ダラダラする癖
やらないといけない時に限って、部屋の掃除をしたり、全然違うことをしてしまうことってありますよね。
僕も、それを常にやってしまうタイプで、やらないといけないことが有ればあるほど、スマホでYouTubeを見まくったり、どうでも良い事を調べまくったりしてしまう。
意外と、他の人とかもそうだったりするのかな、とも思う。
小学校の音楽の授業で習った、
「勇気一つを友にして」
という歌。
昔ギリシャのイカロスは
ロウで固めた鳥の羽
両手に持って
飛び立った
という歌詞があるけど、もしかしたらギリシャのイカロスも
「早く鳥の羽をロウで固めなあかんのに、どうでもいいポエム読んでもうてる。」
みたいになってたりしたんじゃないかな。
「今日、ほんとは鳥の羽集める日やったけど、なんか、ダラダラして夜なってもたな」
みたいな日もあったと思う。
友達に、
「そういえばイカロス、ロウで羽固めるやつ、どこまで進んでる?」
って聞かれたりして、
「うん、まあ、、ぼちぼち、、、っていうか、アンティヌス彼女できたらしいぞ」
みたいに話をはぐらかしたりもしてたはず。
さらに、
「どこまでできたか見せてや、お前んち行って良い?」
ってかなり興味持った友達に言われて
「今日、家に親戚来るから無理やわ〜」
って嘘ついたりとかした日もあるだろう。
そんな日々を過ごして、
「よし!今日こそはロウで羽固めるぞ!」
と、ようやく決意したけど、しょっぱなに溶けたロウで火傷して、
「今日は、やるなって言われてるんやろな」
と、自分に都合良いように解釈して、遊びに行ってしまったり
「腹が減っては戦ができぬってな!」
とか言って、鳥の羽をロウで固める前に、ギリシャ定食をガッツリ食べて、お腹いっぱいになったら眠くなっちゃったり。
そんな事を経ての、
『ロウで固めた鳥の羽
両手に持って飛び立った』
だったりするんじゃないかと。
だから、ロウで固めた鳥の羽で、飛び立つ前の製作段階の歌詞があったら良いのにと思う。
昔ギリシャのイカロスは
やらなきゃいけないと
わかりつつ
必要以上、寝たりして
昔の日記を読んだりして
なんとなく1日を終わらせる
例えばこんなリアルな歌詞が一番の前にあったら、さらに身近に感じて、感情移入できると思う。
まあ、今のままでも、
『勇気一つを友にして』は、それでも名曲ですけどね。