管理職は「リスクマネジメント」のわかる人
あなたは、「危機管理」と「リスクマネジメント」の違いを説明できますか?
どちらも似ていて違いがわからないという言葉を耳にします。
しかしながら、この2つの定義は違います。
「危機管理」とは、既に発生したリスクに対する管理のことであり、例えば、地震や台風などの大災害の事後対策を考えることです。
これに対し、「リスクマネジメント」とは、今後発生する可能性のあるリスクに対する予防的管理のことであり、もしものリスクを発生させないための予防措置や事前準備を考えることです。
例えて言うなら、「長傘」と「折り畳み傘」の関係で覚えているとわかりやすいかも知れません。
例えば、台風で大量の雨が降っている時にはなるべく大きな「長傘」をさします。これが「危機管理」です。
一方、天気の良い日でも万一の雨に備えて「折り畳み傘」を準備しておくことが「リスクマネジメント」です。
そして、管理職にとって特に重要なのが「折り畳み傘」である「リスクマネジメント」です。
リスクを発生させないことが、会社を守る最大の貢献に繋がります。
さあ、今日から「リスクマネジメント」のわかる人になりましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?