ソロおばin Belgium②〜ブリュッセルの朝
アラ還おばちゃんが海外旅行20年のブランクを経て、2024年3月に単身ヨーロッパ(主にベルギー)に行ってきた話です。
ほぼ備忘録で、お洒落な写真はありませんが、よろしければお付き合いください。
初めての朝
3月13日 ベルギー2日目、ベルギーで迎える初めての朝。7時前には目が覚めた。
昨夜干した洗濯物はほぼ乾いている。
酔いつぶれから復活しての洗濯、我ながら働き者だ。
何気なくテレビのスイッチを入れると、何だか見たことがあるようなアニメが目に入る・・ハイジだった。絵のタッチが違うが、ハイジもペーターもアルムおんじも、着ている服はそのまま。人気、あるのかな?
(テレビ画面の写真を撮ったが、権利の問題とかありそうだから不掲載)
自然派カフェEXKIで朝食
近くの自然派カフェEXKIに出かける。
ホテルレビューで朝食の評判は良かったのだが、普段から朝はそれほどたくさんは食べないし、スーパーで買い物するのも楽しみの一つだし、パン屋さんものぞいてみたいし、朝カフェも楽しみなので、朝食なしの宿泊プランにしている。
EXKIは、ベルギーで展開されている自然派カフェで国内あちこちに店舗があるらしい。たしかに、Antwerpでも見かけたし、帰国する際にシャルルドゴール空港でも見かけた。
サンドイッチやサラダ、スープの種類が豊富で悩むが、サンドイッチとペットボトル入りのフルーツミックスジュースにした。合計8.6€ 安くない、と感じるが、日本でも都会なら普通なのか?物価の安い田舎暮らしの私にはよくわからない。
支払いの際タッチ決済マークが見当たらず戸惑っていたら後ろに並んでいた若い女性が教えてくれた。親切にありがとう、おのぼりさんおばちゃんだから許してね。
野菜たっぷりのサンドイッチとジュースでビタミンチャージができたような気がする。
店を出てグランプラスを見に行った。朝はゴミ収集車や清掃車(?)が働いている。なんだか舞台裏を見たような気持ちになったが、それはそれでおもしろい。
いったんホテルにもどり歯磨きをして、午前の観光に出かけるとしよう。
荘厳
時刻はそろそろ10時。
まず、向かったのはサンミッシェル大聖堂。入口前の広場にはヒヤシンスの花がたくさん咲いていた。ただ・・ホームレスっぽい人がいる・・。
実は、前日ブリュッセル中央駅におりたってから、駅周辺で何人となくホームレスらしき人や、物乞いをする人を見て、衝撃を受けていた。
できるだけ距離をとるようにしよう。
階段を登って中に入ると息をのんだ。
まず目に入ったのは、柱に掲げられた聖人たちの像。そしてステンドグラス。パイプオルガン。いろいろな彫刻。聞こえてくるのは讃美歌(BGM)
感動に浸りながら奥までぐるりと見学させていただく。美しい、という言葉だけでは表現できない、厳かさだった。
近くで見学していた男性がひざまずいて軽く頭をさげた姿を見て、敬虔という言葉が頭に浮かんだ。
ベルギー王室の結婚式も行われる大聖堂、格式高く荘厳な雰囲気を存分に感じた。(入場無料)
大聖堂の正面だけでなく、まわりをぐるりと見て回ろうとしたが、意外にも人通りがなく、身の安全を優先してやめた。
次の場所をめざそう。
芸術の丘へ
サンミッシェル大聖堂からブリュッセル中央駅の前を通り過ぎて芸術の丘をめざす。
そろそろ観光客も増え始めた。信号待ちをしていたら、日本人らしき若い女性二人連れが見えた。誰かが言っていたが、服装や髪型でなんとなく中国人、韓国人、日本人を見分けられるらしい。ウールっぽいロングコートで前髪ありのストレートヘア、たぶん日本人だ。
横断歩道を渡っていたら二人の会話が耳に入ってきた。やっぱりそうだった。福岡を出発してから初めて聞く日本語が懐かしい。
芸術の丘では、遠くに見える市庁舎の塔を入れて記念撮影をする人たちがたくさんいた。
一人旅で困るのがこんな時。日本国内なら知らない人にスマホを渡して「撮ってください」と言うが、ここでそれは危ない。
いいタイミングで先ほどの日本人女性たちが撮影を始めたのでお願いした。
ありがとう、その後もいい旅ができたかな。
撮ってもらった写真を日本で応援してくれている友達にLINEで送ったところ、ご主人とLINEを見てくれたらしく、返信が😃
お花見inBrussels
午後はAntwerpに向かう予定なので、王立広場で引き返すことにした。
芸術の丘を下ると、アルバート1世と妻エリザベスの像が向かい合っていた。
そこで、見つけたのがほぼ満開の桜。え?我が家の庭の桜、出発の日はまだ全然咲いていなかったけど・・本当に桜?と幹や花を見るが、やはり桜だ!あいにくの曇り空で白にしか見えないが、桜。まさか、今年のお花見のスタートがブリュッセルになろうとは驚き‼️
覚えていてくれた
ホテルに一旦戻ってからアントワープに向かうのだか、その前に寄る場所があった。
昨夜食事とビールを楽しんだグランプラスのレストランに、忘れ物をしたようなので聞いてみようと思う。テラス席の準備をしていたおじさんが気づいて、「Hi❗️」とまた笑顔を見せてくれた。Google翻訳で要件をフランス語にして見せたら、いやぁ〜、なかったよ、と残念そうな顔をしてくれたのも嬉しく、お礼を言ってグランプラスを離れた。(結局、部屋に落としていた。おじさん、お手数をおかけしました。)
この後ホテルの部屋でかんたんにお昼を食べてアントワープに向かう。
ホテルにちょこちょこと戻ることが、「我が家」に帰っている感覚になっている♬
午前の部だけで長くなったので、アントワープについては次回。
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