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育児で夫に理解を得るならプレゼン力を磨こうと思った話

まだこどもが1歳にならない、次々にいろんなことができるようにぐんぐん成長しているとき。夫と育児について喧嘩することが度々ありました。

なんで喧嘩になるのか。もともとこんなに喧嘩をしていなかった。これはなにかあるはずだ。そう思って考え始めたのが「育児で夫に理解を得るならプレゼン力を磨こうと思った」につながります。

我が家の場合ですが、よく世間で言われる旦那が子育てを理解してくれないとか、育児は母親のものだと思って関与してこないっていう状況ではなく、夫はこどもに溺愛。わからないながらにも育児に積極的に参加してくれる方でした。

そんな我が家でも喧嘩が多くなるのはなぜ…?!と思って考えたことを書き留めておきます。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

喧嘩の発端は「買う、買わない議論」

夫と、こども部屋について話していて、「危ないからあれがほしい」、「これが必要かも」と用意したいこどもグッズを紹介してたら、喧嘩になりました。

「そんなことしてたらキリがない。家中のコンセント隠すなんて現実的じゃない。」

わたし「(いろいろ考えたし、調べるのにもかなり時間かけたのに…!1日中赤ちゃんといるわけじゃないから、こんな呑気なこと言ってるんだ。でも、そこまで否定されると買う気にもならない。とりあえず今、むかつく…!)じゃあ買わない!24時間付きっきりで見てたらいいんでしょ!!」

これって会社で提案が却下されたのと同じでは…?

自分がなにに腹を立ててるのかを考えました。

ひとつは、結構な時間をかけて、真剣に考えて提案した結果、一言で却下された状況に腹が立っていることです。

そして、ふたつめは、夫が育児を理解していないんじゃないかという私の勝手な想像でした。

かなりの時間をかけて必死に提案書を作って、プレゼンしたけれども上司の一言で企画がゼロに戻る……。そんなこと、ありますよね。
でも、会社だと喧嘩せず、こう考えます。

・自分の企画がニーズにあっていなかったのか
・プレゼンの仕方が悪く伝わらなかったのか
・企画書の作り方が悪かったのか
を考えると思います。

それと一緒で、家庭内で提案して却下されたときも、こう考えれば冷静に対処できるんです。

・夫の生活にマイナスなことか
(こどもはもちろん最優先、夫にかなりの負担がないかという観点です)
・わたしの説明がわるかったのか
・背景と目的と解決策をきちんと伝えらえなかったのか

プレゼンというほど堅苦しくしなくていいけれど

家庭内で話すのに、資料を作ったり、企画書のように構成から考えたりはしないと思いますが、ある程度、お互いに持っている情報や知識ををそろえるのは必須だと思います。

一日中、家に赤ちゃんといる生活スタイルがわかってもらえないのは当然で、実際にそう過ごしている私が伝えなければ夫は想像できません。

知らないものは知らないんです。

だから、なにか買いたいと相談するとき、夫にこういうことをやってほしいと家事分担をするとき、こういう枠組みで話すとすっと理解してもらえました。

「現在の課題を共有、解決策を提案。そうなった背景を説明、夫が持っていないだろう情報を提供、だから必要なんだと理由を後押し」

仕事と一緒で、チームで動くには、メンバーみんなが納得したやり方で進みたいですよね。なので、私がなにか変更したい(多くは夫になにかしてほしい)場合は、メンバーである夫に認めてもらわないといけない。プレゼンでその人を納得させればいいんだと思ったんです。

最後に

プレゼンというとかなり堅苦しい、難しいイメージですが、夫の立場にたって考えるってだけでもっと簡単に話ができるかもしれません。

承認をもらうというより、やぱり家族だから一緒の方向を向いていたい。家族みんなが快適になるように、まずは理解してもらうところが大事だなって思います。


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