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谷川ニコ作品を紹介

谷川ニコの作品で一番有名なのは「わたしがモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(通称「わたモテ」)だと思いますが、他にも色々作品を出しています。ただ、掲載していた媒体が様々だったり、短期連載で終了している作品もあるので、あまり知られていない気がします。
なので、今日は谷川ニコ作品を紹介していこうと思います。


・ちょく!

谷川ニコの初連載作品。ギャグや主人公の設定がぼっちだったり、雰囲気は初期の「わたモテ」に似ている。「わたモテ」プロトタイプと言うべきか。

流血ネタが若干くどい上にこの頃のギャグのキレは・・・・・・・・うん。


・ライト姉妹 ヒキコモリの妹を小卒で小説家にする姉と無職の姉に小卒で小説家にされるヒキコモリの妹

な〇う小説並みにタイトルが長い作品。不登校主人公が無職の姉によって小説家にされる話です。


ラノベに対する皮肉やギャグがキレまくっているので最後まで面白かった。谷川ニコ作品では一番好きなので、2巻で連載が終了しているのが悔やまれる。。。この作品に出てくる主人公の姉「希美」もそうですが、谷川ニコが描くお姉さんキャラは心にグッとくるものがある。わたモテの加藤さんが好きな人はこの作品も是非読んで欲しい。

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・クズとメガネと文学少女(偽)

高校デビューに失敗した似非・文学少女「織川衣栞」と彼女(の外見だけ)に一目惚れした古河(クズ)と、クールな読書家の守谷(メガネ)が織りなすコメディ作品です。


文学少女(偽)が主人公なだけあって作中にも実際の文学作品が多数登場します。まぁ、僕はほとんど読んだことが無いのですが。。。

この作品で面白かったところはコミックス内に収録されている作者自身のコラムです。
作者自身もラノベ以外の小説はほとんど読んだことが無いらしく、この作品を書くにあたって様々な文学作品を読んだそうです。コラムにはその時の読書感想が書かれています。マンガもコラムも面白い、一粒で二度美味しい作品です。


・海浜秀学院のシロイハル

全寮制の男子高校でマスターベー〇ョンに青春を捧げる男の物語。
カップラーメンや女装男子、様々な玩具(?)やオカズを駆使して閉じた環境で、より高い気持ちよさを求めるぶっ飛んだ作品になっています。
好きな作品だったのですが、急に連載が打ち切られました。下ネタがえぐかったせいですかね。。。


・私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 小説アンソロジー

わたモテのアンソロジー第二弾。第一弾が正直微妙だったのであまり期待していなかったのですが、第二弾は満足の出来でした!

僕はこのアンソロの中では加藤×黒木の短編が特に好きで、本編で垣間見える加藤さんの"ヤバイ部分"を更に研ぎ澄ませた内容になっています。
わたモテ好きならこのアンソロは読んで損は無い!読もう!!!


今日はここまで。おしまい。

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