中学受験で気をつけたいこと
前回の記事では中学受験に感じる違和感を書いてみました。
偏差値史上主義に、違和感を持っている私です。
もちろん偏差値である程度のスクリーニングにはなるかと考えますが、それが全ての価値とするところに賛成できません。なぜなら、私自身が偏差値史上主義の時代を駆け上がってきた精鋭たちの集団の中で働いているからです。
私が考える気をつけたいことを記してきおきます。
子供を受験させるか考え始めたタイミングの方になにか届けばいいなと。
(どっぷり入ってしまってからは塾の生活に飲まれて頭が洗脳されてしまい、人の話を聞く余裕もないと思います。)
1.子供の特性は親が判断する
受験に向く向かないは早い段階でジャッジがつきます。塾入会のタイミングで上位層に入れないお子さんは、まず覚悟した方がいいと思います。
上位層に入れた場合でも精神的な面で耐えられない可能性はあります。
2.子供に合わせた受験をする
入会の段階では、親が導いて中学受験の世界へ入ることが多いですが、入塾は慎重にすること。
特に通常運転になるまでは子供の様子を見て、状況を察知することをお勧めする。悪い状況でずるずると続けてしまうと、勉強がきらいになってしまったり、なんだかぼんやりと塾に臨むのが当たり前になってしまい時間の損失が大きいです。
3.子供自身に受験する目的を意識してもらう
中学校を受験あるいは、受検する目的はなんだろうか?良い学校に入ることはゴールではないことを忘れずに、入った学校で何をするか?そこを考えておかないと、入った後で燃え尽き症候群になってしまいます。何事も目的を見失わずにいることが大切と思います。
上記3点は当たり前のようで、界隈にいると、そういうことが抜け落ちているのではないのだろうか?というご家庭も散見されます。
人生は自分でつくるものです。
私は自分でストーリーを作ってきました。そんな記事を以前書きました。
一般人のただの1人にしか過ぎない私ですが、日本の貴重な財産である子供たちが良い未来に迎えるようにというのが、私の願いです。