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老眼が進んだ3年後の自分を直視しましょう!

眼科医として日々診療していて痛感することがあります。患者さんが老眼で不便を感じ始めても、自分の老眼を受け入れて、実際に行動するまで何年もかかるんです。本当にその時間がもったいないと感じます。

私は今まで眼科専門医として12万人以上の患者さんを診察してきています。だから目の前の患者さんの年齢や検査データーを見れば、3年後にどれぐらい老眼が進んで、今よりさらにどんな不便が出るかわかるんです。「ほら、2人前に診察した老眼で困っていた患者さんは、あなたの3年後の姿ですよ」と言いたくなることもよくあります。

今の時点で「夕方になると、近くが見えにくい」とか「長い時間パソコンを見ていると疲れる」など老眼の症状が出始めていれば、3年後には確実に、その症状はひどくなっています。自覚する時点で今でも十分に老眼の症状のために、疲れやすくなっており仕事のパフォーマンスは落ちています。有効な老眼対策を取らなければ3年後には、がた落ちしてしまいます。
パソコンのモニターを見るのが辛くて、頻回に休む。入力ミスが増える。目を酷使することで脳まで疲労してしまい、ずっと疲労感が抜けない。
そんな状態では趣味も楽しむ意欲が失せてしまいます。趣味によっては見えにくいから楽しめなくて、やらなくなってしまうでしょう。

どうしようもなくて疲れ目用の目薬使ったり、サプリを飲んだり、眼のストレッチ体操をしたり目を温めてみたり。

でも、それは急場しのぎの対処法で、根本的な解決には全くなりません。

早く今使っている眼鏡に遠近両用などの累進レンズを入れるか、遠近両用コンタクトレンズを使うなどの老眼攻略をすべきなのです。そうすれば、3年後でも5年後でも、仕事がバリバリできて趣味も全力で楽しめます。

決断するまでの老眼を我慢した3年間がもったいなかった。3年後にそう思うことがないように、今すぐ老眼になった自分を受け入れ、老眼になってしまった中でも毎日必死に頑張っているあなたの目を助けてあげて下さい。








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