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太極拳☆地域活動に参加

~太極拳の良さを伝え、仲間を増やそう~


昨日、太極拳同好会の講師(先輩)と共に、
“介護予防”というテーマで、住民向け講座を行った。
地域包括支援センターからの依頼で、
こういう活動に参加するのは、初めてである。

私は、太極拳の良さを多くの人に伝え、
仲間を増やしたいという気持ちで参加した。

駅から近く、閑静な住宅街だけど、
周辺は坂道が多く、歩くのも大変そうな場所だった。
この地区での講座やイベントは、
なかなか集まりにくいと聞いていたけど、
土曜日ということもあり、
当日は、50~70代の女性が数名参加した。

太極拳のイメージを聞くと、
「ゆっくりとした動きで、体に良さそう。」
「中国の公園とかでよくやっている。」
など、健康によい、体操と思っている人が多かった。

太極拳は武術でもあり、多くの流派があることや、
演武では、扇や剣を使うこともあると説明した。
実際に、扇をバシッバシッと開閉し、
剣をビュンビュンと振って見せると、
カンフー映画みたいだと、話が弾んだ。

準備体操した後、
站樁功(たんとうこう)から始まった。
私は初めて体験した。
「立禅」と言われるらしく、興味深かった。

両手を胸前で丸く抱えるようにして、
静かに目を閉じて立つ。
呼吸はゆっくりと鼻から吸い、
倍ぐらいの時間をかけて、鼻から吐く。
1分ぐらいだったけど、
普段やっていないので、フラフラした。

その後、入門太極拳に進んだ。
最初に、足を肩幅に平行に開くのが難しい。
広すぎ、狭すぎ、足先が外に向くなど。

次に手の動き、足の動きが加わり、
だんだん複雑になり、皆、真剣である。
時々、ボキっと体が鳴る音がしたり、
ふーっとため息が漏れたり、
手足が逆になったり。

講師が、皆と向い合って動くと、
手足が反対になってしまう。
鏡面(手足が同じ)にするのは難しいと思った。
背を向けていると、前側が見えないけど、
手足が同じになるので、わかりやすい。

途中で呼吸法はあるかと質問があり、
太極拳は自然呼吸が基本と説明があった。
私は、呼吸を止めてしまうことがよくあるので、
気を付けようと思った。

あっという間に時間が過ぎた。
入門太極拳は、8つの動作があるけど、
時間の都合で、途中の動作を2つ抜いた。
最後は、音楽(8カウント入り)に合わせ、
皆でいっしょに、入門太極拳をやってみた。

終わった後、
「汗がじわっと出る」「気持ちがいい」
「足腰にくるね」「いい運動になった」
「楽しかった」「動作を覚えるのに、頭を使うね」
など、さまざまな感想を聞くことができた。

少しでも、太極拳に興味をもち、
始めてもらえるといいなあと。
また、こういう機会があれば、
仲間といっしょに参加したいと思った。







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