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好奇心を枯れさせないために
自分が老眼だと感じ、不便を感じる。そのことを眼科や眼鏡屋さんなどで相談して眼鏡やコンタクトなどを工夫して老眼を攻略し、人生を謳歌している。50代、60代そして70代になっても新しいことにチャレンジするような前向きな人は私の周りにはたくさんいます。何歳になっても前向きな人は素敵ですし尊敬できます。
そういった方々とお付き合いしていると、私が老眼専門医であることから、見え方の相談を受けることがあります。今までの経験と知識から、そのお困りごとなら、こうすればより便利になるのに❗️ということを感じることがあります。
では老眼で困った時にはどこに行くといいのでしょうか?眼鏡やコンタクトを見直すしたり、手術を受ければお困りごとが解決するのかどうか、どこで相談するといいのでしょうか?
一般の眼科の保険診療の短い検査、診療時間ではそういった細かいところまでは対応できないだろうと感じます。そもそも老眼に強い眼科でないと対応してもらえません。眼鏡屋さんだと眼鏡以外の選択肢はありません。
老眼を得意分野としている、うちの眼科クリニックでも保険診療では、日常生活、仕事で不便を感じないようにするための一般的な眼鏡、コンタクト合わせまでは対応できますが、老眼になっても趣味を楽しむための対応や見え方に対する細かいこだわりへの対応までは、あまりに個別かつ特殊なため時間がかかり過ぎて対応できませんでした。一般の保険診療の枠の中で1日で100人以上の患者さんを診察しつつ、その中で老眼のお困りを訴える患者さんにきめ細かく対応するのは、困難なためです。
老眼で困っている人を救いたい。その想いを持って、あやし眼科クリニックで2025年から老眼に対して個別対応をする自由診療を行います。
これまでこちらのnoteで老眼について一般的なことを書いて来ました。でも実際の老眼で困っている患者さんでも、眼の近視、乱視、遠視の状態によりひとりひとり、不便なポイントは違いますし、職業、趣味などでの見え方に対するこだわり、老眼になっての不便さは、異なってきます。そういったものに向き合うためには時間をかけた検査、診療が必要になり、自由診療が必要になるという訳なのです。