ネイティブネガティブだからこそ
私はネガティブ。
その中でもネガティブ中のネガティブ
ネイティブネガティブである
起きたものことは全て悪い方へ結果づけ
まだ起きない不安に対する妄想に
生きてきた中の多くの時間をつかってきた。
それはもう私の特性であり特徴であり
言うなれば特技とするところ。
履歴書の【特技・趣味】欄の1番上に書きたいところだし
なんならそれだけを書いておいてそれが私の全てと言いたい。
私を表すのに1番手っ取り早い言葉、それがネガティブ。
そんな私の特性を理解しているからこそ
ネイティブネガティブな私のために日々
気をつけて実践していることがある。
それは
できるだけ物事の白黒をはっきりさせて
(物事は白と黒だけではないという意見は今はいらない)
もう自分の中で結果が決まりきっているのなら
どんな些細なことであれ
事実上それを終わらすということ。
例えば
行きたくない約束は持ち越さずすぐ断るとか
あとでもいい電話もすぐかけて終わらすとか
そういうとても小さいことだ。
小さな迷いを持ち続ける時間をできるだけ減らす
ということ。
私は本当にネイティブネガティブであり
この頭の中の構造を
ポシティブ人間に見てもらったらきっと
驚愕するのだと思うのだけれど
私の頭の中身はきっとそのほとんどが
過去の後悔と反省と
未来の不安と妄想でできている。
そのため
新しい知識や継続した経験はあまり入っていない。
入っていないのか抜けているのか
入っていないことにしてまた不安を増幅させているのか
そんなことは今はどうでもいいのだけれど
そうなんだなって気づいたその日から
そうしてあげている。
小さな迷いを持ち続ける時間をできるだけ減らしてあげる。
でないとまたその小さな迷いが
膨大な不安と妄想を呼んでしまうのだ。
それをわかっていることはとても大切。
わかっていながらにしてのネガティブ。
そうやって私は生きている。
この世の中には
少なくともこの日本には
私みたいなネイティブネガティブがたくさん存在しているはずだ。
ネイティブネガティブなみんなに聞きたい。
あなたは自分のことが好きでしょうか?
かくいう私はどうだろうかと胸に手を当てる。
私は自分が
好きな時と嫌いな時があります。
でも
そんなのって当たり前だ。
誰だって自分を好きな時と嫌いな時がある。
今この現実が
憎い時と憎くない時がある。
それも当たり前だ。
ただそれを
ネイティブネガティブは
当たり前😭→シュン⤵️
と記憶して
ネイティブポシティブは
当たり前!→アゲ⤴️
と記憶する。
という、毎瞬毎瞬の単純な積み重ねだと
私は思うのです。
昨今の「自分好き」ブームや
「ポシティブが良い」というブームが逆に
ネイティブネガティブを苦しめている。
ネガティブもポシティブもただの名称だ。
そんなことで元々ネガティブな自分の首を
さらにしめる必要はない。
普通にただ真っ直ぐに
お腹空きますけど何か?
うんこしたいですけど何か?
異性と(または同性と)イチャイチャしたいですけど何か?
と同じトーンで
ネイティブネガティブですけど何か?と
思ったらいい。
ただそれだけ。
ただそだけというごく普通のことに
とびきりの罪悪感を覚えてしまう。
それこそが
愛すべきネイティブネガティブの特技なのだ。