”笑顔で幸せを手に入れる”インプレッションセミナー(前編)
皆さまこんにちは!ヒューマングループnote編集担当 朝永です(^o^)/
今回のヒューマントークは、「ホンマでっか!?TV」などでご活躍されている エムスノージャパン 代表取締役社長 インプレッショントレーナー®︎ 重田みゆき様との対談を前編・後編に分けてお送りいたします!
まずは弊社 社長内海と重田様との出会いからご覧ください。
重田さんとの出会い
すごい会議の雨宮さんから、重田さんの話を聞きました。
重田さんの合言葉・・・
幸せになって笑顔・・・ではなく笑顔で幸せを手に入れる!
東京でお会いして、まず自分自身がパーソナルセミナーを受講、印象をよくするためのノウハウを学びながら、ヒューマン全員でぜひ学びたいと思い、笑顔で溢れる社風づくりのために特別セミナーを会社で開催しました。
その効果が今(笑)です。
※対談の本文は、2011年6月にヒューマンニュースレターに掲載したトークを当時の文章で掲載いたします。
"笑顔で幸せを手に入れる”インプレッションセミナー
<ヒューマンニュースレターVOL.38(2011年6月発行)より転載>
エムスノージャパン 代表取締役社長 重田 みゆき 様
ヒューマングループ 代表取締役 内海 和憲
内海:昨年知人から「すごい研修を受けたよ」と紹介してもらったのが重田みゆきさんのインプレッショントレーニング®でした。早速「人は0.5 秒で選ばれる!」という本を読ませていただいて、セミナーにも参加させていただき、そして今回このセミナーをヒューマングループで実現させてもらった次第です。
早速ですが、重田みゆきさんのプロフィールとインプレッショントレーニングをされるまでのプロセスをお聞かせいただけますか?
重田:私は父に「お前は印象が悪いからとにかく心を磨きなさい」と言われて、必死に心を磨いていましたが、何かをやろうとしてもいつもいつもうまくいきませんでした。ある日たまたま自分が映っているビデオを見る機会があって、「自分の印象ってこんなにひどかったんだ、私には印象力がまったくなかったんだ」と愕然としました。それから変えていきたいという一心で努力をして、自分の印象力をまず磨きました。
印象力を気にするようになったら色んなことが起きてきました。
まず、大学1 年生のとき、アメ横で焼き鳥を売るアルバイトをしたのですが、初めてのアルバイトでどう接客したらいいかなんてまったくわからなかったのですが、これが驚くほどものすごく売れたんです。 道を歩いている人に、「おじちゃん!おじちゃん!おいしいよ!食べたらとまんないよ!」とひたすら言ってたんですね。「とまんないよ!」という言葉が頭に入ったようで、皆さんが一本二本三本と私の前で立ち食いをされるようになって、ただの焼き鳥屋さんだったのですが、焼き鳥バーみたいになってどんどん人が増えてきて、そこで自分には接客力があるんだ!これはいける!私は普通の人じゃない!とすごく自信がついたんです。
今度は大学2年生のとき、浅草でほおずきを売ったんです。一鉢2000 円~3000 円、5000 円~8000円くらいのお値段でした。お客様は大体10000 円を出されていましたので、お釣りというものが、そういうお祭りに似合わない!という印象を与えようと思って、「お祝いだ~持って行っちゃっていいよっ!持って行っちゃって!」とか言っていたら、そのうち「じゃぁお釣りはいらないよ!」って言ってくださるお客様ばかりになって、近くでほおずきを売っていたお店の方たちからは、「お姉ちゃんすごいね! ただものじゃないね、今度朝顔市があるから朝顔も売ってくれない?」とか言われて・・・(笑)。そんな短期のアルバイトをしながら、商売で物を売るというのがものすごく楽しくなったんです。
そして大学3年生の就職活動のとき、客室乗務員になろうと決心をして、印象力を変えるために、体重を減らし、美白し、上品さをつけ、お手洗いに入っては一日100 回くらい便座で「失礼いたします」と綺麗な座り方を練習して、電車の一番後ろの車両から一番前まで歩いて、10 人に振り返ってもらうにはどういう歩き方をすればいいかとか研究しながら、飛行機に乗っている気分で歩く練習をずっとしたんです。笑顔で徹底した歩き方をして、みんなが綺麗だなと見てくれるようになったら絶対受かる!と思っていたら、本当に客室乗務員になれたんです。
そのうちにサービスの基本内容は自分の実力では変えられないと気づくことになるんです。
飛行機でサービスをしていて、料理が悪いと言われても、私の力では日本航空の料理は変えられない。私の力で料金が高いというのを安くできないんです。これを納得していただく為には、接客力を磨いてお客様に納得していただくしかない。より一層おいしく食べていただく為には何と声をかけたらいいのか、どうやってお盆をお出しすればいいのか、どうやってお酒をおつぎすればより一層おいしく見えるのか、どうやって会話を楽しんでいただけるのかなどと工夫することが身に着くようになったのです。
その後客室乗務員を辞め、ホテルに入社したのですが、そのホテルではパートタイマーから抜擢、抜擢、抜擢していただいて、入社して1年半で社長室を立ち上げて社長室長にまでなれました。
ある日、社長に呼び出されて、「ここに12 万分のビール券があるから、その12 万円でクラブラウンジを立て直してくれ」と言われました。その12 万円を換金して、まず最初にしたことは、コースターにこだわったんです。コースターならこの予算で高級なものに変えられる。グラスは変えずに、どういうふうに指先を揃えて出したら、「いいコースターだね」と見ていただけるか、そこにどういうふうにグラスを置いたらその1杯の水がおいしそうに見えるか、どのタイミングでお水を足しにいったらいいか・・・ということを徹底して自分で工夫したんです。コーヒー1 杯800 円、お代わりのコーヒーも1杯800 円もするのに、気がついてみると、お客様方が長居されるようになってくれたんですね。「お代わり代とるの?」と言われないような素晴しいサービスをしていきましたら、クレームが1件もでなくなり、お客様が別のお客様を紹介して下さって、たくさんのお客様がいらっしゃるようになりました。
クラブラウンジに遊びにきてくださっていたお客様方(政治家さんや上場企業の社長さん)が、コーヒーを飲みながら、「国民がなかなかわかってくれないんだよ」「最近売れ行きがまったく上がらないし社員の雰囲気がよくないんだよ!」とか愚痴を言われることがあると、そのお客様に対して、「その態度が悪いからよくならないんです。皆さんの態度が悪いから皆がわかってくれないんであって、社員が悪いんじゃなく、国民が悪いわけではないんです。貴方の印象が悪いんです」とホテルマンでありながらズバズバ文句を言っていたんです。そうしたら、皆さん、最初はすごくお怒りになっていたのですが、「じゃぁどうしたらいいんだー」と言葉が出るようになって、「そんなときはこうすればいいんです、昨日TV でされた演説をさあ今やってみてください」「株主総会でやった演説を今やってみてください」と言ってしてもらって、私は物まねがすごく得意なので、その方々の演説の物まねをそのまま見せてやるんです。周りの方々が「似ている!」と大絶賛するくらいに。
私が物まねをしたことによって、自分の印象がどういうふうに映っているのかをわかっていただいて、少しずつ「こういうふうにしてはどうですか?」とか提案しながらトレーニングさせていただきましたら、びっくりするくらいに本当に印象が良くなられたんです。
お客様方から「すごく良かったよ、評判がよくなってびっくりしたよ」「従業員が言うことを聞いたんだよ」「演説を見て国民からホームページにファンです!ときたんだよ、初めてだよこういうことは・・・」というふうになって、メディアトレーニングをしていくようになったことがインプレッショントレーニング®の仕事のきっかけとなったのです。
内海:その仕事のきっかけとなられたのは何年ころですか?
重田:エムスノーに入社した年ですね。平成19 年7月頃ですね。
4年前はインプレッショントレーニング®という名前もありませんでした。
以前、インプレスというスクール(専門学校)で講師をやっていたことがあって、どうしても成績が伸びない子、学歴がない子達を、印象で合格させようと言う就職面接対策講座だったのですが、一週間9 名の生徒をお預かりして8 名合格させることができました。なぜ8 名も合格できたかというと、徹底して「失礼します」「おはようございます」の挨拶や、座り方、歩き方、自己PR などを教育して、合格するシステムを作ったんです。インプレッションがあれば人生が成功するというしくみです。
そのしくみを大人バージョンで、私がホテルで滅多切りにしていたあのトークをさらに開発して、そこに※石神のテクノロジーを入れて多くの方に受けていただけるようにしたんです。(※石神=エムスノージャパン会長 石神誠久氏)
でもアールマーク(商法登録)までとれたにもかかわらず誰にもわかってもらえなくて、半年くらい石神と二人で、「どうしたらこれが人気がでるようになるんだろう」と一生懸命考えていました。
「そうだ、本を書こう!本にしたらいいんじゃない!」「本が売れたらいいんじゃない!」ってことになったんです。私の友達がちょうど本をだすって言っていたので、「私も本をだしたいんだけど・・・」「じゃあ重田さん 僕と一緒に出しませんか?半分貴方にページあげますよ」「そりゃいい、簡単簡単 じゃあ私半分書きますね!」って言ったら、横で聞いていた石神の怒りがふつふつと・・・。
「今までブランディングしてきたのが何にもならないよ。」と言って、突然日本橋の有名本家の店長さんに「本を出したいというとっても面白い人がいるので会っていただけますか?」と電話したんです。
店長さんに会っていただいて、「本を出したいんですが・・・」と言ったらその店長さんが、「本をだすのは本屋じゃないから、僕に言ってもらっても困るんだけど・・・でもちょうど今日ダイヤモンド社でパーティがあるから、貴方、面白いから話しておいてあげるよ。面接してもらったら?」と言ってくださったんです。
石神:たまたま招待券をお持ちで。
重田:胸ポケットから招待券をだされて、「これも運命だね、今日行くから、重田さん、言ってあげるよ。
編集長や営業の方が興味をもってくれれば会ってくれるから。僕のトークにかかっているね。」「よろしくお願いします」って言って・・・
その店長さんのお陰でダイヤモンド社さんとお会いできることになったんです。それから1年がかりで「人は0.5 秒で選ばれる!」という本を出したんです。
内海:いい出会いですね。
石神:一つの出会いがつながり、1冊目、2冊目、3冊目もダイヤモンド社さんで本をだすことができたんです。
内海:本が出る前と出た後では違いがありましたか?
重田:これまではどこに行ってもインスピレーショントレーニングだと思って怪しまれていたのですが、この「人は0.5 秒で選ばれる!」という1冊の本が全てを変え、テレビや取材も全てがこの本から始まりました。
(後編に続く)
重田みゆき様プロフィール
株式会社エムスノージャパン 代表取締役社長 インプレッショントレーナー®/印象評論家
日本初「インプレッショントレーナー®」として活躍し、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」印象評論家として出演中。NHK など多数メディアにて、独自考案したインプレッショントレーニング®が人気を博す。
接客・営業における研修のみならず、政治家や企業役員の方々へのメディアトレーニングも行い、現在は大学でも、非常勤講師としてホスピタリティ・マネジメントの教鞭をとる。国際線客室乗務員時代は「グッドパフォーマンス賞」を受賞。その後、都内有名老舗ホテルの社長室室長を務め、マネジメントを行ったVIP ラウンジの売上を1 年足らずで100 倍にした。
著書に「人は0.5 秒で選ばれる!」「絶対合格!キャビンアテンダント」「一瞬の出会いでチャンスをつかんでいる人の顔グセの法則」(ともにダイヤモンド社)がある。
朝永のつぶやき
最後まで読んでいただきありがとうございます!ここからは編集担当が今回のトークを読んだ感想をまとめたプチコーナーです♪
今回はインプレッショントレーナー®︎ 重田みゆき様との対談前編をお送りいたしました(^-^)
トークを読む前から、テレビに出演されている姿を拝見したことがあったのでヒューマングループで過去に研修をされていたということにとっても驚きました!
重田みゆき様というと、とっても素敵な笑顔というイメージがあるのですが今回の対談でその笑顔の秘密は今までされてきた様々な努力の結果だということを実感しました。
やっぱり努力をしている人、一生懸命な人というのは輝いて見えるんですね♪
マスク生活が長くなり、なかなかお互いの表情が見えない状況ですがそんな時こそ重田様のような明るい笑顔でいたい!と思いました(*^o^*)
それでは今回はこの辺で!また次回お会いしましょう。
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