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HILLOCKで小学生たちに児童養護施設の話をしてきました。
こんにちは。HUG for ALL代表のあややです。先日、世田谷のオルタナティブ・スクール「HILLOCK」で、小1~小3の子どもたちに児童養護施設について話をさせてもらいました。
HILLOCKは砧公園のすぐそばにある、子どもが主役の「自由を学ぶ学校」です。2022年の4月に初等部が開校したての新しい学校で、児童も小1~小3の合計18名。今回はスクールディレクタ(校長)の蓑手さん(みのさん)とのご縁で、学校見学を兼ねて、子どもたちに30分程度、児童養護施設の話をする機会をいただきました。
小学校1年生に児童養護施設の話。どうすればわかってもらえるかな?どんなふうに子どもたちに感じてほしいかな?そんなことを考えながら、まずはみんなが「誰といっしょに住んでいる?」と聞いてみます。
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そのあと、お父さんやお母さんではなくて、職員さんやほかの子どもたちといっしょに住んでいる子どもたちがいるんだよ。という話をしました。児童養護施設の子どもたちの一日を伝えて「みんなと同じところは?ちがうところは?」と聞くと、多様な答えが出てきます。
「あさ6時におきるのはいっしょ!」
「ぼくはおふろはねるまえだから、そこがちがう」
「おうちにかえったら、まずはしゅくだいする!」
そんな中で一人の子が「え、でも、そのまえに。なんでこの子たち、おとうさんやおかあさんといっしょにすんでないの?」と聞いてくれました。
そこから、いろんな事情で家族と離れて暮らす子どもたちがいること、全国ではみんなと同じ年の子が1000人以上がそんな状況なんだよってことを伝えました。みんな真剣な目で話を聴いてくれました。
最後に「今の気持ちを表現してくれるかな?絵をかいてもいいし、文字でもいいし、色を塗るだけでもいいよ。」とお願いすると、みんな悩みながらも色鉛筆やペンを手に取り、画用紙に向き合ってくれました。
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子どもたちの気持ち
SNSにアップしていいよと言ってくれた子どもたちの作品をシェアします。「児童養護施設」というところで、家族と離れてくらす子どもがいることを知って、どんな気持ちになったのか。
一人ひとり受け止め方が違って、私はそれぞれの気持ちにすごく胸を打たれました。ぜひ、みなさんにもご覧いただきたいと思います。
子どもたちがどんな想いを語ってくれたのか、詳しくお伝えしたい気もするのですが、今回はただ、子どもたちの作品を掲載したいと思います。よかったらぜひご覧いただき、子どもたちがどんな風に話を受け止めたのか、想像してみていただければと思います。
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子どもたちに伝えるということ
児童養護施設とは何なのか。なぜそこでくらす子どもたちがいるのか。自分とその子たちとの違いは何か。そんなことを子どもたちといっしょに考えることって、実はすごく大事なんじゃないかなと、今回HILLOCKの子どもたちとの時間を通して感じました。
子どもたちに話すこと。子どもたちといっしょにまわりの大人も考えること。そんな機会をこれからも持っていきたいなと思います。「うちの学校に来てくれない?」というご希望があればお気軽にご相談ください。