陰キャだって、恋しかるべき! ~15年後のstory~ 最終話
4 これからの未来
「菜央さーん!!こんにちはー!!」
「いらっしゃい。夏月ちゃん」
夏月ちゃんというのは隣に住む明理さんの娘さん。
私の息子の勇樹と同級生でなかなかお似合い。
「勇樹ー!美月の散歩に行くよー!!」
「うっせーな!!1人で行って来いよ!!」
「はぁ?今日は勇樹の当番でしょ!!」
「はいはい。勇樹も早く行ってらっしゃい」
「俺はこれから友達とサッカーに……」
「つべこべ言わず早く行く!!」
「ニャン!」
「母さん!助け…」
バタン
ドアが閉まり、外で夏月ちゃんと勇樹の争いが聞こえる。
ちなみに美月は白猫の名前ね。
2人で分担して飼っているみたい。
飼わせるのにはちょっとためらったけどね。
「ただいまー」
「おかえり。菜穂」
部活から帰ってきたのは中2の娘、菜穂。
ソフトテニス部で、テニスの腕は結構いい。
「お母さん、パソコンで何やってるの?」
「お母さんとお父さんの小学5年生の頃のお話を書いてたの」
「ふーん。私も読んでみたいなー」
「っえ!?は、恥ずかしいよ……」
「見せるの恥ずかしいならなんで書いてんのよ」
た、確かに……?
「ま、お母さんにその才能があるかどうかよねー」
「う、うるさいわねぇ」
いつしか娘にもからかわれるようになってしまった。
まぁそれほどの知識はある……はず?
「ちなみに題名はなんなの?」
「えっとね……”陰キャだって、恋しかるべき!”だよ」
「ふーんそんなに面白くなさそーだね」
「失礼ねー1回見てみなさいよ」
「まぁ時間があれば見てみるわ」
菜穂、反抗期なのかしらね……
じゃ、またどこかで会いましょう!!
みんなに会えるの楽しみにしてるよ!!
END
あとがき
皆さんお久しぶりです!
椿井です!
いよいよ完結してしまった……
初めての物語がぁぁぁーーーー!!!
スゥ↝
ストックないy(((
失礼いたしました(((
投稿頑張ります、ハイ
てことで書いてきまーすww
次回からは夏月目線で描いた物語を投稿していきたいと思います!
楽しみにしていてくださいね!!
椿井咲希夏