が成長できる仕組みや仕掛けがあるとうれしいんじゃないかって思います!

足立炎さん、取材に協力していただきありがとうございました!

【インタビューを終えて】

入学当初から交流のあった炎くんですが、改めてインタビューしてみて、この1年でさらに面白い人になったなーって思います。大阪までヒッチハイクしてみたり、単位大丈夫か?ってなったり意識が高いのか低いのかわからない一面もありますが(笑)、彼のコミュニティのおかげでたくさんの人に出会えたのは間違いないです。名古屋、ひいては日本に住むもっと多くの人がこのコミュニティに巻き込まれることを願っています。

さて、内容に少し触れてみようと思います。私が今回のインタビューで一番なるほど!と思わされたことは、「大学生活はピース集め」というところです。私も大学生活を送る中で、自分のやりたいことと、将来のキャリア的にやっておいたほうがいいと思うことのバランスで頭を悩ますことがよくあります。しかし、結局自分の心がノっていないと集中して取り組むこともなかなか難しいのが現状です。炎君の言う通り、自分の持っているピースの掛け合わせ次第で唯一無二の人材になりえると思うので、いろんな分野を知ってどうかけ合わせられるのか考え、そして時には一つの分野を深めることが大事になってきますね。

Humans of Meidai・・・
名大生という共通項を持つ多様な人々の存在を紹介し、見る人の行動欲を刺激する、そんなメディア。

Editor ...kamijo,Yudai
Special Thanks… 中島正人さん(動画撮影)

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