自然の洗礼を初めて受けた日

今回宮川から海に出るというプログラムをする予定でした。天気は怪しく、所々で雨が降るのを感じました。風や波はそこまで強いものではなかった気がしました。

前回の祓川とは違い、川幅も深さの波も大きくなった川でのカヤックをしました。川の流れも速く、一定の場所に留まるのが難いため体力が一斉スタートの前から削られていくのを感じました。また、未だに斜めの方向に進んでしまうので他の人のカヤックにぶつけたりと謝りながら僕の3回目のカヤック演習が始まりました。

宮川から中間地点までの距離は想像以上に遠く、まだかまだかと思いながら漕いでいました。生き物もそこまで発見することなくただ前に向かって漕ぐことを意識していたと思います。

中間地点に着くと、そこで軍手、ゴミ袋、トングを渡され、付近の清掃が始まりました。僕が清掃した場所は6平方メートルほどでしたが、それでも細かなプラスチックゴミが至る所に散乱しており、とても残念な気持ちになりました。こうしてみんなで集めたゴミをまとめてみると大量のゴミが大した範囲ではない中にあったのだと驚きました。自然環境リテラシーを学ぶという本プログラムの意義を体験することできたと思います。

次に向かうのは昼食を取る為の河川敷でした。そこにいく道中に初めてのカヤックで座礁を経験しました。僕は一人でスプレースカートを取り付ける自信がなかったので、降りずに手で無理やり進もうとし、大変苦労しました。座礁はもうしたくないなと切に願うようになりました。

そして、河川敷に上がり昼食の時間になりました。雨が少し降り、体力が奪われたのか周りを見ると体を震わせてる人が多くなっていました。幸い自分は特段寒いと感じこともなく問題なかったです。昼食は自前のパンと先輩に味噌ラーメンを作っていただき、それをほぼ一人でいただきました。先輩のラーメンが身に沁みました。

いざ海に出ようと時に、教授の判断で帰るメンバーと進むメンバーで分かれることになりました。僕の状態は健全で行けたかもしれなかったが、友達の容態が優れなかったので一緒に帰ることにしました。帰りのタクシーを待っている間は、進む組の出航の準備を手伝ったりなど出来ることを積極的にしました。少しは役に立てたかもです。そこからは無事帰宅することができました。

結果、今回は途中までしか参加できませんでしたが川岸の清掃活動を通して、NELcrewの一員に慣れたような気がします。まだ、basicだけど、。これからも続けて、もっとリテラシーについて学びつつ、自然環境を楽しめていけたらなと思います。


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