感謝を還元するツールが料理教室だった
今、この気持ちをどうしても残しておきたくて
1年前に登録だけしていたnoteを遂に今日、初めて書きます!!(大袈裟)
長くなったのですが結論は、「還元したい」という気持ち。
そして、勘違いせずに、目の前の事に1つ1つ誠実に向き合えよ、と自分に釘をさしておきたいのです。
そこに至る経緯を少し振り返させて下さい。
ー産後ケア施設でのランチ作りー
2023年4月から、月に10日程度、産後ケア施設で「産後ケアランチ」の提供をしています。
産後1年以内のママが母乳ケアや子育て相談にデイケアとして来られます。
そこで提供される昼食作りを担当しています。
ランチには、レッスンでもお伝えしてる手作り発酵調味料を活用しています。
(現在、月に1回だけ場所を借りて発酵レッスンを実施中)
自身も苦しんだ産後。
その際、現在ごはん作りをしている産後ケア施設に救われました。
ご縁があって、今、発酵調味料を活用した食事によって、間接的にそのサポートが出来る事に大きな喜びを感じています。
産後のママが召し上がる事を考え、始める前に6つの課題を課しました。
(誰にも言われてないんですが、勝手に課しました。笑)
そして、実は1歳の娘を連れて、日々一緒に出勤しています。
ある時はおんぶをしながら。
ある時は、足元でグズる娘をあやしながら
ある時は一緒に歌いながら4人分の食事を作っています。
(自宅保育を決めた現状を受け止め、そんな出勤形態を許可して下さった事に感謝でしかありません。)
勤務時間は2時間(息子のお迎えがあるので)、待った無し!
いくらでも手は抜けますが、どうしてもたくさんの食材を使いたい、
心身ともに満たされる食事にしたいのです。
その2時間は、文字通り息をするのを忘れる位、ごはん作りに向き合っています。
今日、この日この時間、食事を楽しんでもらえるよう「ひと皿入魂」しています。
ーママからのご感想ー
ランチを召し上がって頂いたママさんからは、
本当に胸がいっぱいになる嬉しい感想を頂いています。
「美味しい」はもちろん、
「翌日の便通がスゴかったです」
「優しい味付けなのに旨味がすごい」
「ずっと食べたかったんです」
「〇〇のレシピが知りたい」
「手書きのメニュー表を残しています」などなど。
インスタのDMや手書きメッセージで頂く事が多いのですが、子育ての合間に、時間を割いて下さった事に感動しています。
正直、毎日ほんとに必死だけど、ちゃんと想いが届いてる、事が嬉しくて泣けます。
もちろん、こちらの勝手な想いなんて気にせず、ただただ食べて満足して頂ければ、作り手として、それだけで充分です。
そもそも、そこまで想いを込めてごはん作るなんて、熱すぎるし青臭いなぁ、真面目だなぁ、重いよなぁ(笑)と自負しています。
だけど、そうなっちゃうんです。
想いが「重い」として食事に圧し掛からない様に気を付けなければ、とも思っています。(笑)
ー嬉しい問い合わせ!でも勘違いするな!ー
そして、先日、インスタにたった1回、1行なのですが
「自宅にて継続レッスン開始予定」とやっと記載出来ました。
(新居に転居予定で、その時期の目処がやっと立ったのです)
すると、その文字を見つけた産後ケアランチを召し上がって頂いた方から、まだリリースしていない継続レッスンについて問い合わせを頂きました。
内容も確定していないのに「受講します」と言って下さっているのです!
もう本当に泣けるし、飛び上がる位に嬉しくて嬉しくて!!!
ついこの間まで、産後クライシスで文字通り、髪の毛振り乱していた専業主婦なのに。
だけど、だからこそ!お伝えできる事があると思っています。
産後ケアランチ作りのノウハウは、子育てやお仕事をしながらのごはん作りに応用出来る事だらけだと感じています。
ちなみにズボラな私自身、まな板・包丁すら出したくないと感じるのは今でも日常です。笑
楽に美味しい食事つくりを叶える事は、今も自身にとって切実な願望です。
きっと全国に同じ思いの方はたくさんいるのではないか、と感じています。
ー決意ー
そして、新居で開始するオリジナル発酵継続レッスンを現在作成しています。
何者でもない私に対して
「あなたのレッスンを受ける」と選んで下さった方に、全力でコミットしたい!
今、自身に提供できる価値を最大限にお伝えしたい!
学んで来たこと、経験から得た知識や技術をまさに総動員して!
そして、自身も学びに時間とお金を投資した経験があり、そこには期待と決断する勇気が必要でした。
その決断や思いに、お応えしたい、と思っています。
選んでくださった方の「未来の私」が、発酵ごはんよって心身ともに満たされる様に。
だけど、今の自分を勘違いするなよ、ともあえて残しておきたいのです。
よく「何を学ぶかより誰から学ぶかが大事」なんて言葉を耳にします。
上記の現状について「選んで頂いた私」を勘違いし、あぐらをかくなよ、と釘を刺しておきたいのです。
到底「私」だけの力で叶った事ではない、と実感しています。
発酵の知識やマインドを学んだ恩師、
「産後ケア施設」で食事提供しているという私でなく産後ケア施設への実績と信頼、
シェアして下さる事での拡散、クチコミ、
オンラインコミュニティでのオンラインレッスンの練習、
何より理解と協力してくれている家族。。。
食事の感想やレッスンへの問い合わせなども全て、自身ひとりでは到底得られなかった事ばかりです。
感謝しかありません。
ご縁やタイミングだなぁ、と感じる事も多く、本当にラッキーだとも感じています。
ただ、重複しますが、油断するとその有難い状況が当たり前になって、勘違いしそうになる怖さも感じています。
今、胸が熱くなるほどに感じている感謝を還元していきたいのです。
それは、レッスンや産後ケアランチのみならず、自身と関わる全ての事に関して、「感謝の還元」の気持ちで向き合いたい、と感じています。
勘違いせず、あぐらをかかず、誠実に目の前の事に1つ1つ向き合って還元したいのです。
そして、そのツールが自身にとって今は「料理教室」だったのだな、と感じています。