消えていく祖父母の記憶

人生は短い。本当に短い。
20歳が感覚的には人生の折り返し地点というのは有名な話だがそれを考えると思い出というのは更に短く儚いものだ。楽しかった思い出というのは基本的には記憶から消えていく。3年前にはまだ元気だった祖父母は今はもういない。
祖父はこの前死んで、祖母はボケた。
それに最期の約1年半は一度も会っていなかった。
祖父母との幼少期の思い出もあるだろうがあまり思い出せない。思い出の記憶がはっきりしているのは中学の頃から2年前くらいの最後にあったときぐらいだ。
その記憶も薄れつつあるから、ほんの僅かになってしまった。

思い出や記憶が消えていくのは
俺の脳に靄がかかっているからだろうか?それとも皆こんなものなんだろうか?

思い出って何なのだろうか?年月が経てば忘れていくし、思い出の記憶を忘れるとその人との繋がりさえもよく分からなくなってくる。

頭の中の靄が全てを邪魔してくる。記憶の中でさえも祖父母を生かしてはくれないらしい。

頭の中の靄の件はまた今度話そう


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