「もう株はコリゴリ…」どん底から這い上がった高校生投資家の逆転劇!
◆はじめに
みなさんこんにちは!高校生投資家の"もうかぶ"です。
私は、累計学習時間1500時間超、2024年のリターンは100%超と、猛勉強のかいあって投資の世界を深く理解し、安定して利益を積み上げることができています。
ですが、ここまで来る道のりで何度も何度も苦汁をなめてきました。今回は、私が投資に興味を持ったきっかけなどバックグラウンドを含めて、お話ししようと思います。
自己紹介noteをまだご覧になっていない方は先にこちらをお読みください👇
◆小学6年 - 母に投資を勧められる
よく「高校生で株をやっている」と言うと「親が株をやっていたんだね!」と言われるのですが、僕の場合はそうではありません。
両親ともに株を始めようと思ったことすらなく、なんなら未だに「株は怪しい・危険だ」と思っている節まであります笑
しかし、私が投資を始めたのは一番最初のきっかけは母なんです。
株をやっている親戚から定期的に自慢話を聞かされていた母は、「自分は全くやろうと思わないし、株を信じてもないけど息子が少し大きくなったら勧めてみよう」と思ったらしいんですね笑
ですが、当時小学校6年生だった私は一言「興味ない」。
経済に全然触れたこともない12歳の子供なら当然の反応かと思います。
その後も定期的に投資を勧められましたが断り続け、母から投資の話は出なくなりました。
◆中学2年 - 突如株の勉強を始める
しかし、家庭環境の急激な変化が僕の価値観を破壊します。
中学1年生の時にコロナが世界中で大流行。日本でも学校が3ヶ月休みになったのを覚えています。
これに大打撃を受けたのが父です。父は、自営業で飲食店を営んでいたのですが、毎月数百万円単位の赤字が出るようになりました。
元々、父の稼ぎは平均を下回っていたのですが、とうとう毎月の生活費にも悩むようになり、父の会社もいつ倒産するか分からない窮状に追い込まれました。
コロナ補助金のおかげで辛うじて倒産は免れましたが、経済的不安を抱えながら過ごす毎日に精神をすり減らされるとともに、1人の中学生にすぎない自分には何もできることがない状況を非常に歯がゆく思いました。
父には浪費癖があり、幼少期から母にお金の大切さを叩きこまれていた私ではありましたが、この経験に加え「大学は自分で頑張ってね!」と母から明るく宣告されたことにより、お金について非常にシビアに考えるようになりました。
「大学は現役で国公立」という路線は決まっていましたが、学費だけでも単純計算で55万×4年=220万円はかかります。
3回生以降は就活も本格化しますし、友人と遊んだり趣味に没頭したりと大学生の間でないと味わうのが難しい経験もたくさんしたいです。
その中で2200時間(時給1000円と仮定)働くのは非現実的だという結論に、当時中学1年生の私は至りました。
そこで、「じゃあ、もっと効率的にお金を稼げる方法はないかな」と考えたときに「母が勧めていた株だ!」と思いついたというわけです。
周りに投資のことを質問できる人がいなかった私は、取りあえず「初心者向け」と書いてある投資本を書店で手に取るところから始めてみました。
しかし、これが新たな苦悩の始まりでもあったのです。
◆高校1年 - 猛勉強の末、取引を始めるも…
投資の勉強を始めて2年と少し、2023年8月に高校1年生の私は初めて自分のお金で株を購入しました。
ここまでこのnoteを読んで頂いた方は「え?そのお金どこから出てきたの!?」と思ったかもしれません。
なんと、私が「投資を始めたい」と両親に相談すると、「実は80万円があなたの大学のために貯めてある。なくなったらバイトを頑張りなさい」と言って、全額私に渡してくれたのです。
しかし2か月後、私はそのうち約1/3を失って株式市場から退場することになります。
投資を始めた時点で、私は既に700時間以上を投資の勉強に費やし、40冊以上の書籍を読んでデモトレードができるサイトも利用していましたが、全然投資のことを理解できていませんでした。
最初の取引から14連続損切とビキナーズラックすらありませんでした。
もちろん、投資用語など文字情報としての知識はありましたが、それをどう使って銘柄を見つけ分析し、売買すれば良いのかが分からなかったのです。
「そんなにたくさん本を読んだのに分からないの?」と思われたかもしれません。実は、オンライン上だけでなく書籍にも誤った情報があふれているのです。
私はこれを信じて「いつかはこの本の方法で成功できるはず」と色々な本で試行錯誤を繰り返した結果、数百時間を水泡に帰し、大切な大学資金までも失いました。これについてはこちらで詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください👇
(リンク)
◆高1後半 - 株式投資への復帰
膨大な時間と労力を費やしてにも関わらず、全く利益を出すことができなかった私は深く絶望し、株式投資から距離を置くことにしました。
そしてその後3ヶ月、私は一度も証券会社のページを開くことも、投資本を手に取ることもありませんでした。
そうして3年ぶりに株とは無縁の日々を送っていたある日、私はふと1株だけ米国株を持っていたことを思い出し、大きくマイナスになっていないかとオドオドしながら証券口座を確認してみました。
…するとそこには+20%の文字が!…そしてその瞬間、私の中で再び投資への熱が呼び覚まされました。投資の勉強を始めて3年間、初めて希望を見出すことができたのです。
少し後で分かったことですが、それは幸運にもそれはAI株価バブルの始まりでした。私のひたむきな努力が長い時を経てチャンスを引き寄せたのだと思います。
*AI株価バブルとはChatGPTを始め生成AIに世界的な注目が集まり、AIを開発する企業やそれに必要な半導体に関連する企業の株価が大きく上昇した動きのことです。
私は、ChatGPT4のヘビーユーザーであるなど、生成AIへの知識が比較的あったので、それを生かしてまずはMicrosoftやGoogleといった身近なAI関連銘柄を分からないなりに分析し、購入してみることにしました。
そして、平日2時間、休日5時間以上を投資の勉強に充てる生活を2か月ほど続けました。
その結果、とうとう私はどのようなポイントから成長性を見定め、どのようなチャートの形が継続的に上昇しやすいかなど、株で安定して利益を出すために必要な判断を自分でできるまでに成長できたのです。
その後、私の資産はAI株価バブルとともに増え続け、5月上旬時点での今年のリターンは一時80%を超えました。
5月以降のAI銘柄の低迷や8月の暴落で、一時今年のリターンが-20%になる瞬間も経験しましたが、狼狽売り(状況を正確に判断せずに慌てて株を売ること)することなく買い増しし、現在今年のリターンは100%を超えていま
す。(11/7現在、含み益含む)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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