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【音楽】もどかしい世界の上で

牧野由依さんの楽曲で何が好きかと聞かれれば、「もどかしい世界の上で」でしょうか。
温かみのあるサウンド、牧野由依さんの綺麗で儚げな声音、聴いている
こちらに優しく寄り添ってくれる歌詞。
100点以外の点数が付けられない。

Bメロの歌詞から滲み出る、健気さや可憐さがたまらないんだな。
聴いている間、牧野由依さんボイスの美少女がこちらに語りかけてくる
シーンがありありと目に浮かぶ。
僕も「こっちを見てよ...」と優しく言われたい。ちょっと拗ねた感じで
言われると尚良し。

無理することはないけど
たまにでもいいから顔を上げて
こっちを見てよ


一番好きな歌詞は2番目のサビ。
ちっぽけだと思っている世界に、期待を持たずにいられない、
果てしない世界だと知っているのに、何にも期待が持てない。

誰しもがこの「もどかしい世界の上で」日々藻掻くにつれ、心が擦れて、
鬱屈した感情を抱えてしまう。それは仕方がないこと。

私を見て
ちっぽけな世界なのに
どうして 期待に胸が膨らむの?
はてしない世界なのに
どうして 何にも期待が持てないの?


でも、世界に期待をしているだけでは何も変わらない。
いや、そもそも期待を持つ必要なんて初めから無いのでしょう。
いつだって人は自分の足で歩いていけるのだから。
最後の歌詞からそんなメッセージを受け取りました。

もう少し 先まで歩いてみようか
もどかしい世界の上で

長ったらしく語ってしまいましたが、百聞は一見に如かず、
気になった人は是非聴いてみてくださいね。
「もどかしい世界の上で」以外にも良い曲がたくさんあります!


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