BGP 拡張route reflesh【済】

前提

BGP テーブルと ROUTE-REFRESH について

↑めちゃくちゃわかりやすく解説されてる。

「Adj-RIBs-in(受信した経路の保持) => Path Attributes => Local RIB(Path Attributesが反映された後の経路情報) => Path Attributes => Adj-RIBs-out(送信する経路の保持)
+Local RIBからルーティングテーブルへインストールされる。」

これを大前提に拡張route refleshを学ぶ。

1) bgp refresh stalepath-time

Start-of-RIB(SOR):Adj-RIBs-outで広告される前に生成されるメッセージ
End-of-RIB(EOR):Adj-RIBs-outで広告された後に生成されるメッセージ

EORを受信するまでに受け取った経路はBGPテーブルに反映され、受け取らなかった既存の経路はテーブルから削除される。
bgp refresh stalepath-timeでは、EORの代わりを務める。
SORをスタートとして、設定された値の分だけ待ち、時間切れになるまでに広告された経路はテーブルに、広告されなかったもともと存在していた経路はテーブルから削除される。

2) bgp refresh max-eor-time

時間切れになるとEORが生成されるタイマー。EORを生成できないときに設定するもの(らしい。)

デフォルトでどちらのタイマーも無効になっている。
設定幅は600~3600(秒)

Config

iosv-0(config-router)#bgp refresh ?
  max-eor-time    Configure refresh max-eor time
  stalepath-time  Configure refresh stale-path time

iosv-0(config-router)#bgp refresh stalepath-time ?
  <0-0>       Refresh stale-path timer disable
  <600-3600>  Timer interval (seconds)

iosv-0(config-router)#bgp refresh max-eor-time ? 
  <0-0>       Refresh max-eor timer disable
  <600-3600>  Timer interval (seconds)

参考

BGP テーブルと ROUTE-REFRESH について

Chapter: BGP Enhanced Route Refresh


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