人生に終着駅はない
お盆も終わろうとしていますが、
いろいろと考え直すにも、いろいろありすぎて、
いろいろなものがオーバーヒートしそうですね。
クールダウンになるかどうかわかりませんが、
また、映画です。今度は邦画です。
今まで数々の映画を見過ぎたせいでしょうか、
自粛期間中やお休み期間も、却って観てません。
新作を観ようと思うのですが、あまり食指が動くものがありません。
かと言って、旧作を再び三度(みたび)観ようとする、
気力も失せ、
体力もありません。
しかし、
まだまだ、
観ていないものがあるものです。
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
に続く、富山地方鉄道運転士のドラマを描く、地方鉄道を焦点にしたRAILWAYSシリーズ第2弾。
ですが、一作目もよかったのですが、これは観ていませんでした。
10年前ぐらいの作品ですが・・・
「いちばん近くにいるのに、一番わからないあなた。」
「人生は鉄道に乗った長い旅 。」
定年退職を1か月後に控えた電車の運転士・滝島徹は、妻・佐和子から結婚を機に辞めていた看護師の再就職を宣言される。突然のことに二人は口論となり、受け入れられなかった佐和子は家を飛び出してしまう。本当の気持ちが伝えられず、すれ違う二人の想い・・・。
雄大な北アルプスの立山連峰を望む富山地方鉄道を舞台に夫婦の愛と絆を描く
この春、
富山に久しぶりに旅しよう思ってましたが、
コロナ過で断念しました。
2006年の暮れぐらいから、2007年の冬が終わる頃に行った記憶があります。
とあるSNSの日記に残っていました。(SNSのはしりぐらいですね。)
映画の感想は、
こんなにも、元西武鉄道の5000系レッドアロー号と富山の立山連峰をバックにした風景が合っているとは思いもしませんでした。
私は関西出身ですので、西武鉄道に馴染みがないのですが、
あのレッドアロー号が、富山の地で第二の人生を送っていたのは知っていましたが、また富山地方鉄道で実際に乗ったことがあるので、感慨深いです。
映画の内容と相まって。
惚れ直しました。
いい映画でした。
富山のその地方鉄道、路面電車、古い街並み、新しいライトレール。
新旧混ざり合った、人間模様も混ざり合った内容でした。
例え、夫婦であれ、親と子であれ、男であれ女であれ、
それぞれの人生を送っているのだなと。
そして、
人生に終着駅はなく、
そこはまた、
始発駅でもあるのだと思い直しました。