【大谷翔平選手を応援に行く前に】知っておきたいドジャーススタジアム観戦ガイド
ロサンゼルス・ドジャースに移籍が決まった大谷翔平選手
契約金がスポーツ史上最高額の7億ドルだったことに日本中が驚き
入団会見も世界中のファンが見守りました。
愛犬の愛称『デコピン』はとても微笑ましかったですね。
開幕戦のチケットは争奪戦でかなり高騰しているようですが
今後は日本からも多くのファンが
ドジャースの大谷選手を応援にロサンゼルスへ行かれるのではないでしょうか。
そこで大谷選手が勝利を目指すロサンゼルス・ドジャースとはどのようなチームなのか
現在に着いてから困らないためにも
ドジャースタジアムのお役立ち情報を深掘りしていきたいと思います。
1.ロサンゼルス・ドジャースについて
ナショナルリーグ西地区所属のプロ野球チーム
ロサンゼルスドジャースという名称になったのは1958年〜
当初(1884年)はニューヨーク州ブルックリンに本拠地がありブルックリン・アトランティックスという名称でした。
現在の監督:
デーブ・ロバーツ氏は母親が日本人沖縄生まれ
▼ ドジャースに所属したことのある日本人選手
野茂英雄(95〜98年、02〜04年)
石井一久(02〜04年)
木田優夫(03〜04年)
中村紀洋(05年)
斎藤 隆(06〜08年)
黒田博樹(08〜11年)
前田健太(16〜19年)
ダルビッシュ有(17年)
筒香嘉智(21年)
大谷翔平(24年〜)
2.ドジャースタジアム
ドジャースタジアムはナショナルリーグでは唯一左右対称の球場です。
外野やファウルグランドが比較的広く、投手有利の球場と言われています。
また、デイゲームの際はロサンゼルス特有の乾燥した空気と暖かさが相まって、ナイトゲームと比較して球が伸びます。
逆にナイトゲームでは、昼間との寒暖差が激しく霧が立ち込める日もあり
湿った空気により球足が遅くなると言われいます。
中堅方向から吹く向かい風で打球がよく押し戻され、ホームランが出にくい傾向にあります。
野球界で 3 番目に古いスタジアムであるドジャー スタジアムは、野球界で最も美しく最も歴史のある会場の 1 つです。
またほかの球場とは違い、どのシートに座っても視界を遮る壁のようなものはありません。
どのシートからも全体を見渡せる作りになっています。
これからもあらゆる年齢層が楽しめるボールパークを目指して、進化をし続ける計画をしています。
3. スタジアムツアーに行こう
ドジャースタジアムはスタジアム内を見学できるツアーがいくつもあります。
その中で人気のツアー4つご紹介します。 (2023/12現在)
1. スタジアムツアー
大人30ドル 子供25ドル(約75分)
スタンダードなスタジアムツアーです。
クラブレベルのメモリアルコーナーでは
ワールドシリーズのトロフィ、MVP・新人賞などの盾のあるギャラリーを訪問します。
フィールド(芝生のところは不可)を歩いたりダッグアウトにも入り見学することができます。
また、プレスルームにも入ることができ、実際にプレス席に座って写真を撮ることもできます。
2. クラブハウスツアー
大人65ドル 子供45ドル (試合が行われていない週末のみ)
このツアーはスタジアムツアーで行ける内容に加え、クラブハウスを覗いたり、ドジャースのブルペン訪問、ウエイトトレーニングルーム、バッテイングゲージ、インタビュールームを訪問します。
開始時間:午後12時30分と午後2時30分
3. ジャッキーロビンソンツアー
大人25ドル 子供15ドル (約90分)
有色人種排除の方針が確立されたMLBでアフリカ系アメリカ人として活躍したジャッキーロビンソン選手
彼の功績は後に続く黒人選手の道すじをつくりました。
ジャッキー ロビンソンが野球界に与えた影響と功績を讃えながらスタジアム内を見学します。
ビン・スカリーの記者席を訪問
トロフィー ギャラリーと記念品の廊下を散策
フィールドとダッグアウトへの訪問が出来ます。
4. ボタニックガーデンツアー
大人25ドル シニア20ドル 子供15ドル (75分)
ドジャース球場にはさまざまな植物があります。
ランドスケープマネージャーは
カリフォルニアの乾燥した空気の中でスタジアムの景観を美しく保つために毎日手入れは欠かせません。
マネージャーから植物についての詳しい説明を受けながらスタジアムを回るツアーです。
節水デモンストレーションや植栽と栽培技術を学べるので野球愛好家だけでなくガーデニング愛好家にも人気のツアーです。
ツアーは現在、英語とスペイン語のみのツアーとなっていますが
今後日本人も多く訪れる可能性が高いので日本語ツアーも行われるといいですね。
▼ツアー参加申込みはこちら
4.ドジャースタジアムへのアクセス
ドジャースタジアムはダウンタウンにあります。
▼スタジアムへの詳しいアクセスについてはこちらでご案内しています。
5.ビン・スカリー(Vin Scully) 氏について
ブルックリン・ドジャースの時代から2016年に引退されるまでの67年間
ドジャース専属の実況アナウンサーとして活躍された方です。
昨年2022年8月に94歳でお亡くなりになりました。
1996年野茂英雄選手のノーヒット・ノーランも実況を担当しました。
20世紀で最も偉大なアナウンサー、『ドジャースの声』『Voice of Los angels 』といわれています。
引退後は彼を称えるためにドジャース球場に入る通りが
ビン・スカリーアベニューという名称になりました。
今では球場内のプレスルームもビン・スカリールームという名称になっています。
6.観戦ガイド
・開門時間
球場ゲート: 試合開始の120分前にオープン
駐車場:試合開始の150分前にオープン
・持ち込みできるバック
大きさが30cm×30cm×15cm (12インチ×12インチ×6インチ)以内のクリアバック(透明なバッグ)のみは持込可能です。
クリアでないバックは12㎝×20㎝×5㎝(5インチ×8インチ×2インチ)以内です。
リュックサックなどはサイズに関わらず持ち込みはできませんのでご注意ください。
アメリカの会場が持ち込みの規制が厳しいです。
バッグは持っていかないか、クリアバッグで観戦に行くことをお勧めします。
万が一空港から直行で球場に向かった場合には
LOT H (left field pavilion)にて10ドルで預けることも出来ます。
・キャッシュレス化
コンセッションスタンド(売店)は、キャッシュは使うことが出来ないので支払いは全てクレジットカード(VISA or Master),デビットカードです。
ちなみに現金しか持っていない人のために、現金をチャージした分しか使えないプリペイドカードをその場でつくる機械(Cash to Card Kiosk)も球場内にたくさんあります。
万が一、お持ちのクレジットカードが使えないなどの場合には利用するのもよいと思います。
・売店でアルコールを買う際の注意
アメリカではどんな年齢でも必ず身分証明書の提示を求められます。
そのため、観戦の際にお酒を飲む予定がある場合は、必ずパスポートを持参しないと買えないことがあります。
ドジャー・スタジアムの場合、ゲートオープンから7回終了時まで販売されています。
・再入場
ドジャースタジアムは、一度入場をすると再入場はできない球場なので注意が必要です。
・メッセージボードの使用禁止
ドジャース球場は選手へのメッセージボード等を持ち込むことは出来ません。
入場の際にセキュリティに没収されてしまいますのでご注意ください。
・その他持ち込めないもの
三脚、6インチ以上望遠レンズカメラは持ち込めませんのでご注意ください。
6.チームストア
スタジアム内には5つのチームストアがあります。
支払いはクレジット決済のみで現金は使えません。
試合のない日でも最上階トップデッキにあるストア(TOP OF THE PARK)での買い物が可能です。
営業時間:月〜日曜 10:00〜17:00
試合のない日は『SUN SET GATE A』からのみ入れます。
▼ドジャースチケット購入方法
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?