2022年度和歌山県公立高校入試{社会}
今回は2022年度和歌山県の公立高校入試を解いてみました。
大門構成は
1,世界の地理 6問 16点
2,日本の地理 6問 17点
3,近世までの歴史 9問 22点
4,近代からの歴史 5問 12点
5,政治 6問 16点
6,経済・国際 6問 17点 でした。
それでは、気になった問題についてコメントしてみようと思います。
1⃣5の問題
東経100度上の気候区分を答える問題でした。乾燥帯は砂漠をイメージしてしまいがちなために低緯度にあると考えがちですが、東経100度上にはステップ気候のモンゴルがあるため、高緯度にもかかわらず乾燥帯の場合があります。
2⃣3の問題
北海道の農業に関する問題です。北海道の農業は土地によって全く違うので注意が必要です。どこで畑作、稲作、酪農がおこなわれているのかを理由も含めて理解する必要があります。
3⃣8の問題
江戸時代にヨーロッパのほとんどの国と貿易することが禁止されましたが、オランダのみ貿易が許可された理由を答える問題でした。ほかのヨーロッパの国が貿易を禁止された理由を考えれば自然と答えがわかると思います。
6⃣2の問題
SDGsという単語そのものを答える問題でした。最近様々な媒体でこの単語が出てくるので、情報に普段からふれていれば答えることのできるものだったと思います。
まとめ
記号で答える問題 18問 43点
用語で答える問題 13問 36点
記述問題 7問 21点 でした。
解いてみて用語問題が多いなと思っていましたが、いまいちそんなことはなかったですね。