躁鬱病になったきっかけ〜中学生〜

中学時代は、中学一年生まで痩せていました。

足が細かったので『スタイルがいいね』と言われることもありました。

ソフトテニス部に入り、厳しい先輩にも耐えてやめることなくなんとかやっていました。

しかし、中学一年生の冬・・。

部活の顧問の先生が3年生を担任していたので、なかなか部活にきませんでした。

(確かですが)そのためか1年生は練習に来なくていいと言われました。

そして運動をしなくなり、冬休みは飲んだり食ったりな毎日。

(いや運動しろよ私)

シフォンケーキにチョコクリームをつけて食べたり、ご飯をモリモリ食べていました。

マックのビッグバーガーとポテトLを余裕で食べてました。

その結果、中学2年生になる頃には体重が一気に9kgも増えていました。

猫背が増して顔も体もパンパンになっていました。

中学2年生の時に、男子に

『ブタみたい』

『顔がでかい』

『ケツがでかい』

『気持ち悪い』

など様々な悪口を言われました。

目が悪かったので、誰が言ってるのかよくわかりませんでしたが、耳だけはいいので悪口は聞こえてきます。

何がきっかけかはわかりませんが、夏休み明けから一部の女子にも悪口をいわれたり嫌がらせをされるようになりました。

合唱コンクールの練習中に、

後ろから下敷きで仰がれ、私が振り向くとクスクス笑われたり、卒業式の練習の時に

気持ち悪い

と言われて押されたり、給食をこぼされたり、といろんないじめを受けました。

同じ部活の子も最初は私と少しだけ仲がよかったのに、いつのまにかいじめてくる子たちと仲良くなって、

私が困ってると

『大丈夫?』

と声をかけてきたりしました。

でも、グルなのはわかっているので

『大丈夫』

としか言えませんでした。

何にもしてないのに、なんでそんなことされなきゃいけないんだろう

そう思っていました。

とにかく人とすれ違うと笑われているような気がして、人と関わるのが怖くなっていました。

先生に相談してから嫌がらせをして来なくなりましたが、不安でいっぱいでした。

これがきっかけで人間不信になりました。

中学三年生になると、私をいじめていた人とクラスは離れました。

でも人が怖いので男子と隣になっても話すことができなくなってしまいました。

学校に行けない日も多々ありました。

夏休みに、お菓子を食べないで過ごしたり、0キロカロリーのゼリーを夜ご飯として食べたり、努力をしました。

体重は6kg痩せましたが、見た目は変わらないまま。(特に顔)

顔が可愛い子を羨ましく思っていました。

妹やいとこは丸顔で小顔なので、親戚に会うといつも

小顔だね

と言われていました。

その言葉を聞いた私はすごく突き刺さりました。

遠回しに

『あなたはでかいけど』

と言われているように感じたからです。

この頃からすごくネガティブで、見た目は髪で顔を隠している状態で常に背中は猫背でした。

だからか、お化けみたいだの野口さんみたいだの言われた気がします。

一部の人には気持ち悪がられてた記憶がありますが、仲のいい友達がいたので中学生活はなんとか過ごすことができました。

次に、家庭環境での考えられるきっかけを話します。

私の両親は学校の先生をしていて、幼い頃からそれなりに厳しく育てられました。

母は優しく時々厳しい感じで、父は特に厳しくて駄々をこねたり大声で泣いたりすると怒鳴ってくるような感じでした。(今は丸くなりました)

ひどい時は、罵声と共にクッションをすごい勢いで投げつけられたりしました。

それでも小学生までは、休日は一緒にスポーツをしたりして楽しく過ごしていました。

中学1年生の時、父のことが大嫌いになる出来事がありました。

私が『携帯が欲しい』(当時持ってる子は持っていた)と駄々をこねてトイレにこもると、父は私の部屋の荷物を2階から1階へ投げ捨て

『そんなにトイレが好きならトイレに住め!』

と怒鳴ってきました。

慌てて外に出て片付けようとすると、父に胸倉を掴まれ壁に多いやられ一発殴られました。

その後続けて何発か殴られ、母が止めに入ってくれましたが止めることはできず・・そして父はどっかに行ってしまいました。

頬がヒリヒリと痛みました。

気づくと母と妹が泣いていました。

父は昔からカッとなるとすぐ怒鳴るタイプの人でしたが、今まで殴られたことはありませんでした。

母が

『ごめんね守れなくて。パパもついカッとなってやってしまったって後悔してる見たい』

と言いました。

自分が駄々をこねてしまってこうなったのだから仕方ないなと思いました。

幼い頃から、わがままを言うとすぐに父が出てきて怒られる

父なりにやって良いことと悪いことを伝えようとしてくれたようですが、自分でも手が出るとは思ってもなかったようでした。

寝室に謝りに行った父を見た時に、殴った方の手を掴みながら横になっていたので、後悔はしてるんだなと思いました。

悪いのは自分なんですが、これがきっかけで自分をあまり出せなくなり、父のことが嫌いになってあまり話さなくなりました。

今でも壁を見るたびに胸が痛むほどのトラウマになってます。

中学生時代はこんな感じです。

いじめで人が怖くなったのと父の一回だけの暴力がきっかけかなと思います。

次は高校時代を話します。






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