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四柱推命で自分を鑑定してみよう。その5:人生でどんなことに満足感を感じるのかを「十二運星」から読み解く

今回は、「十二運星」から人生でどんなことに満足を感じるのかを読み解きます。その前に、一旦ここまでの復習をしておきましょう。

  1.  日干…その人の夢、この人生でやると決めてきたこと、コアな本質

  2.  通変星…日干の夢を実行するための武器・方法、才能、強み

  3.  天中殺グループ…自分を後押ししてくれるエネルギー、恵まれていること

これに加えて、今回は4の十二運星から、通変星を活かせる活躍のステージを読み解きます。
なんか、墓とか病とか物騒なのが並んでいますが、文字通りの意味ではありません。十二運星は、

  • 胎(たい)

  • 養(よう)

  • 長生(ちょうせい)

  • 沐浴(もくよく)

  • 冠帯(かんたい)

  • 建禄(けんろく)

  • 帝旺(ていおう)

  • 衰(すい)

  • 病(びょう)

  • 死(し)

  • 墓(ぼ)

  • 絶(ぜつ)

の12 種類で、母のお腹に宿って胎児となり誕生してから天に還るまでの
人生のサイクルを描いたものです。今&Uさんの講座で学んでいる「自分の道鑑定」では、以下のポイントで読み解きます。(以下、一部文章や画像等はテキストより引用)

  • 才能を活かせる環境、条件

  • 行動の傾向

  • 心地よく自分の道を進むヒント

  • 行動のモチベーション

  • 人生における欲求

  • 内向的か外向的か 等

十二運星は、それぞれこんな意味を持っています。

仕事を表す月柱に持っている星で見てみましょう。
私の場合は、冠帯。運星エネルギーは10です。
動物占いでは黒ひょう。
昔見た動物占いでは、ひつじでした。これは、プライベート部分を見る日柱の十二運星から導かれたものです。その後流行った裏動物占いでは、黒ひょうでした。今回は、社会面での活躍できる場を見るので、黒ひょうでもある冠帯で鑑定します。

冠帯のテーマ: スタートダッシュ
活躍できる環境: 社交性を発揮できる環境
隠キャなのに社交の場になんか出たら溶けて消えてしまう、くらいに思っているのですが、社交性というポテンシャルを持っているということなのでしょう。

明るく一本気→まあ当たっている。
目上の人などに最初は生意気だと思われがちですが、付き合いが深まるごとに周りの人に良さが伝わるため、「冠帯」を持つ人は人との関わりを意識しながら社交的な生活を送ることで星の良さが活かされます、とのこと。

「自分はこうなりたい!」という目的に向かっていく無限のエネルギーに溢れ、勢いよく前進します一方、若さ故にやや無鉄砲なところがある。
……50になっても無鉄砲ですw

プラスに働いている時は、勢いよく前進します。時に失敗することもありますが、失敗を糧にして進む強さも兼ね備えています。失敗を経験するたびに内面が磨き上げられるため、若い頃に失敗を経験するほど、中年以降に成功するとされます。

やった!まだまだこれからやで!
健康に生きて突き進むで!!

マイナスに働いている時は、時に古いものに対する批判的な態度や一言として現れることもあり、勢いの良さが強引な面として捉えられ反感を買ってしまうことも…勢いが良すぎることで視野が狭くなり、元々持っている自尊心がプライドの高さとして表れてしまうこともあります。
ネガティブ循環の時は、自尊心とプライドの高さから打たれ弱くなり失敗からなかなか立ち直れない…なんてこともあるかもしれません。
失敗を経験し周りの人の意見を取り入れ、「私にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだ」と経験をヒントにすることで持ち味の前進力を活かせるでしょう。

ああ、まさにこれ、この記事書いてる当日にやっちまった感がある……
自分はまだ知らないことだらけ。
これを常に言い聞かせて真摯に生きます。

●この星を持つ人
「冠帯」は別名「女王の星」とも言われ、女王のように常に注目される存在
よって「冠帯」を持つ人も華やかに装ったり、カラフルなものを身につけることで運気をアップさせることができます。
特に貫禄が増す中年以降はますます魅力が高まりますよ。
女性と関わるお仕事で成功する可能性が高い星とも言われています。

ほほう。さては自分、占いの仕事向いているな?

十二運星の運勢エネルギー

次は、それぞれの星が持つエネルギーの大きさを数値化した運勢エネルギーについてみてみます。

運星エネルギーの計算に使うのは、日柱、月柱、年中の3つからなので、私の場合は、墓、冠帯、病の合計19です。

合計数が20 以上の場合、現実的なものを大切にします。現実的なものを大切にしているため、意識が外に向きやすいです。目に見える外側の変化(結果や対価) を重視し、現実的な目標があった方が力を発揮しやすいのが特徴です。

具体的には合計数が10 以下の場合、精神面を大切にします。目に見えない想いや愛情を大切にするため意識が内に向きやすいです。目に見えない内側の変化を大切にし、精神的な目標があると力を発揮しやすいのが特徴です。

合計数が15 前後の人は、どちらもバランスよく求める傾向があります。

命式の中に「冠帯」「建禄」「帝旺」のどれかがある場合には、「運勢エネルギー20以上の心地よく自分の道を進むヒント」も参照してみてください。

 とのことなので、運勢エネルギー年柱・月柱・日柱の三柱の合計が20 以上の解説をさらに読むと、

心地よく自分の道を進むヒント
自分の力で夢や目標を達成する ・ 挑戦を続ける

今回の人生では、自分の力で夢や目標を達成して、目に見える成果や結果を得たいという設定をして生まれてきています。よって、自分の力を試せる経営者・フリーランス・会社のなかで決定権を持ったり、そのような意識をもって生きていくことでより自分の道を歩みやすくなります。

社会的なつながりがないとエネルギーを持て余してしまうので、
仕事や地域活動など社会とのつながりが大事です。

運勢エネルギーが20 以上の人は、大きいエネルギーをプラスに活かしていくためにも、何事にも失敗を恐れず「チャレンジする大切さ」を知ることが大事です。

自分の力で夢や目標を達成する ・ 挑戦を続ける。今の自分にしっくりきます!!
今やろうとしているサイト制作もできる占い師だけでなく、占いから新たなビジネスを生み出す道もめざして、突き進みます。周囲の意見にも耳を傾け、プライドは適度に抑えつつもチャレンジあるのみ!

有意識・無意識のグループから鑑定

さらに十二運星は、「実体が有るか無いか」で有意識・無意識のグループに分けることもできます。

  • 有意識:長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病
    お金、物、現実(金銭欲・物欲) が行動のモチベーション目に見えるものが大切

  • 無意識:死・墓・絶・胎・養
    精神面での満足が行動のモチベーションになります。目に見えないものが大切

私の場合は、運勢エネルギーの合計による、自分の道を心地よく歩むモチベーションは「自分の力で夢や目標を達成する ・ 挑戦を続ける」
お仕事を表す月柱は「冠帯」なので、有意識グループ。お仕事ではお金や現実的なものを目指して頑張ることがモチベーションになります。
プライベートを表す日柱は「墓」で無意識グループになるので、それほどお金や物は行動のモチベーションにならず、精神的なものを求めると読み解けます。
年柱は「病」でこちらも無意識グループですので、目に見えないものを重視する子ども時代を過ごしていたことでしょう。

お仕事ではお金や現実的なものを目指して頑張る、でもプライベートや育ってきた土台は精神的なものを重視。お金のために頑張りたくても、精神面が満足していないと不満が出るのは、ここからきているのかもしれません。
現実と精神面を擦り合わせて、同じ方向を向くような仕事をしていくことが大事なようですね。

前世・現世・後世でグループ分けをした鑑定

「人生における欲求」を、各柱による年代ごとで読み解くことがあります。大きなくくりの「欲求」を知ることで、自分の道に迷った時、大まかにですがどっちの方向を目指せば良いかのヒントが得られるとのこと。

年柱は「病」、30 歳以降を表す月柱「冠帯」と、共に現世グループなので、60 歳になる前ぐらいまでは「今」を大切にする生き方、今を楽しむことが優先されそうです。
60 歳以降を表す日柱は後世グループの「墓」なので、このぐらいの年になると、自分の後の世代に何か残せるものはないかという欲求が芽生えてくるでしょう。
ということで私のこれからは、60歳になるまではチャレンジし続け、60歳以降でようやく落ち着いてきそうです。それができるためにも、健康管理頑張って長生きます。

十二運星の裏星

十二運星には対になる「裏星(うらぼし)」というものがあります。命式表の()で書かれているのが「裏星」です。
裏星は「星の陰転」という「自分の星を活かせず、物事がうまく進まない状況」のときに出してくれるアラートです。
命式にある十二運星の特徴にピンと来てなかったり、逆に裏星の“悪い特徴” に心当たりがあるようだったら、裏星がサインを出してくれているということになります。

今の年代だと、裏星は「墓」。冠帯の悪い要素が出て、 批判ばかりになると要注意ということです。
批判ばかりBBAにならないよう気をつけたいですね。
そう、批判ばかりは美しくない!美しくないのですよ!!

蔵干通変星と十二運星で〇〇星を作ってみよう!

十二運星は補運とも呼ばれ、生まれ持った性質や才能である通変星を補助的に表すことから、有名な組み合わせがあります。
・劫財帝旺(トップの中のトップ星)
・比肩建禄(努力の天才星)
・食神長生(ひたすら与えられる星)

これを月中にある自分の命式で組み合わせてみると

  • 正財冠帯で「1つのことをコツコツとやり、多くの人に関わる」

  • 丁と食神は「美しさを磨く」

となるので、今やっている勉強や仕事は最高に自分に合っていると思いました。特に占いは、まさしく勉強をし続け、多くの人と関わりながらアウトプットできる仕事。やりきるしかないですね。

さて。次回は、運気(天中殺周期・大運・流年運) について自分を鑑定します。天中殺てなんか怖いし死にそう、といったマイナスなイメージが付き纏いがちですが、安心してください。死にません。

宮ゆみの今年、そして来年以降はどんな運が巡ってくるのでしょうか。自分でもとても楽しみです!

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