管理職は問題解決力のある人

あなたは、問題を解決するのが得意ですか？

例えば、ある会社で営業部に新しい課長が就任しましたが、パワハラがひどく、社員の退職もあり、営業目標が半年間未達成の状態が続いたとします。

この場合、何が問題でしょうか？

問題は、「営業目標が半年間未達成の状態が続いていること」です。

新しい課長の「パワハラ」は問題ではなく、問題を発生させている「原因」の１つにすぎません。

ここで問題の定義を整理してみましょう。

問題とは、「あるべき姿と現状とのギャップ」のことです。

したがって、「営業目標が半年間未達成の状態が続いていること」が、あるべき姿＝目標達成と現状とのギャップになるわけです。

では、問題解決をするためにはどうしたらいいか？

それは、原因＝解決策であり、原因を潰すことが解決策になります。

問題を発生させている「原因」を全て洗い出して、真の原因を潰すことが問題解決の近道になります。

管理職にとって、問題解決力は必須の能力です。特に、「真の原因を見つけて潰すこと」が最重要な思考と行動です。

さあ、今日から問題解決力のある人になりましょう。