同棲してて振られたので続いたことのない日記をつけてみる21

2/11火曜日祝日
今日は引越しの日。と言ってもダンボール5箱と靴、アウターを車で運ぶだけ。目の前の通りは狭いからとりあえず朝から諸々を下に運ぶ。こういう時1階に住んでれば楽なのになぁとか思っちゃう。

段ボールに詰めたものは全部持っていってもらった。その後細々したものをまとめていく。まとめていると目を見張るほど物が多い。あと段ボールが一箱あれば……。今までの自分の無計画と見通しの甘さが一番光った瞬間かもしれない。
何とかまとめて両手目一杯に荷物を抱えて家を出る。

最後に色々言いたいことを元カノに言った。そして元カノにはこう言われた。

「あなたは誰かと一緒にいた方がいいと思うよ。趣味とか作るの難しそうだから」(意訳)

………………。

だから!趣味に使うお金も!活動する体力も気力も!!全部あなたに使ってたんだってば!!!
お金はあなたが遊べるように貸してたし!!何かあったらすぐに駆けつけられるようにしてたし!!!ひとりで何かしようとしたら寂しいからって嫌がるし!!!飲み会も早めに切り上げないと癇癪起こすからささっと帰るようにしてたし!!!日を跨ごうものなら電話かかってきてブチギレてれてたんだから!!!!
アホか!!!!!無自覚か!!!!!
最後まで何でやねん!!!!!

と、まぁこんな具合でして。その場では頑張って飲み込んだけれども。
もう本当に本当に最後まで自覚してもらえなかったのが悲しい。
そりゃ自分が望んでることはないのに彼氏が帰ってきたら目が死んでて、趣味も遊ぶこともなく家でふにゃふにゃしてたら嫌でしょうよ。
そう映ってたんですよね。

こっちは病気のピークを知ってて手厚く、それはもう手厚くサポートに回ってたんですよ。分からないけど3〜5歳くらいの子供を育ててた気持ちでしたよ。何もしてなかったわけじゃないんですよ。
急に「元気になったから私のことは気にしなくていいよ。遊びなよ」って言われたってそりゃあ無理ってもんですよ。時間をおくれよ。そんな猶予はなかったね。

本当にこんなに奇特で物好きな人間は後にも先にもいないと思う。

とにかく両手に荷物を抱えて家を出る。戻ることがあるとしたら忘れ物くらいかな。
家から実家まで約1時間。何とかひとつも欠けることなく無事到着。
車で運んでもらった段ボールもひとまず部屋に押し込む。服を仕舞い込もうとしたら昔着てた服が多すぎて断捨離を決行。大量に近くの古着屋さんに持ち込みました。捨てる費用が逆に300円になったから良かった。

そして諸々最低限やるべき事が出来たので近くにあったジムに行く。最近出来たみたいなんだけど前行ってたところとは設備が色々と違って戸惑った。でも目的のトレーニングは出来たので良しとする。これからここが拠点になるんだもの。楽しんでこうぜ。

そして帰ったら本当に久しぶりに家族とダラダラしたり、ご飯を食べたり、シャワーを浴びて寝ることにした。物足りないような、満ち足りているような、本当に不思議な感覚だ。

週末は美術館に行きたいな。もしくは動物園。
あとは仕舞い込めなかった本たちをどうにかせねばだ。
まぁゆっくりやっていきます。

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