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金欠男が行くプラハ一人旅

今回は、チェコの首都であるプラハで、貧乏だけど旅好きな僕が、円安、物価高の中、3泊4日でコスパの良い旅行をしてきたのでご紹介。

チェコは、ヨーロッパ中東部の内陸に位置する国で、正式国名はチェコ共和国。 面積は日本の約5分の1、約7万8,866km2、人口は約1,055万人、首都はプラハです。

行ったとこMAP


旅のルール

今回、僕が円安、物価高のヨーロッパで旅をする為に、行った旅のルールは以下の3点です。

  • 公共交通機関は使わない、徒歩のみ

  • レストランは1日1食、その他は自炊

  • 経験、体験にはお金はいとわない

▪️徒歩のみ

プラハの街は、駅から中心部までは少し離れてますが中心街はぎゅっと、かたまっているので今回は歩きで全て回りました

MAX歩いた日

1日多い時で20km程(iPhoneのヘルスケアapp算出)歩いていました。
平均でおおよそ18km/日で、最終日にはさすがに疲れました。

▪️レストランは1日1食

チェコはまだマシですが、ヨーロッパは物価が非常に高く
日本食の方が美味しいものが多いので、食事への出費は抑えました。
ただ、現地の食事を堪能したいので、1日1食だけレストランへ
その他は、スーパーで買った食材を宿のキッチンで調理して食べてました。

自炊飯

金欠旅をするなら、弁当水筒は必須です笑
ヨーロッパは、基本的に水道水が飲めるので水は買う必要がありません。

▪️経験、体験にはお金はいとわない

全てに対して、お金を払うのを躊躇していては旅行の意味がありません。
節約したお金で、経験、体験に投資するのが今回の目的です。
なので、歴史的建造物の入館料、コンサートなど海外でしか
経験できない事にはお金は厭いません。


チェコの通貨

チェコの通貨はチェコ・コルナで
1チェコ・コルナ ≒ 6.8円 (2024年5月15日時点)
旅行中は現地表示価格✖️して計算していました。

プラハ内のほとんどのお店が、クレジットカード決済対応可能です。
お土産店などの現金のみの場合は、ユーロでも払えたので
今回は現金はEXCHANGEせず、カードと手持ちのユーロで賄えました。

公共トイレに行かれる際は、現金で1€程度かかるので少額の現金は持っていた方がいいかと思います。


お手頃で快適なホステル

3泊4日で滞在したのは、もちろんホステル!

部屋の外観
共用部

8人1部屋で二段ベッドが4つ置いてあり、
トイレ、シャワー、キッチンは共用。
合計のお値段は、52 € ≒ 8,700円 (1€=168円計算)
一泊あたり 約2,900円

個人的には、共用部も綺麗く市街地からのロケーションも良く満足いくホステルでした。

僕が泊まったホテルは、アジア人はあまり見かけることなく、
カナダ、フランス、イギリス、アメリカ人と同部屋でした。

ヨーロッパで格安ホステルを見つける場合は、
上記のホステルワールドがオススメ!
Booking.comなどでは載ってない、ローカルのホステル情報が満載。


歩いてるだけで楽しめるプラハ市街

▪️プラハ城

聖ヴィート大聖堂外観1
聖ヴィート大聖堂外観2

この建物は見応えがありました。
細部まで作り込まれていて、とても綺麗でした。

ギネスブックによると、このプラハ城は世界最大、最古の城として認定されています。 9世紀に建築が始まり、現在の形になったのは、14世紀。

チケット値段

入場料は、450コルナ(約3000円)でした。
高いなと思い後々調べてみると、、、
2024年3月1日から大幅に値上げされたらしく
以前は250コルナ(約1700円)だったらしいです。

プラハ城内MAP

城内はとても広く、ガーデンも見るとなると半日はかかります。
この一枚のチケットで4ヶ所入れる所があり、全て回ってきました。
まずは、メインの聖ヴィート大聖堂

聖ヴィート大聖堂内部1
聖ヴィート大聖堂2
聖ヴィート大聖堂3

色彩豊かなステンドグラスが、壁に張り巡れており
陽が照っているところは、色がついた影が差し込んでいました。

入場開始時間に行ったのですが、出てくると長い入場の列が!!
早く来てよかったと思い、人で溢れる前にさっさと回ることに。

旧王宮

旧王宮内部
王冠

旧王宮は、特に見応えがなかったのでサクッと次へ。

黄金の小道

当時の防具

モンスターハンター2ndGのゴールドルナを彷彿させますね。

当時の拷問器具

様々な拷問器具や武器、防具があり見応えがありました。

城内から見た街の景色

プラハに行くなら、ぜひ入場料払ってでも中に入ることをオススメします。

▪️旧市街広場

プラハの天文時計と教会

天文時計の前には写真を撮る観光客で賑わっており、00分になると鐘と同時に、小窓から人形が顔を出すカラクリも楽しめました。

広場の夜

夜にはライトアップされ、ディズニーに出てくるお城の様な雰囲気を楽しめました。

広場

プラハは何でもない建物がカラフルで、通りを歩いているだけで
楽しい気分になりました。

▪️その他

◆カレル橋

カレル橋一望

1841年までプラハ旧市街とその周囲をつなぐ唯一の橋であった。

wikipedia
橋から見るプラハ城

橋からの眺めは綺麗でしたが、川に何か泳いでるなと目を凝らしてみるとヌートリアが優雅に泳いでいました笑

◆ダンシング・ハウス

ダンシングハウス外観

曲線的なデザインが特徴の現代的なオフィスビル
中心地から少し歩きます。

最上階にあるレストランで食事をするか、入場料を払うと最上階から街を一望できますが、外観だけ鑑賞しました。

道中の風景

個人的には、近代的な建物より、色とりどりで美しい昔の建物の方が良かったです。

◆シグナゴーグ

シグナゴーグ外観
シグナゴーグ内装

シグナゴーグと呼ばれる、ユダヤ教の会堂
キリスト教の教会とは違ったスタイルで外装、内装共に美しかったです。
入場料は、150コルナ(約1,000円)でした。

◆軍事博物館

軍事博物館 入口
展示品1
展示品2

メイン所から少し離れていますが、この軍事博物館は入場料無料で戦時中使われていた様々な武器や防具、実際の映像を見ることができ満足でした。


2000円台で観れる本場のコンサート

▪️ルドルフィヌム

ぶらぶら散歩していた時に見つけた、ルドルフィヌム。

立派な建物だなと思い、音楽聴いて見たいなとふとHPで検索してみると、安い席で315コルナ(約2100円)!!
思っていたよりかなり安い
調べてみるとヨーロッパは、コンサートのチケットが比較的安いらしい!

ルドルフィヌム入場

当日でしたがいくつか空きがあったので、ネットで購入して行きました。
ほとんどの来場者の方は、ドレスアップしていましたが僕は、当然持っていなかったのでパーカーに黒のチノパン、スニーカーで行きました。

服装に関しては、特に指定や入り口で止められることもなかったので大丈夫でしたが、行かれる際は、フォーマルな格好でなくともシンプルな服装で行くのが望ましいかと思われます。

開演前は、中に軽食取れる場所がありワイン片手に、皆さん談笑していました。

いざ開演

座席は2階席,ランクの低い席だったので、柱と被って6割くらいしかステージが見えませんでした。いざ、始まると周りの方が観やすい空席の方へ、ぞろぞろと移動したのでそれに乗じて僕も移動、最終的には上記の画角で観れました。6割→8割見える様に!ラッキーでした!

休憩中

今回ちゃんとした、オーケストラを聴くのが初めての体験でしたが、楽しめました。もちろん知っている曲など一つもなかったですが、雰囲気と音だけで十分楽しめると思います。

オーケストラ団員の数に驚きました。コーラスも含めると、50人程度居たんじゃないでしょうか、これらのプロの方が発する音を生で聴ける貴重な経験になりました。

〜注意〜
1時間ちょっとで大きな拍手と共に、皆さん履けていきますが、
休憩が20分程度アナウンス無しで入りますので、帰らないように
僕は、終わったのかなと思い、外に出てパラパラ観光客らしき人が帰っていってましたがまだ続くのかなと思いスタッフに来たところ、第二部がまだあるとのこと。どおりで大半の人がまだ中で、ワイン片手に談笑してるわけだ

▪️国民劇場

最終日、歩き疲れたので休憩がてら、観たことなかったオペラ鑑賞へ。

国民劇場

こちらも、安い席で250コルナ(約1700円)とお手頃価格でした。

豪華な内装

いざ中へ入ってみると、とても豪華な作りになってました。
最上階の席だったので、階段で上まで登るのが結構大変でした笑。

オペラは今まで観たことがなく、何となくオペラ歌手がオーケストラに合わせて歌ってるイメージでした。しかし、始まってみるとストーリーがある演劇でセリフが全て歌で表現されているものでした。

▪️オペラって何?
オペラとは、登場人物の台詞をすべて「歌うこと」で表現してストーリーが進行する、「ドラマと音楽が融合した総合芸術」です。
音楽だけでなく、ドラマ、舞台芸術、衣裳、照明など、ありとあらゆる芸術の要素が集結した総合舞台芸術です。

新国立劇場HP

歌はチェコ語で歌われており、ステージ上部のモニターに英語訳が表示されてましたが、最上階からだと遠すぎて見えなかったので内容はイマイチ理解できませんでした。
ただ、雰囲気やオペラ歌手によるビブラートの効いた歌声は楽しめました。

個人的には、ルドルフィヌムの方が満足でした笑


ビールが安くて、グヤーシュが美味いレストラン

Google Mapで見つけたFerdinandaというお店へ

チェコビール

一杯、500mLで48コルナ(約350円) 安い!
味は苦味が抑えられており、普段ビールを飲まない僕でも飲みやすかったです。

グヤーシュ

チェコ料理の代表格グヤーシュを注文。
値段は、245コルナ(約1700円)

注文時、BreadかDumpling選べたのでBreadでと言うと店員にDumplingの方をオススメされたので、Dumplingを注文。Dumplingと言うと餃子のイメージでしたが、パンに似ており食感は少しモチモチしてました。
ビーフがほろほろでコクのあるスープが非常に美味しかったです。

ビール飲んで、ご飯食べて約2000円だったので大満足!
ちなみに、他のレストランでもグヤーシュ食べましたがココ↑が一番美味しかったので、オススメです!


3泊4日で掛かった費用は?

3泊4日で掛かった費用は、約27,000円でした。

*航空券など渡航費は含めていません。

ヨーロッパ旅行にしては、安く抑えれたかなと思います。
また、いろいろ観て回れたので大満足の結果となりました。


以上、長々と書きましたが今回のプラハ旅行を通して、ヨーロッパ旅行と聞くとフランスやイギリスなど西欧の国がイメージとして強かったですが、東欧の魅力を実感した旅となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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