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冬の夕べ。旧国立駅舎で観たクリスマスチャリティーコンサート。

 国立駅から一橋大学へと続く道。
イルミネーションに心ときめいて。
来てくれてありがとう、極夜です。


月イチの国立通い。駅前のお気に入りのカフェでひとりの時間を楽しみ、ふと見ると、旧国立駅舎に人が集まっていた。クリスマス前の休日、ミニコンサートが開かれていた。


ベトナムで小児がんと闘う子どもたちに心を寄せ続けたいと、東京・多摩地域の市民グループ「クルミの会」が主催。募金はNPO法人「アジア・チャイルドケア・リーグ」を通じて、ベトナムのフエ中央病院小児センターに寄付されるとのこと。

小児がんの子どもたちの描いた絵


ヴァイオリンとアルパ、ピアノの音色が冷えた空気をやさしくあたためる。
アヴェ・マリアを唄いあげるソプラノヴォイスが心に沁みわたってゆく。

広島原爆の焼け木で作られたコカリナとオートハープによる「アメージング・ピース(グレイス)」の演奏。唄われた歌詞が心に刺さった。

Amazing peace 見捨てないで
未来に 生きる子ども
Let's cut it off, the way of revenge
Amazing peace for you

「Amazing Peace」
Lyrics by Kurotaro Kurosaka

偶然に居合わせたクリスマスチャリティーコンサート。いつもならば、気になりつつも通り過ぎていた。しかし今日は、急ぐ理由はない。聴こう。何故かそう思った。


聴きながらあれこれ考えるほど器用じゃない。ただ音楽を感じるのが好きだ、それを思い出した。
今ここで奏でられる美しい音の輝きを、ただ感じた。小一時間ほど前まであった心のささくれが消えた。同時に素直に、多くの子どもたちに思いをはせた。



国立駅から


読んでくれて、ありがとう。

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極夜
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