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4 今コンタクトをしている人の老眼攻略

今、コンタクトレンズを使っている人には老眼になると、悩ましい問題が生まれます。これはハードコンタクト、ソフトコンタクトどちらでも共通の問題です。

それはコンタクトレンズをしていても「近くが見えにくくなる」「近くを長く見ていると目がとても疲れる」という問題です。

そもそもコンタクトレンズを入れている目は、できるだけ4の「ちょっと遠視の目(正視)」の見え方になるように度数を合わせます。40歳まではそれが遠くも近くもよく見えて便利な見え方ですから。でも老眼世代に入った時に一番最初に近くが見えにくくなるのはこのタイプの目の人です。

1,2のタイプの眼鏡をかけている近視の人は老眼になった時には、かけていた眼鏡を外すことで近くをみることができます。しかしコンタクトレンズを入れている目ではそれができません。スマホを見るたびにコンタクトレンズを外すことはできませんので、遠近両用コンタクトレンズやモノビジョン法といった老眼対策が必要になります。

3の遠視の人は、老眼を考慮しないコンタクトレンズでは近くが見えにくい、そしてひどい眼精疲労が出ます。そのため同じように遠近両用コンタクトレンズやモノビジョン法といった老眼対策をする必要があります。

5のガチャ目の人も、4の「ちょっと遠視(正視)」に度数を合わせていれば同じ苦労を感じます。だから遠近両用コンタクトレンズやモノビジョン法といった方法をとった方が快適に遠くも近くも見えるようになります。

一般的に「視力」というと遠くの視力、見え方のことを言います。視力検査も多くの場合は遠くの視力しか計測しません。コンタクトレンズを購入する時の視力検査もそうです。そのため近くの見え方はあまり意識することはありませんが、老眼世代に入った大人が重視すべきなのは近くの見え方なのです。近くを快適に見るためにコンタクトレンズの度数を見直したり、遠近両用のコンタクトレンズに変えたりという老眼攻略をしていきましょう。

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