【デザイナーの転職活動】オンライン面接で気をつけていたこと。
2020年4月から5月まで転職活動をしていたのですが、ほぼすべての企業の一次面接がオンラインでの実施でした。
はじめてのオンライン面接で戸惑いましたが、エージェントのアドバイスなどもあり、3社ほど最終面接まで進み、無事内定をいただくことができました!
おそらく今後の就活でも、オンライン面接は一般的なものになっていくと思います。
これから就活する方(特にデザイナー)に向けて、オンライン面接で気をつけるポイントや、やってしまった失敗例などをまとめてみました。
1.オンライン面接の事前準備〜ツール編〜
【ツールについてのポイント2つ】
1.使用ツールはスマホよりPCがおすすめ
2.面接アプリは事前に試しておく
オンライン面接はPC、スマホどちらでも受けられますが、圧倒的にPCがおすすめです!スマホですと画面が小さく相手の表情が見えづらいですし、不意の通知音にも警戒しないといけませんからね。
画面共有で会社説明やポートフォリオのプレゼンなどもあったので、そういう点でもPCのほうがおすすめです。
面接に使用するアプリは先方から指定されます。
私のときはZOOMが一番多く、次いでグーグルのhang outでした。
基本的にはアプリを落とせるものは落として、音声や画面テストをしておくことをおすすめします。画面共有の方法やチャットの仕方まで知っておくといざというときにも安心です。(ポートフォリオのプレゼンや回線不具合など)
2.オンライン面接の事前準備〜環境編〜
【 環境についてのポイント3つ 】
1.背景に余計なものは写っていないか
2.カメラは顔に対して平行か、PCはぐらつかないか
3.面接があることを家族や同居人に共有して静かにしてもらう
背景は基本的に白壁がベストですね。窓だと外のものが見えてしまい気が散ってしまいますし、逆光で顔が暗くなってしまうのもマイナス。
ツールによっては背景を自由に変えることもできますが、変に印象づけてしまうのでこれもやらない方が良さそうです。
カメラの位置も意外と重要です。ノートPCですとカメラの位置的に下から覗くような形で写ってしまうのですが、これが意外と威圧感があって印象を悪くしてしまいます。
カメラの位置は顔に並行になるようにPCの高さを調整しましょう。
私は調整フレームを持ってなかったので、本などを積み重ねてむりやり高さをつくっていました。このときPCがぐらつかないか、必ずチェックを!
そして次に家族の音問題。一人暮らしだと問題ないですが、同居人がいる場合は面接のスケジュールを共有しておきましょう。放送事故になりかねないので!
どうしても雑音が気になる場合はマイク付きイヤホンもおすすめです。
面接でイヤホンしてるのってどうなのって思われるかもしれませんが、面接官の方もイヤホンを使ってることが多いので、そこまで気にしなくても良さそうです。
他にはちょっと反則っぽいですが、視線が不自然にならないところにカンペを用意しておくことで、気持ち的に余裕ができました。実際にカンペ通りに話すことはないのですが、逆質問などを予めカンペとして用意しておくと聞き漏れることもなくて安心でした。
印刷して手元においてしまうと目線的にカンペを読んでる感が半端ないので、そこは要注意です!笑
3.オンライン面接の事前準備〜服装編〜
オンライン面接で服装どうするの問題ですが、
基本的に対面面接と同じ格好にしておいたほうが良いです。
画面に映るのは上半身だけですが、面接によってはいきなり「その場で立ってください」と言われたりすることもあるとかないとか…。恐ろしいですね。
デザイナーさんも面接時はジャケットを羽織っておきましょう。
きちんとした格好をすることで家の中でも面接スイッチが入り、いい感じに緊張感がでますよ!
4.話し方やリアクションで気をつけるポイント
【 オンライン面接話し方&リアクションのポイント3つ 】
1.いつも以上にハキハキと大きな声でゆっくり話す
2.「〜ました」「以上です」と話が終わったことをわかりやすく伝える
3.相手の話を聞いているときはしっかりうなずいたり、オーバーリアクションぎみで聞いていることをアピール
オンライン面接では想像以上に反応が伝わりにくく、コミュニケーションが取りにくいです。対面であれば、砕けた感じで雑談することもあると思いますが、オンラインだと距離感がつかみにくく難しいのです。
話が終わったと思い質問と回答がかぶってしまう「お見合い」も何回かありました。自分の話が終わったときは、文末を「〜です。」「以上です」などしっかり区切り、話が終わったことをわかりやすく伝えると相手も安心して次の質問に移行できます。
また、相手の話を聞くときはしっかりうなずいたり、驚いたりと聞いているアピールをしましょう。
オンライン面接では画面が固まってしまうことが時々あるため、あまりにも動かないと回線が止まってるのか疑われてしまいます笑
ちなみにアプリによっては声を出している人の画面が光ったりアップになったりするため、「はい」「なるほど」など声に出してうなずいてしまうと、話し手は気が散ってしまうかもしれません。
話を聞くときはあまり声には出さず、うなずきや表情で反応を示せるといいですね。
5.やってしまった失敗例
大きな失敗はあまりなかったのですが、ヒヤリとしたことをいくつか。
時間が立つにつれて相手の回線の調子が悪くなり、質問が聞き取れなくなってしまった時は結構焦りました。そういうときは笑顔で「すみません、音声が乱れてしまい、もう一度お話いただけますか?」と落ち着いて伝えて乗り切りました。(結構続くと気まずいけど…)
あとはポートフォリオ以外の作品に興味を持っていただいたのですが、その作品をHDに入れていたのでとっさに共有することができませんでした。
話題に出す作品はデスクトップなどにまとめておけばよかったなぁと反省。
せっかくのアピールの場は有効活用したいですね…!
途中で回線が切れて反応がなくなってしまったり、間違えて面接画面を閉じてしまったりなども十分ありえます。
想定できることは事前に準備しておくだけで、トラブルがあっても落ち着いて対処できますよ!
・・・
難しいところもあるオンライン面接ですが、「交通費がかからない」「対面よりもリラックスできる」「時間を有効に使える」などメリットのほうが多かったです。
特に、時間や場所に縛られないので、たくさんの企業を受けることができたのはとても大きなメリットでした!
私は離職してからの転職だったのでスケジュールは自由に組めましたが、在職中に転職活動を行う時はかなり助けになりそうです。
オンライン面接も3〜4回行えば慣れますし、今後も一次面接はオンラインがデフォルトになっていくといいな〜と思ってます。
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