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2025年3月1日 多峰主山

この日は山にあんまり登ったことのない方と一緒に山登りすることにしなった。山選びも私に任せてくれると言うので、あまりつらくない飯能の天覧山から多峰主山に登ることにした。

飯能の駅から歩くことにしたので、登山開始は飯能駅です。初めは街歩き、しゃべりながら歩く。いろいろなことを話しながら歩いていると、あっという間に登山口に着く。ひとりのときは無言で歩くだけだけれど、こうやって人と歩くとそれはそれで楽しいものです。


古くなったけれど、昔からある案内看板。

天覧山と登山口に着く。ちょっと古くなったけれど、案内の看板は初めて天覧山に来たときからある。舗装された登山道をを登る。初めのうちは早く登りがちになるので、ゆっくりゆっくり登る。あえて遅くするぐらいがちょうどいい。息をあげない速度で登るのは、初め難しいかもしれません。

それでもゆっくり登るとトイレのある中段へ。歩いて10分でもう半分きましたから、あとはゆっくり登ります。あんまりにも簡単だと物足りないかもしれないので、分岐は左に進んで十六羅漢像の前を通る。いつも数えるが十六ないので、いつか十六数えたいものだ。

崖に羅漢様が配置されている。けっこう高いところまである。

羅漢像を過ぎると、少し岩場を登っていく少し急だなと思ったら、頂上の展望台が見えてきた。それを登り切ると天覧山の頂上だ。天気もよく穏やかだったので、この日はたくさんの人が頂上にいた。頂上から飯能駅の方をみる。待ち合わせたのが飯能駅だったので、あそこから歩いてきたのだと感慨にふける。隣の東飯能駅付近もよく見える。

天覧山の山頂。195mある。

まだまだ歩けそうと言うので、多峰主山のほうに向かう。一度天覧山を降りて歩く。周りは湿地帯なんだろうなと言う感じだったが、今は乾いていたので歩きやすかった。しばらくいくと見返り坂です。

少し上り坂になる。階段上なのて、歩幅を決められるので歩きにくいが、ゆっくりと登ればそれほどでもないよう。上りも下りもゆっくりと歩くことで、無理なくおしゃべりしながら歩ける。いろいろな話をしながら登っていく。一旦平らになって木漏れ日を歩く。

今日は気温がずいぶん上がってきたようで、杉林の木陰が気持ちいい。広葉樹の下だとお日様が直接当たって暑かったかもしれない。頂上が近くなると斜面が急になる。それでも慌てずゆっくり登る。それが体にも心にも負担は少ない。

最後鎖場があるところがあるのだけれど、どんなものかと思い登る。ちょっと楽しいが、隣に小さな階段があるので、そこを登ったほうが楽そうだ。そこを登り切ると多峰主山の頂上になる。登って後ろを振り向くと飯能の街が一望でき気持ちいい。山頂にはけっこう人がいて20人ぐらい入る感じだったでしょうか。ちょっと暑かったのもあったので、日陰を探してご飯にする。

多峰主山の山頂看板。271mあります。

今日の最高地点に着いてお昼ご飯をいただく。いつものご飯だが、お腹が空いているとなんでも美味しくなるのかもしれない。のんびりとお話をしながら頂上でくつろぐ。ちょっとおしゃべりにはんが咲きすぎたかもしれないが、楽しい時間はあっという間に過ぎるものだ。

そこからは一気に下ることにする。下りは足の疲れも出るのでストックを使ってもらった。ストックを使うと、基本四つ足で降りているのも同じなので楽になる。ただこれが初めての人でも実感できるのかわからなかったけれど、まあ使ってもらうことにした。

初めは操作にあまり慣れている感じではなかったが、右左と一歩ずつ進むとうまく調整できるようだ。だんだん上手になっているのがわかる。特に下りの段差の大きいところは、やっぱりストックが効いてくる。ずいぶん楽になったと言ってくれた。自分自身はその効能を知っているが、あまり人には伝わらないものだと思っていた。だけどストックはみなあると便利と言ってくれる。


一つ目の鳥居のところの森。広葉樹で気持ちいいだろうな。

なんとか急な斜面を降り切り鳥居をくぐる。そこからは舗装された登山口まではのんびりとした田舎道だ。恐らく以前は田んぼだったところが休耕田になり荒れているところを整備したのだろう。2つ目の大きな鳥居をくぐると舗装された道に戻ってくる。

そこから舗装路を歩いて吾妻峡に向かう。ここにはドレミファ橋というぴょんぴょん飛ぶ橋がある。ここも気持ちよく登り、ここからは川辺を歩く。水のせせらぎがが聞こえる中歩くのは気持ちがいい。ここは比較的歩きやすい

水の音は心地よい。人は水のそばにいたいのだろうか。

が、たまに岩を登ったり降ったりするので、気は抜けない。

途中川面で一休みして、そこからまた歩きだる。ある程度行ったら、上に戻ってまたアスファルトの道へ。そこからは飯能河原を目指して歩く。普通の一般道なので、歩きやすいは歩きやすいが、やっぱり退屈だ。でも話しながら歩いていると楽しくなってくる。長い舗装道路の歩きも退屈せずに澄んだ。これは本当にありがたかった。割岩橋を渡ったあと飯能河原へ。人がけっこう河原に降りていた。各々がゆっくり過ごしている。小さな焚き火台で火をおこしている人もいた。

そこから図書館に登る階段を上り中央公園に戻ってきた。ここで山歩終了です。低い山も人とのんびり歩くと楽しいことを知った。山にはいろいろな楽しみ方がありますね。


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