こんな社会
なんかもう現代社会の全てが嫌。
止まらないルッキズム、上がらない給料、一度失敗したら詰むキャリア、金を生み出す人間ばかりが評価される資本主義、議員の無駄遣いに消える社会保険料、労働に蝕まれる私生活、実学以外が軽視される風潮、「結婚=幸せ」のテンプレート、狭い箱に押し込められ同調圧力で押し潰される学生生活、赤の他人が赤の他人を値踏みする就活、日本文化を破壊する移民、次々解散する好きなバンド、いくら鏡を見つめても一向に良くならない自分の顔面、部屋干しの匂い、捨てられず溜まっていくごみ、好きになった人と結ばれない虚しさ、見栄を張り合うSNS、いつまでも続く競争。
優しくて綺麗な人間が損をするこの社会。
飛行船からバクレツダンを投げ込んでやりたいのです。
あー、あー、あー。
諦めて生きていくには、この世界は鮮やかすぎる。
どうか誰か破壊してください。
こんな時まで他人任せ。
やっぱり原因の一端は自分なんですかね。
自分の心一つで世界の見え方が変わるというけれど、
今だけは、この瞬間は、
そういう自己責任論要りません。
誰かが口にする甘菓子は、誰かの悲しみと祈りでできてる。
誰もが幸せな世界、そんなの存在しない。
結局この世は競争社会。他人を蹴落として這い上がる人が得をする。
そして、人を慮る優しいあの子は貧乏くじを引かされる。
でも、そういう人って美しい。
他人の分の苦しみを背負えるあなたは最高に綺麗。
わかる人にはわかる美しさ。
でもそれが悔しい。