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運の良さとつながりと、小さなものから積み上げて。

帽子の落とし物

夜、長女とふたりで歩いて帰宅していた。

長女がふと立ちどまり、何かに向かって手をのばした。
見ると、デニム生地の帽子が電柱に掛けられていた。誰かが拾って掛けたのだろう。
空色のデニムに幅広の白い紐を編み上げた、おしゃれな女の子がかぶるだろう、素敵な帽子。

「これ、さやかの帽子だ」

さやかは、長女の幼なじみで、仲良しのひとり。
さやかには帽子を見つけたことを伝え、長女が明日学校で渡すことにした。


明くる朝、外は雨模様。


こんにちは、極夜です。
上のお話は、数日前の出来事です。

あなたはこのちょっとした出来事を、どう考えるかしら。
身のまわりでの出来事として捉えてみてください。

「長女よく気がついたな~」
「さやかちゃん、きっと失くして落ち込んでるよね。見つかって本当に良かった」

このように考えると思います。

「さやか、ラッキーだね」
というのもありますね。


「運が良いと、小学生の頃から信じていた」


このお話、運が良いのは誰でしょう。

さやかちゃんはもちろん、長女もそしてわたしも運が良い!

なぜか?
長女は、友人の喜ぶ顔を見られる。
わたしは、その報告をする長女の笑顔を見られる。

わたしはこういう時、「良かったね」の後に続けて心のなかで、これは運が良い!と考えるようにしています。



この話、補足しますと…
普段家に帰る時、使う道は3通りあります。気分で道を選んでいます。
もしその日違う道を選んでいたなら、帽子を見つけることはできませんでした。
通り掛かったのが明くる日であったなら、帽子は雨に濡れてぐしゃぐしゃになっていたことでしょう。

これ、わたしには馴染みのパターンです。

ふと、思いつきで道を変えたり、出発時間を変えたりすると、良い事があったり、誰かとちょうど良く行動が繋がったりします。

なにかが働いているのかもしれません。
だとすればそれは、普段の考え方によるのだと思います。それは、

「わたしがすれば、うまくいく」

…ちなみに根拠はありません(笑)
ただひたすら、そう信じているだけです。

日々声に出して、または心のなかで、繰り返していることが現実化している…のだと、今は思っています。


そこで最近は朝晩、なりたい自分をイメージし、声に出して自分に言い聞かせていくようにしました。

…ちょくちょく忘れますが(笑)
それでも、なりたい自分にだんだんと近づいている手応えがあります。
イメージすることって、大事なんですね。


読んでくれてありがとう。


沖縄での1枚。雲の形に惹かれて。

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極夜
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