『夢から醒めた夢』練習日記✨ゲネプロ✨編
こんにちは。マンションの自室で歌の練習をする一期生たちが次々と苦情を叩きつけられており、自分の番が来る日を恐れています、カーテンコール一期生のびろくです。
『夢から醒めた夢』ではエンジェル役、裏方としては衣装セクション長・ビラやパンフレットのデザイン・原画イラストの作成などをしていました。カーテンコールのセンス隊長だと思っていただいて構いません🕶✨
私はカーテンコールの他にも二つの文芸サークルに所属しており、歌や踊りの他にも、小説やレビューコラムの執筆、表紙イラストの製作に追われる日々を送っています。なんて文化的!
自己紹介はこれくらいにしておきましょう。
💃🏻本日はゲネプロを行ってきました!
ところで皆さん、「ゲネプロ」とはなにかご存じでしょうか?
演劇に関わっている方ならお馴染みの言葉ですね。これはドイツ語の「Generalprobe(ゲネラルプローベ)」の略であり、簡単に言えば「本番とほとんど同じ条件で行う最終リハーサル」のことです。
異なるのは「お客さんが見ているか否か」だけ!
ただし我々はゲネプロに他大のミュージカルサークルの方々を招いており、また写真撮影や取材の方も入ることになるので、実質本番と変わりません……
緊張感の中、ゲネプロが始まりました。
前回のホール練では大道具の崩壊事故やセリフ飛ばしなどのトラブルが相次いだだけに、本番前ラストとなる今回の通しでは失敗できません……。特にセリフ飛ばしをしてしまった団員たち(私も含めて😫)はトラウマ克服のラストチャンスでした。
撮影に来ていただいた松田ミネタカさんによる素晴らしい写真をいくつか添えさせていただきます📷
独特な空気が包む中、しかしゲネプロは大きなトラブルもなく大成功!💃🏻 ほっと一安心でした。
本番をいよいよ次の日に控えて、これまでの6ヶ月間の練習に思いを馳せずにはいられません……。
1期生は「命続く限り」という物騒な名前のLINEグループでお互いの食事や睡眠時間を報告しあったり、2期生は鴨川でランニングをしていたりと、最高のパフォーマンスを出せるよう健康面にも気を遣ってきました。
雨の日も風の日も練習に精を出しました。どしゃ降りの日、干してある靴下たちが並んでいる横でダンスを練習したこともあります。
あんなに辛くて大変だった練習……しかし、団員の口から出るのは「寂しい」の声です。
一回一回の練習がかけがえのない思い出だったからでしょうか。発声練習にもいつの間にか慣れてすらすらと変な文字列を言えるようになったし、劇中歌が流れれば勝手に口が、身体が動いてしまうようにもなりました。その時どんなに行くのが辛く億劫でも、思い返せば「楽しかったなぁ」と、感慨に浸れてしまうのが不思議ですね。
半年間の練習の成果、27人の努力の結晶をいよいよ明日、披露するのです。
幾度となく行ってきた通し練となにも変わらないはずなのに、明日の一回だけが最初で最後の本番だと思うと嬉しいような切ないような心地になります。
この文章はゲネプロ当日からお送りしていますが、投稿は本番から8日後になってしまいました。
既に本番を観に来てくださった皆さんも、サークル内の皆さんも、たまたま覗きに来てくれた皆さんも!
ここまで読んでくれてありがとうございました👋🏻
では次は本番のnoteで▶▷▶
(びろく)
【次回公演情報】
✴︎第3回公演・2025年度春の新歓公演『美女と野獣』
4/19(土),20(日)
@下京青少年活動センター 多目的ホール
✴︎第4回公演・2025年度夏公演・1期生引退公演
『ウィキッド』
(詳細未定)