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翼コメント狙いの父母父ラヴレス配合

こんにちは、ふふ牧場です。
最近、芝の重馬場や、ダート条件の公式レースやスターリーグの開催が増えており、スタミナを意識した配合を実践することが多いと感じています。
また、特にダート条件のレースでは、ラヴレスの非凡をつけた馬が活躍することが多い印象を持っています。
ラヴレスは種付権利書として定期的に配られたり、カムバックキャンペーンやガラポン等で手に入る★5種牡馬交換券vol.1の交換対象にもなっている一方で、現在のダビマスにおいて最強クラスの直線バフの強さの非凡を持つため、よく使われている方もいると思います。
現在ラヴレス非凡を狙う配合は、スマイルさんがnoteに公開されている、母父にラヴレスを置いたものが有名かと思われます。

ちゃんたさんもYouTubeで母父ラヴレスの配合を紹介されています。

これらの配合は私も実践したことがありますが、お手軽な一方で締めの配合のクロス本数やニトロに不安があったり、配合の自由度が少ないという難点があります。
また、しまむらさんが父父にラヴレスを置いた配合の実践例をnoteにて公開されています。

ラヴレスを父父に置く配合は、お手軽ではありますが、調教才能を入れる枠が少なくなる難点があるため、今回は上記のいずれでもない形として、ラヴレスを父母父に置いた配合を紹介することにしました。

本記事の要約

・父母父から非凡を引っ張る配合の紹介
・クロス本数を増やせることや母馬の生産が容易なことから、スピード、スタミナが高い馬を狙いやすいが、非凡はやや狙いづらい
・持っている種牡馬や、狙う非凡によって配合を組み替える際の、組み替えの流れの説明

配合紹介

配合の全体図

ちゃんたさん動画風の全体図
点線部分は下記の図を参照
点線部分の配合図
鬼ツール(現在は配布されていない)画面の
スクリーンショットを画像編集したもの

配合の利点/難点

クロス本数(短1本、速17本、長7本など)が多めでスピード、スタミナが高い馬を狙いやすい
母馬の作成時に奇跡の配合が成立するため、スピード、スタミナが両方ともAの母馬を用意するのが比較的容易である(母馬の母、シロッコ覇煌産駒の時点でスタミナが90前後あれば、母馬の生産でウマゲノム解析の中央値がAAになると思われる)
△基礎ニトロは短1本、速22本、長7本
△自家製種牡馬を作る必要のある箇所は6ヶ所
△ラヴレス以外で、持っていなければできない種は特にないが、シロッコを別の種に変えたり、ニトロが減ると翼コメントが出るラインの馬が出なくなる可能性がある。必要に応じて自家製種牡馬で速や長の因子をつけることが求められる。
×底クロスが1本で、底や難のニトロはやや少なめのため、根性は狙いづらい。
×種牡馬のダート適性が△のため、産駒にダート適性の低い馬が産まれやすい
(特にダート適性が求められる、ダート戦の重や不良馬場の条件を狙う場合はダート適性の高い種牡馬に変えた方がよいかもしれません)
×両親に非凡がつかなければ、隔世遺伝以外で非凡がつかない。また、母父ラヴレス配合よりも非凡のつく確率は低い。予想依頼書を使用した産駒予想および大絵馬や小絵馬の使用も考える必要がある。

配合のアレンジ(代用種など)

上記の配合で使用している種牡馬を持っていなかったり、ラヴレス以外の非凡を狙う場合についてのアレンジパターンについて、以下説明します。

1.締めの種牡馬として使用しているセントニコラスアビー闘覇について
シロッコが属するブランドフォード系と高い相性が発生するノーザンダンサー系で、究極マークのついている種牡馬であれば基本的にどの種牡馬でも問題はないです。(非凡戦などで調教才能を使わない場合は、究極マークがついている必要もない)
種牡馬を選ぶ基準としては、実績Aかつ安定Cの種牡馬を最優先するとよいと思われます。実績Aかつ安定Cの種が最もスピード、スタミナが跳ねやすいのでは?と言われているためです。但し、初期から実績A安定Cの種牡馬でなければならない訳ではなく、例えば所謂安定落としを利用して実績Aかつ安定Cの自家製種牡馬を作成してもよいし、また安定を下げなくても跳ねる確率が0になることはないと思われます。

2.奇跡の配合が成立する条件の位置に配置しているシロッコ天煌、シロッコ覇煌について
この位置はなるべく複数因子持ちで因名が異なる同じ名前の種を使うべき(例えばオルフェーヴル×ドリームジャーニーなどの兄弟クロスだと奇跡の配合が不成立になるため、両方ともオルフェ、または両方ともドリジャを使う。自家製種牡馬の兄弟クロスも不成立になることに注意)ですが、両方ともシロッコ天煌にしたり、あるいはシロッコ天煌/覇煌を使っている箇所を全てノヴェリスト覇走に変えても奇跡の配合は成立します。この場合はシロッコ天煌/覇煌の両方を使う場合よりも少しスピードやスタミナが低くなるため、翼コメントの馬が欲しい場合は速や長ニトロを増やすように工夫する必要があります。
シロッコを別の系統の種牡馬に変える場合は、以下の図を参考にして下さい。

キングマンボに変更した場合の全体図
キングマンボに変更した場合の点線部分の配合図

例として、シロッコをキングマンボに変更した場合を挙げます。
締めの種牡馬側でも、キングマンボの奇跡を成立させるためにシロッコとキングマンボを入れ替えています。このとき、そのまま入れ替えるとキングマンボ×スプリングマンボの配合で危険な配合となるため、スプリングマンボとバックパサー瞬天牝馬の位置を入れ替えた上で、締めの種牡馬作りで奇跡の配合などが成立するよう、スプリングマンボをキングマンボ×スイートライシュの自家製繁殖牝馬に変更しています。
また、母馬の作成時点で奇跡の配合を成立させるために母母母父のキングマンボ覇煌をシロッコ覇煌に変更し、母父作りの配合(点線部分)ではキングマンボ瓏覇をシロッコ覇煌に変更しています。ここでは両方ともシロッコ覇煌にしていますが、両方ともシロッコ天煌を使用してもよいし、もちろんシロッコ天煌/覇煌のクロスにしてもよいです。
種牡馬を変更する注意点としては、相性値クロス本数が変わることが挙げられます。
ノーザンダンサー系で締める場合は、母馬の父系プリンスリーギフト系が基礎5点、母父系レイズアネイティヴ系が基礎0点、母母父系ブランドフォード系が基礎5点、母母母父系ヘイルトゥリーズン系が基礎6点であり、3×5 + 2.5×0 + 2×5 + 2×6 =37となります。母馬の父系が締めの種牡馬の父系と相性発生する系統の場合かつ、奇跡の配合が成立する場合は相性ボーナスが発生し、3点加算され40点となります。(※奇跡の配合の条件と、相性ボーナスが発生する条件は恐らく同じだと思っていますが、違ったらごめんなさい) 結果37.5点以上のため相性は完璧となります。他の系統の種牡馬を使用する場合は、相性が完璧になっているか必ず確認しましょう
クロス本数については、締めの配合でシロッコのクロスが不成立のため、その分だけ速と長のクロスが減っています。

3.ラヴレス以外の非凡を狙う場合について
本記事の趣旨からは少しずれますが、他の非凡を狙う配合に転用する場合について説明します。

オルフェーヴル非凡を狙う場合の全体図
オルフェーヴル非凡を狙う場合の点線部分の配合図

例として、オルフェーヴル天靭の非凡を狙う場合を挙げます。
ラヴレスとオルフェーヴルは同じ親系統(ロイヤルチャージャー)のため、母父の親系統だけ変更します。ラヴレスはスインフォード系、オルフェーヴルはヘロド系が母父で、この系統が締め配合の見事系統に来るため、すなわちオルフェーヴルに変更する場合は母の面白系統にヘロド系が必要となります。
母の父母父にメジロマックイーン燕禊を置き、父側と母側でシルバーバック覇走とバックパサー瞬天を入れ替えています。
また、シロッコクロスの奇跡の配合にするために、父側の見事系統にスインフォード系が必要なので、元々ラヴレスで入れていたスインフォード系を、(一番右の列の)シロッコ天煌で補っています。
その他、ブライアンズタイム覇煌をサンデーサイレンス神速に変更したり、母父作りでステイゴールド×ダダナイトで作った自家製繁殖牝馬を組み込む(こうすることにより、締めの配合でオルフェーヴルとクロスできる)など変更しています。

4.その他の種牡馬について
その他の種牡馬については、基本的には種牡馬の子系統(プリンスリーギフト系など)が合っていれば変更できると思われますが、母側で使っているシルバーバック覇走の部分は、母父がシルバーバックと同じ親系統(ロイヤルチャージャー系)でなければ母作りで奇跡の配合にならず、よくできた配合になってしまうので注意してください。
相性の計算で使っていないシルバーバック覇走とバックパサー瞬天の箇所は、今回の配合で使っていない親系統(ハンプトン系やセントサイモン系など)に変更しても基本的には大丈夫です。但し、締め配合のニトロが変化することに気をつけてください!

より強い馬を作るためには

ここからは、公式やスターリーグで活躍できるような強い馬を作るために意識する点について説明します。
1.素体について
本配合ではシロッコ天煌とシロッコ覇煌の奇跡クロスを入れていますが、この奇跡クロスは特定の条件を満たすと、スピード、スタミナが両方とも最大の跳ね方をした時に解析コメントがバランスタイプになります。

バランスタイプのコメント

このコメントは、予想依頼書を使用した産駒予想を行った際にも表示されるため、バランスタイプが出ることが分かっている配合で予想依頼書を使用することで、バランスタイプ以外の場合には大絵馬を使用しなければ、結果大絵馬を使用する回数を減らしつつ高素体の非凡馬を狙うことができます。
バランスタイプを狙う上でまず意識するのは、速と長のニトロを一定以上盛り、短ニトロを少なめにすることです。この記事で取り上げたシロッコの奇跡クロスは、速が3本、長が2本なのですが、このような速クロスが長クロスより1本多い場合は、短ニトロは減らしましょう。キングマンボの奇跡クロスのような、長クロスの方が多い場合は短ニトロを少し加えると上手くいくかもしれません。
バランスタイプを狙う上でもう一つ、相性値や、締めの種牡馬(この記事で取り上げた配合だと、セントニコラスアビー闘覇が締めの種牡馬にあたる)によって、生まれる馬の素体が変わる場合があるので、もし思っていたのと違う馬が産まれた場合は、こちらも意識してみて下さい。
2.因子について
ver3.3のアップデートで自家製種牡馬に因子がつきやすくなりました。
本記事で紹介している配合は、長ニトロが少なめのため、より強い馬を生産するためには自家製種牡馬で長因子をつける必要があります。

記事の先頭で紹介した配合を再掲

記事の配合で注意すべき点の例を挙げると、起点に使用しているセントニコラスアビー闘覇の産駒に長因子をつけたい場合、シロッコとサンドピアリスで牝馬を作るところを、系統が合っているからとバステッド×サンドピアリスにすると、セントニコラスアビー闘覇の産駒に晩因子がつく可能性が出てしまい、長因子がつく確率が相対的に下がるため、避けるべきだと思います。
(※追記、ver3.4.0アップデートにより、早、晩、ダ、丈の因子は自家製種牡馬にはつかなくなりました。短、堅、難は引き続き付く可能性があるので、長因子をつけたいなら堅が付く可能性があるシロッコよりもノヴェリストやバステッドなどの方がよいかもしれません。)
配合のアレンジをする際は、自家製種牡馬にした時に狙った因子がつくように工夫してみましょう。

最後に

当記事ではラヴレス非凡の高素体馬を狙う配合について説明しました。アイテムを使わないと非凡をつけるのはやや難しい配合ですが、非凡なしの翼コメントの馬を狙う場合などにもこの配合は使えるはずなので、翼コメントの馬を狙っている方はぜひ参考にしてください。
また、父母父から非凡を引っ張る配合は、少しいじれば他にも多彩な非凡を狙えるため、ぜひ色々な非凡を狙った配合を組んでみてください!

当記事の配合で公式(東京大賞典非凡戦)決勝進出、
スターリーグ(安田記念雨不良)上位の馬も生産できました


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