Ⅱ.女教皇 〜おおまか解説〜
【Ⅱ.女教皇/ The High Priestess】
お久しぶり!な、ざっと大アルカナ紹介。
今回は【Ⅱ.女教皇】です。
(※ウェイト版を元にした
The Tarot of Pagan Cats カードの
絵柄を見ながらの大まか見解です☺️)
タロットカード自体も
宇宙の真理を示唆しながら
作られている印象ですが、
この女教皇はその宇宙の真理・神秘を
深く理解しようとする姿が
描かれている様なカードです💫
“女教皇“と言う言葉自体
聞き慣れないと思いますが
そもそも、
じゃ、教皇って?
って感じですよね
教皇自体は、
「カトリック教会の最高位聖職者の称号」
とググると出てきます
(ググるんかーいって言う😂)
“女教皇“となると、文字通り
女性版教皇ということになります
ので、権威も権力もある存在なのです
でもここで、
ん?
と、思って欲しいのは、
女性の教皇
つまり、
カトリックの最高権威での教皇は
歴史上いないはずなのです
(いたら私のリサーチ不足😂)
“教皇““priest”という単語だけに反応
しなくても、
タロットが生まれてきた時代
を思えば
カトリックの地位が強い、古い社会において
「女性が最高位に立つ教義は異端出ある。」
と認識されることは多いと思います。
そしてこの【女教皇】の後には
なんと【法皇】のカードも
ちゃんと出てくるんです
なぜ【法皇】よりも先に
【女教皇】のカードが先に出ているのか?
しかも、大アルカナ22枚中3番目という
先陣を切った中に位置しています
それだけ【女教皇】というカードは
この世界を構成するのに
とても重要なものを暗示している
カードなんだということで
作られたのでしょうね
ここは後でまた触れます
𓆉꙳✧⁎⢀⢄⠜☽
ではでは
猫ちゃんタロットの
【女教皇】の絵柄を
ざっと箇条書きで見てみましょう。
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・黒猫は使い魔を暗示。
背後にある柘榴は“女性性“を
表す。
・両サイドの黒と白の✩柄のカーテンと
黒猫の背後にある
白いモニュメントは太陽と月を表す、
エジプト女神であるイシスやハトホル
の頭飾りと同じ形。
=陰陽の理
・宇宙の陰陽の理の真ん中に黒猫がいる
・黒猫の足元にある書物はキリストの
経典の元となったカバラの立法書TORA。
下弦の月も描かれている
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三日月や足元の青や紫の寒色系の色の壁も、
冷静さや神秘性を表していそうですね
足元に三日月があるのは
聖母マリア像が描かれる際の
伝統的なスタイルなんだとか。
箇条書きで書いていったものは
【女性性や宇宙の真理・神秘】を
暗示しています。
その中で、
背筋真っ直ぐにこちらを見据える
“女教皇“
各“教義“の元となる
深遠な宇宙の神秘を通して
こちらの世界を見つめている
女教皇なのではないでしょうか
𓆉꙳✧⁎⢀⢄⠜☽
【愚者】の“自由意志“にはじまって、
【魔術師】の“創造力“
そして【女教皇】の“神秘性・女性性“
と続きました。
生命や物事の起こりの
初期段階までがこの3枚までに
意図されている様にも
思えますね
次に続くカードは
【Ⅲ.女帝】なので
そこから“育み“がスタート
していく
女教皇は、
世俗の中に身を置く存在ではなく、
世俗から隔離された特殊な環境に置かれた中で
暮らし、
世の中の生きとし生けるものを
宇宙的見地から女性という性でもって
見ている/愛しんでいるイメージです☺️
なんとなく、掴めたでしょうか?
さて、そんな女教皇が
カードを読むときに繰り出してきたら
なんと読むか?
なんか壮大じゃないか?
しかーーし‼️
案ずるなかれ‼️‼️
壮大なオーラを背負って
伝えてくるってことは
稀ですから‼️
カード展開などで出てくるときの
イメージは、
“物静かで真の強い、
聡明なお嬢さん“
基本的にはそんな感じです・・
思慮深い/引っ込み思案/思いに耽る/潔癖/
意志が強い/思い込みが強い/物静か/少女性
慈愛あふれる/神秘的なものに惹かれる/精神性の高さ/
二つのもので心が揺れる/ミステリアス/
世間知らず/読書好き/プラトニック/人目を気にする/
などなど・・・
特に恋愛で出てくると
プラトニックな感じや、
相手に合わせちゃうって人も
多い印象ですね。
𓆉꙳✧⁎⢀⢄⠜☽
いやー、今日も
なんだかんだ長かったね!
ここまで読んでくださった方、
お疲れ様でした&ありがとうございました❗️
というわけで、
【Ⅱ.女教皇】でした〜☺️