賃貸物件選びに失敗しないための5つのポイント
賃貸物件選びで大切なのは希望条件に対して70点・80点の物件を選べるかということです。
フィーリングだけで選んでしまうと細かい部分に気付けず、
「あの時ここに気を付けていれば…」と後悔することになりかねません。
数多くある賃貸物件を選ぶときに失敗しない、大切なポイントを5つを解説します。
賃貸物件選びに失敗してしまうのはなぜ?
賃貸物件は物件数が多く、条件の良い物件は競争率が高いのが特徴です。
競争率が高いので悩んでいる時間が長いほど、気に入った物件を契約できない…という状況になりやすいでしょう。
そんな賃貸物件選びに失敗しやすい人の特徴を2つお伝えします。
①100点満点の物件を探してしまう人
希望条件の理想が高く、完璧を求めてしまう人です。
完璧を求めるが故に本当に良い物件に出会っても契約できず、更に良い物件を待ってしまいます。
②希望条件がまとまっていない人
希望条件は誰しも1つではないはずです。
希望条件がまとまらない人は、「立地は良いけど、家賃が高い」「家賃は安くて良いけど、職場まで遠い」などと、どの条件が自分にとって優先順位が高いのか把握できていません。
最終的に入居を決めても、住み始めてから後悔することが多くなります。
物件選びに失敗しないためにはどうすればいいの?
①希望条件に優先順位をつける
希望する条件を全て書き出して順位をつけていきます。
例えば…
1. 家賃
2. 立地(周辺環境)
3. 間取り
4. 築年数
このように優先順位を明確にしておくことで、自分が物件探しをするときに何を重要視しているのかがはっきりとします。
不動産会社の営業マンを目の前に条件整理するよりも、自宅で家族と相談して決めましょう。
②妥協できる希望条件を決めておく
妥協できる条件を決めておくことで、最終的に物件を決める迷いを減らすことが出来ます。
希望条件の優先度が低い条件は、重要視していないことが多いので思い切って切り捨てる勇気を持ちましょう。
③物件周辺の利便性・地域の特徴を確認する
物件周辺の商業施設への距離、ルート
前面道路、物件への進入路の広さ
ゴミステーションの場所
町内会等の集まりがどれくらいの頻度であるのか、町内会費はいくらか
子育て世帯であれば地域の子供支援はあるのか
細かい情報のように感じるかもしれません。
こういった細かい情報が入居後のストレスを増やす原因になります。
④ネット掲載写真と実際の物件にズレがないか確認する
不動産会社は物件が映える写真を撮るプロです。
「写真のイメージより実際は部屋が狭く感じる」「思っていたより暗い印象を受ける」といったイメージのズレは解消しておきましょう。
⑤物件の管理会社を知る
入居後に安心して住み続けられるかは管理会社によって変わってきます。
トラブルに合った時の対応や対応スピードなど、可能な限り下調べをしておきましょう。
まとめ
賃貸物件探しで失敗しないためには100点満点の物件を探そうとせず、
自分の希望条件に優先順位をつけておくのがとても大切です。
物件探しは気力と体力が必要になります。
今回お伝えした5つのポイントを整理し、希望条件に対して70点・80点満点の自分に合った物件を探していきましょう。