ハロウィンを題材にした作品をまとめてみた
ハロウィンを題材にした映画、漫画、アニメをまとめてみました!!
ここで記載した作品以外にもあると思うので、コメント欄で教えてください!
虚ろなる十月の夜に
『虚ろなる十月の夜に』(1993年発表)は、アメリカのSF作家ロジャー・ゼラズニイによる長編ファンタジー小説で、10月1日から31日までの出来事を日ごとに章立てて描いています。物語は1887年のロンドンが舞台で、主要キャラクターであるジャックの使い魔スナッフの視点で進行します。プレイヤーたちは「儀式」という目的のために「素材」を集め、対立する2つの陣営、「開く者(オープナー)」と「閉じる者(クローザー)」に分かれ、ハロウィーンの夜に扉を開けるか閉じるかを巡って戦います。
主な登場キャラクターには、切り裂きジャック、フランケンシュタイン博士、ドラキュラ伯爵、シャーロック・ホームズなどが登場し、クトゥルフ神話やビクトリア朝のロンドンのミステリアスな雰囲気が物語に色濃く反映されています。
えんとつ町のプペル
『えんとつ町のプペル』は、西野亮廣が脚本・監督を務め、分業制で制作された日本の絵本で、後にアニメ映画や舞台としても展開されました。物語は煙に覆われた町「えんとつ町」を舞台に、ゴミ人間のプペルとえんとつ掃除屋の少年ルビッチが星の存在を信じて奮闘する友情と冒険を描いています。
主要キャラクターには、信念を持つ少年ルビッチとゴミ人間のプペルが登場し、異端として迫害を受けながらも星の存在を町の住人に伝えようとします。
すべて忘れてしまうから
『すべて忘れてしまうから』は、日本のエッセイスト・燃え殻によるエッセイで、2018年から2021年まで雑誌『週刊SPA』に連載され、2020年に単行本として出版されました。作品は日常に潜む感傷や人生の儚さをテーマに、読者に共感と安らぎを提供しています。また、このエッセイはテレビドラマとしても2022年に配信、2023年には地上波放送も行われました。ドラマではミステリー作家の主人公が、ハロウィンの夜に失踪した恋人を巡る謎解きを描き、阿部寛が主演を務めています。
ハロウィーン・パーティ
『ハロウィーン・パーティ』はアガサ・クリスティが1969年に発表した推理小説で、名探偵エルキュール・ポアロがハロウィンの夜に起きた殺人事件の真相を追います。物語は、13歳の少女ジョイスがかつて目撃した殺人を告白した後に殺害されるところから始まります。ポアロは過去の未解決事件とジョイスの死に関わる複数の人物の関係を探り、やがて驚愕の真相にたどり着きます。童話的な雰囲気と複雑な人間関係が織りなす本作は、ポアロシリーズの中でも人気の高い作品です。
マジカルハロウィン
『マジカルハロウィン』は、2007年にKPEから発売されたパチスロ機で、その後シリーズ化され、2020年までにパチスロ8機種とパチンコ1機種が展開されています。見習い魔法使いのアリスやその使い魔たちが活躍するファンタジー要素が特徴で、萌え系キャラクターの声に堀江由衣ら人気声優が起用され、ファン層を広げました。さらに、キャラクターソングやフィギュアなど多様なメディアミックスが行われ、シリーズの人気を支えています。
マジカルハロウィン2
『マジカルハロウィン2』は、2010年にKPEが発売したパチスロ機で、人気シリーズ「マジカルハロウィン」の後継機です。この作品では、通常時に演出を重視した「アリスモード」と一発告知の「ローズモード」を選択できるのが特徴です。カボチャンスや魔界ゾーンなど、ボーナスのストックやART(アシストリプレイタイム)システムが豊富で、複雑な演出が楽しめる設計となっています。主要キャラクターには、主人公アリスやライバルのローズのほか、フロストやノワールなどが登場し、ファンタジー要素も強化されています。
マジカルハロウィン3
『マジカルハロウィン3』は、2011年にKPEから発売されたパチスロ機で、「マジカルハロウィン」シリーズの第3作です。本作では、通常時からのART(アシストリプレイタイム)突入が復活し、特に「カボRUSH」システムが新たに導入され、ARTのストック獲得のチャンスが強化されています。キャラクターは前作から引き続き登場するアリスやローズのほか、謎の魔術師「レッド・アイ」などが新たに加わり、物語に深みを増しています。震災による製造遅延にもかかわらず、大幅に導入台数を増やし、KPEの代表作として高い人気を誇ります。
イカボードとトード氏
『イカボードとトード氏』(1949年)は、ディズニーが制作したオムニバス映画で、ケネス・グレアムの『たのしい川べ』とワシントン・アーヴィングの『スリーピー・ホローの伝説』の2つの物語で構成されています。「たのしい川べ」は、トード氏を中心にラットやモールたちとの冒険を描き、イギリスの田舎風景が舞台です。一方「スリーピー・ホローの伝説」では、ニューヨーク州の町で幽霊の騎士と遭遇するイカボード・クレインの物語が描かれます。
くまのプーさん/ランピーとぶるぶるオバケ
『くまのプーさん/ランピーとぶるぶるオバケ』(2005年)は、ディズニーのアニメーションシリーズ「くまのプーさん」のハロウィーン特別版です。初めてのハロウィンに興味津々のランピーと、友人のルーが「ゴブルーン」と呼ばれる妖怪を捕まえようと冒険します。ゴブルーンに捕まると頭がカボチャにされるという恐怖に直面しながら、二人は勇気を試され、友情を深めていく物語です。この作品は、前作『くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー!』の続編で、日本では最後のVHS版としても発売されました。
映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!
『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』は、2015年10月31日に公開されたアニメ映画で、「プリキュアシリーズ」の第19弾作品です。この作品は3つの短編で構成され、メインとなる「パンプキン王国のたからもの」ではプリキュアたちがパンプキン王国の危機を救うために奮闘します。続く「プリキュアとレフィのワンダーナイト!」はCGアニメで夜に支配された世界での冒険を描き、最後の「キュアフローラといたずらかがみ」はSDキャラのキュアフローラが登場する5分のショートアニメです。この映画はハロウィンをテーマにしており、観客参加型の「ミラクルライト」も配布されました。
ドナルドの魔法使い
『ドナルドの魔法使い』(1952年)は、ディズニーの短編アニメーション映画で、ハロウィンの夜にヒューイ、デューイ、ルーイがドナルドからお菓子をもらえなかったことから始まります。3人は魔女ヘイゼルと協力し、ドナルドに魔法をかけてお菓子を手に入れようとしますが、ドナルドは抵抗します。最終的にヘイゼルの魔法でドナルドの行動を操り、無事お菓子を手に入れることができました。この作品はハロウィンをテーマにしており、ディズニープラスでも配信されています。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、1993年に公開されたティム・バートン原案のミュージカルアニメ映画で、ストップモーションアニメを用いたファンタジー作品です。物語は「ハロウィンタウン」の王、ジャック・スケリントンが「クリスマスタウン」に出会い、自分たち流のクリスマスを作ろうとすることから始まります。ジャックはサンタクロースの代わりにプレゼントを配ろうとしますが、ハロウィンタウン流の怖ろしい贈り物で大混乱を引き起こします。ハロウィンタウンの住人には、主人公ジャックのほか、彼に思いを寄せる人形サリー、邪悪なブギーなど個性的なキャラクターが登場し、ダニー・エルフマンによる楽曲が物語に彩りを添えています。
ミッキーの悪いやつには負けないぞ!
『ミッキーの悪いやつには負けないぞ!』は、2002年に公開されたディズニーのオリジナルビデオアニメ映画で、『ハウス・オブ・マウス』のハロウィン・スペシャルとして制作されました。物語では、ハロウィンの日にミッキーたちが「ハウス・オブ・マウス」でパーティーを開催しますが、ジャファーやフック船長、アースラなどディズニーの悪役たちが現れ、会場を乗っ取ろうとします。ミッキーとその仲間たちは協力して悪役たちと戦い、ハウスを守ろうと奮闘します。
名探偵コナン ハロウィンの花嫁
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は2022年公開の劇場版アニメで、シリーズ第25作目です。物語はハロウィンの渋谷での結婚式中に起きた襲撃事件から始まり、コナンたちが謎の爆弾犯との対決に挑みます。物語の中心には警視庁捜査一課の高木刑事と佐藤刑事の関係があり、警察学校時代の仲間である安室透も重要な役割を担います。警察組織と公安警察の連携により、渋谷の爆破計画を阻止しようと奮闘する展開で、過去の因縁が絡むミステリーが展開されます。
モンスター・ハウス
『モンスター・ハウス』(2006年)は、アメリカで公開された3Dアニメ映画で、ハロウィンをテーマにしたホラー・ファンタジー作品です。物語は少年DJとその友人たちが、向かいにある不気味な屋敷「モンスターハウス」の謎に挑むところから始まります。屋敷の主人ネバークラッカーは人々を遠ざけていましたが、実は家そのものが生き物となり、侵入者を襲う存在であることが明らかになります。DJたちは知恵と勇気を振り絞ってモンスターハウスに立ち向かいます。監督はギル・キーナン、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが名を連ねています。
E.T.
『E.T.』は、1982年にスティーヴン・スピルバーグが監督・製作したアメリカのSF映画で、地球に取り残された宇宙人E.T.と少年エリオットの心温まる交流を描いています。E.T.はエリオットと絆を深め、地球を離れる手助けを求めますが、政府が介入し事態が緊迫します。E.T.が危機を乗り越えて宇宙に帰還するラストは観客に感動を与え、映画は歴史的な成功を収めました。E.T.のビジュアルにはアニマトロニクスが用いられ、ジョン・ウィリアムズの音楽が加わり、アカデミー賞で多くの賞を受賞しました。
ゴースト・バディーズ/小さな5匹の大冒険
『ゴースト・バディーズ/小さな5匹の大冒険』(2011年)は、ディズニーの「バディーズ」シリーズの5作目で、ハロウィンをテーマにしたオリジナルビデオ映画です。物語は、5匹の子犬たちがハロウィンの夜に世界征服を企む魔術師と対決し、冒険を繰り広げる姿を描いています。日本では劇場未公開で、DVDとBlu-rayが発売されています。
シンデレラ・ストーリー
『シンデレラ・ストーリー』(2004年)は、ヒラリー・ダフ主演の現代版シンデレラ物語です。父を亡くした高校生サムが、継母や義姉たちに虐げられながらも、メールでやりとりする「ノーマッド」と心を通わせ、ハロウィンのダンスパーティーでノーマッドの正体が学校一の人気者オースティンであることを知ります。サムは困難を乗り越え、最終的にオースティンと結ばれ、遺産と進学の夢も実現します。
そんなガキなら捨てちゃえば?
『そんなガキなら捨てちゃえば?』(2012年)は、ニコロデオン製作のコメディ映画で、ハロウィンの夜に弟アルバートを見失った主人公レンが、親友や冴えない男子たちと共に彼を捜索する冒険を描いています。主人公は悩みを抱えつつも、弟を探すために奔走し、友人や家族との絆を深めていきます。映画は家族愛や友情をテーマにしたブラックコメディ要素が盛り込まれていますが、日本では劇場公開されず、DVDスルーとなりました。
ダニーと秘密の魔法使い
『ダニーと秘密の魔法使い』(2001年)は、ABCファミリーで放送されたアメリカのファンタジー・コメディ映画で、少年ダニーが20年前に町にかけられた呪いを解くために冒険する物語です。舞台はミネソタの田舎町カーティス・ダンコで、ダニーの祖父が呪いで命を落とし、彼がその悲しみを乗り越えて立ち向かいます。クリストファー・ロイドが祖父役を演じ、日本では『ぼくとゾンビと秘密のハロウィン』として放映されました。
名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は、2023年公開のミステリ映画で、アガサ・クリスティの『ハロウィーン・パーティ』を基にしています。第二次世界大戦後のヴェネツィアで、一線を退いた名探偵ポアロが降霊会で起こる殺人事件に挑む物語です。ケネス・ブラナーが監督と主演を務め、ポアロの友人や屋敷の関係者が絡む中、ポアロは過去の傷や降霊会の謎に向き合います。霊やハロウィーンの雰囲気が漂う館で繰り広げられる本作は、シリーズ第3作目として人気を集めています。
以上!
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