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濃密な日

〜23歳の2月3日〜

  13:00


 この日は13:00にゆりこさんとジム兼ラウンジでコーヒーを飲む約束。ゆりこさんは、僕が肉体改造やらファッションを変えてくきっかけをくれた人だ。昼過ぎのラウンジは盛況していた。自分改造のレクチャーも2個ほど開催していて、その横を通りながら、カフェブースへ。

 途中、初回レクチャーの開始を待つテーブルがあり、その横を通り過ぎたときである。そこに座っていた女性と目が合った。

 背丈は160ちょっと、ゆるふわカールが特徴的なお嬢様ってかんじ。可愛い。すかさず話しかけ、自己紹介、みなみちゃん(仮)というらしい。明るくてノリのいい子だ。みなみちゃんのレクチャーが始まるので、こちらは退散。


 奥ではゆりこさん、その他大勢が既に雑談。ブース内にいた沖縄出身21歳の男の子が話題の中心に。終始彼への沖縄いじりで終わった気がする。いや、そこまでいじることもないだろって個人的には思っていたが、ラウンジの年齢層は若いからしょうがないのかもしれない。知らんけど。

  16:00


 ゆりこさんは突如ラウンジのレクチャーを受けると言い出す天真爛漫ぶり。しぶしぶ一人で帰ろうと思ったら、先程のみなみちゃんがちょうど帰宅するところだったので、声をかけて一緒にラウンジを出る。みなみちゃんが同い年ということが判明、お互い少しテンションがあがる。話しながら、少し時間があるとのことで、近くのカフェへ。雑談を1時間ほどして、連絡先交換。餃子が好きとのことで、浅草の餃子を食べる約束を取り付けて、その後解散。

  18:00


 渋谷へ。ほんのちょっと前に、ちょうどまりこさん(12/10の記録参照)から連絡が入ったので18:00に渋谷で会うことに。次の約束まで会って時間を潰す。

  20:00

 マッチングアプリで知り合った女性とホテル内のカフェで待ち合わせ。この女性が、かなり嫌味な女。20分でお互い険悪ムードに。とにかく性格が悪い。相槌も「あ?」。育ちの程度が知れる。ずっとチヤホヤされてきたのだろう。テーブルにお金を置いてすぐカフェを出た。

 ああいう女性とは二度とかかわりたくない。

  21:00

 渋谷ツタヤの前でスマホをいじる女性を見つける。みなみちゃんとは違い、黒髪ロングだが少し焼けた遊び人って感じ。背丈も170ギリないくらいで高い。スッと横に入り、声をかける。きっかけは


僕「すんません、道聞いていいっすか?」


 女性、イヤホンをとるなり、


女「うっす!」


 初対面でうっす!は強い。古くから知ってる友達かと錯覚した。そんなことはないんだが。ただ、そのおかげで、自然と話せた。

僕「ここらへんでめちゃくちゃ面白いとこない?」

女「え?wジャンルは?w」

僕「なんでもいい。あ、ツタヤ以外でよろしくね」

女「ツタヤ面白いじゃん。じゃあ、音楽ならタワレコ?」

僕「音楽好きなの?そういえば今聞いてるのなに?」

女「聞いてみる?ほい、」


 女性からイヤホンを受け取る。イヤホンが独特の形状すぎてどうやって耳にはめるのかわからない。とりあえず耳もとに添える。なんだか耳の中で音楽がドンチャン騒ぎしてる。あえて聞こえたものを表現するならば、ヨーチキ、ヨーチキ、チキチキチキ…。


僕「てか今なにしてんの?」


女「人待ってるんだけど、連絡かえってこなくて。帰るにも時間が早いし。」


僕「じゃあ、時間潰そうぜ?」


女「それなら、これからクラブいこうと思ってたけど、来る??」


 ということで人生初のクラブ。場所は近くだったが、時間帯のせいか落ち着いた、どちらかというとミュージックバーのような雰囲気のいいところだった。クラブも色々なんだなぁ。人生初クラブは身構えるほどではなかった。

 彼女の仕事の話、性事情の話などを聞いた。ついでに同い年とも判明。みなみちゃんに続き、同い年2連チャン。途中彼女の待ち合わせ人から連絡が来たが、さすがに彼女もシカトした。どうやら待ち合わせの男性は既婚者で、彼女と不倫関係にあるらしい。これは、彼女のプチ反抗という。

 どさくさに紛れて連絡先交換をして、店を出る。ほんとはもう少し一緒にいても良かったが、翌日は早かったので、彼女にお礼を言ってしぶしぶ帰宅。帰らずにいたら何かあったのかも。つくづくグリップが弱い男である。

 それでも濃密な1日を楽しめた。


次回記事↓

みなみちゃんとさっそく食事に行きました

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