M-1 最終決戦進出しなかったけど好きなネタ 7選
M-1では毎年様々なネタが披露されます。どれもとても面白いものですが、審査員との兼ね合いや順番の妙などでなかなか良い結果に結びつかなかったネタもあります。今回は最終決戦、つまり上位3組に入らなかった物のとても面白いと思ったネタを紹介しようと思います。
M-1 2015 スーパーマラドーナ 「落ち武者」
一つ目は、スーパーマラドーナの「落ち武者」のネタです。このネタは2015年に3番目に登場し、5位となったネタです。この次の年に伏線回収漫才の代表作ともいえる「エレベーター」を披露し、3位に入りましたが、ばかばかしさはこの「落ち武者」のほうが高いような気がします。伏線回収のすごさがわかるとても面白いネタです。
M-1 2016 さらば青春の光 「漫画みたいな話」
二つ目は、さらば青春の光の「漫画みたいな話」のネタです。このネタは2016年の8番目に登場し、4位となったネタです。基本的にコントのイメージが強いさらば青春の光ですが、漫才もとても面白いです。この年にさらば青春の光はキングオブコントで2回戦敗退という驚きの出来事が起こりましたが、その後同じ年にM-1で決勝進出するのはさすがとしか言いようがないですよね。
M-1 2017 カミナリ 「世界で一番強い動物」
三つめは、カミナリの「世界で一番強い動物」のネタです。このネタは、2017年の2番目に登場し、9位となったネタです。この前年にカミナリは「川柳」というネタで、鮮烈なデビューを果たしました。どつき漫才と茨城なまりの漫才は非常に面白く大ブレイクを果たしました。このネタは9位という順位ながらも非常に面白いです。この当時のカミナリの集大成というネタだったのでぜひ見ることをお勧めします。
M-1 2020 オズワルド 「改名」
四つ目は、オズワルドの「改名」というネタです。このネタは2020年の7番目に登場し、5位となったネタです。つかみの一言だけで会場を一気に自分達のものにした、すごいネタです。この後の審査員のコメントも含めてとても面白かったです。
M-1 2021 真空ジェシカ 「一日市長」
五つ目は、真空ジェシカの「一日市長」というネタです。このネタは2021年の5番目に登場し6位となったネタです。この時の真空ジェシカは当時コアなお笑いファンからは熱烈な人気を得ていたものの賞レースでは結果を残せていない時期でしたが、センスたっぷりのネタで若者を中心にとても良い反響を果たしました。
M-1 2021 モグライダー 「さそり座の女」
六つ目は、モグライダーの「さそり座の女」というネタです。このネタは2021年のトップバッターに登場し8位となったネタです。この当時モグライダーのことを知っている人がほとんどいない超絶アウェーな状況だったもののともしげさんのキャラクターと芝さんのツッコミがすぐに受け入れられ当時のトップバッター最高得点を取りました。
M-1 2022 男性ブランコ 「音符運び」
七つ目は、男性ブランコの「音符運び」というネタです。このネタは2022年に4位となったネタです。ボケ数こそ少ないものの二人の圧倒的なマイム力で非常に面白いものとなりました。キャッチコピーの危ない地味男というものもカッコよかったです。
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