【考察】なぜ大衆はユニクロのエアリズムマスクを並んででも買おうと思うのか?
6月19日にユニクロのエアリズムマスクが発売されました。
ニュースをチラッと見ましたが、並びができるほどの人気ぶり。
世間では絶賛の嵐のようだが、個人的にはそこまで欲しいとは思わない。
ユニクロの代表的商品でもあるエアリズムの技術を使ったマスクというのが、どれほどの物なのかはさておき…
なぜ、
・たかがマスクで、
・わざわざ時間を使って、
・長蛇の列に並ぶほど、
欲しくなってしまうのか?
マスクだったら薬局でも販売されていますし、楽天市場やアマゾンでも購入できるでしょう。
それなのになぜ?ユニクロが販売しただけで、長蛇の列をものともせず、ユニクロマスクに限り、大衆は欲しがるのか?
考えた結果、1つ答えになるものが見つかりました。
僕はメンズファッションを中心に、個人的な意見を言いまくっているファッションブログ「服のメンズマガジン」を5年間運営しています。
そんな経験をもとに、共有していきたいと思います。
潜在的にユニクロがプレミアム化してる感がある
答えとしては「ユニクロ自体がプレミアム化してる」という点です。実はこの感覚は、つい最近感じたものではないです。
さかのぼること、ユニクロが大物デザイナーとコラボをしだした頃から。
とくに衝撃的だったのは、ジルサンダーとのコラボです。
あれは衝撃だった。
だって世界のジルサンダーですよ?
衝撃だった。
そして最近では村上隆さんとのコラボも話題になっています。
もちろん、ユニクロUのクリストフ・ルメールも然り。
ユニクロは旬のデザイナーとのコラボが上手い。
このことから、ユニクロが「何かしら特例」で販売する商品には、プレミアムな感覚が大衆にはあるのではないか?
実際にメルカリを見てみると、案の定、ユニクロのエアリズムマスクがプレ値で販売されています(笑)
転売ヤーの嗅覚は恐ろしいな。
ユニクロはどこに行くのか?
ユニクロのプレミアム化が進めば、シュプリームのように販売価格は高騰するだろう。
しかし、ユニクロに限っては、そのようなことは無いと確信している。
創業者の柳井正さんの経営理念はこうだ。
【誰も喜ばないビジネスはしない】
おそらく、このままユニクロの人気は加速していき、世界トップクラスのリアルクローズブランドへと成長すると予想しています。
だって、たかがマスクであれだけの長蛇を生み出すブランドって他にありますか?
ないです。
マスク自体は、今薬局でも買えます。
通販でも買えます。
どこでも買える状態なのに、なぜユニクロのマスクだけが長蛇の列を作る?
それは紛れもない、素材に対しての信用、プレミアムだけど安い。
それに他ならない。
今後のユニクロが楽しみです。
ゴルゴ(@MENSMAGAZINE001)でした
個人的な意見を盛り込んだファッションサイト「服のメンズマガジン」を運営していますので、ぜひチェックしてみてください