同棲してて振られたので続いたことのない日記をつけてみる1
1/18土曜日
私たちは同棲してそこそこ期間が経つが、今までは私はそもそもインドア、元カノは病気療養で休職中のためあまり友達と遊ぶと言う事は多くなく、一つ屋根の下でふたり多くの時間をまぁまぁべったりと過ごしてきた。
また私はあまりこだわりがないタイプだったので元カノの要望は出来る限り聞いていた。趣味や習い事など結構いろんな事を捧げ、飲み会で潰れたら迎えに行き、こちらは飲み会では遅くならないように早めの時間で解散するように予定したりなど、我ながら尽くしてきたと思っている。いわゆるイエスマンだったと思っている。
そのため他にやりたいと思える事もほとんどなく、ただこれからも一緒にいるために給料を上げるべく資格の勉強をしたりとイキイキとした生活とは少し離れた日常を送っていた。
ここ1年くらいは病状も安定し就職先が決まり、また声優を目指していた私がフリーターから正社員に転職したのも影響したのか、元カノは映画にハマりその界隈のファン同士で交流することが増えてきた。
当初はイベントや大人数の飲み会に行くくらいだったのだが、2025年中旬ごろから夜に帰ってこないことが増えた。
私は病気の悪化を心配もしたが、楽しい時間を過ごす事も大事だろうと気をつけてと声をかけて見守っていた。
そんな日々が1週間弱続いた頃、久しぶりに夜に顔を合わせて時間を過ごすタイミングができた。
明らかによそよそしい。私と話さないようにしている。
そんな風に感じた私は、「何かあった?」と声をかけたが、ここ時彼女に「もう愛情がなくなった。冷めてしまった。別れてほしい。」と言われたのだった。
自分のために生きられず、目が死んで帰ってくる人とは一緒にいられない。また体型が頼りなさすぎて自分のコンプレックスが刺激される。何度も伝えたのに改善しようとさえしてくれなかった。
おおよそこんな感じのことを言われた気がする。
先に綴ったように、私は全てをかけて未来を見据えて一緒にいた。
でもあくまで「つもり」だったのだ。
元カノは幸せではなかったらしい。
別れを告げられた直後、表面上は平静だった。元カノが私といて幸せから遠ざかってしまうのならば離れようと思った。また元カノの引越し費用が貯まるまで同棲を解消するのは待とうと言う話にも頷いた。(私は実家が近くにあった)
ただどうしても理不尽な気持ちを抑えられず、夜中22時半に友人に連絡をし、そのまま家を出て飲みに行った。
その後近くに住んでいた別の友人に連絡して夜は泊まらせてもらった。
本当にいい友人である。
その夜は私の感じた理不尽をとにかく吐き出し、ただ余りにも唐突だったため話せる事も事実も多くなく、その夜は眠りについた。