兄夫婦の言い分
おはようございます。お鍋大好きちなこです。
よくまわりの皆さんも言っていますが、子どもの頃はあまり鍋が好きではなかったのに、今は鍋が好きになったと聞きます。私もそうです。
まずはまったのは「もつ鍋」。子どもの頃は食べたことがないこのもつ鍋。
先日はお取り寄せをしましたが、本当に美味しかった!
いつか本場で食べたいな😄
さて本題です。
私はずっとnoteに一方的に自分の立場で言いたいことを言っていますが、もちろん相手の主張もあるから裁判になります。
兄夫婦の主張は、父が商売を引退してしてから自分たちが父に支払っていた給料を、寄与分に認めたいのです。
これを聞けば当然そうだと皆さんは思うと思います。
しかしこの経緯に疑問があります。
父が商売を引退したのは父が70歳。父が亡くなる約6年前です。
兄はその時40代前半。父と兄は、兄が高校を卒業してから20年以上一緒に商売をし、兄は父から給料をもらっています。結構な金額です。
兄には3人の子どもがいて、父も孫が大事ですし、商売のことは当事者でやっていくものだと思っているので、もちろん給料について私は口を出したこともありません。
景気が悪くなれば給料は減るものだと思いますが、父は自分の給料を削ってまでも兄に給料を払い続けます。かわいい孫もいますし、父がそうしたのですから仕方ありません。
父も70歳になりようやく世代交代。
兄が経営者になり、給料の支払い者が兄に変わります。
2人の間で話し合って決めたことですし、父も経営が悪い事業を継がせません。父は今後自分に払ってもらう給料を提示して、経営を兄に任せました。
兄は自分が経営者になってから、父に払っていた給料を寄与分だと主張します。父の給料は15万円です。
父が末期がんと分かってから、兄は実家に私を呼び、両親の前で「父にはもう給料は払えないから、これからは父の預貯金で暮らしてほしい」と、説得していました。
この時父はとても驚いていました。
そして兄夫婦が帰った後、「兄に捨てられた」と怒り出したのです。
父は兄と会話をしません。というかできないのです。
前にも書きましたが、兄に何か言うと食って掛かってくるからです。
でもさ、ちゃんと言ってほしかった。「今まで散々渡しただろう」と。
景気が悪いのはこの時始まったわけではありません。
父は几帳面。しっかり考えがあって70歳まで父が兄に給料を払ってきました。自分の給料を削ってまで。
事業を継承し、父に給料を払うと決めたのは兄です。長年父が経営してきて、赤字だったら兄に自分に給料を払えと言うでしょうか?
父が「兄に捨てられた」と言った意味が分かります。
私は以前父からこんな話を聞きました。
兄嫁が父に商売の帳簿を持ってきて、経営が赤字だと言いにきたのです。
父はそれを私に見せて、「この収入で赤字はない、兄嫁の給料が高い」。
こんなことを言ったのです。
確かに見ると相当な金額。
そして裁判中に兄が提出した帳簿には、兄の給料、兄嫁の給料、生活費と記載されていました。
兄嫁の仕事って何?生活費も別?
弁護士さんもここを指摘していました。
更に兄夫婦はしっかりしています。父に給料を払っている間、母に無心に来ます。
母は何でも私に話すのです。母の中で私に悪いと思っていたのでしょう。
母は「これは聞かなかったことにしてくれ」と前置きをしてから、
「兄嫁が来て車を買いたいけど、ローンの金利がもったいないからお金を貸してほしい」
「娘(孫)が3年制の専門学校に入って、高額な学費がかかる」
と、言いにきたのよと。
兄嫁が母に無心していたのです。
これは聞かなかったことにはできません。母が話してくれてよかった。
母は全く商売のことは分かりません。結婚してからはずっと父に従い、専業主婦。
経営が兄に変わってから母は、兄に世話になっていると思っていたので、兄嫁に言われた金額のお金を渡しました。
その後兄嫁が車のお金は返しに来たけど、結局あげたようです。
これだけでも兄が約6年父に払ってきたとされる給料と変わりません。
しっかり回収しています。
父の通帳の履歴を見ても、兄宛てに振り込んでいる金額の記録もあります。これの使用目的は分かりませんが。
そしてこの商売は辞めた時に保証金(厳密には他の言い方)が支払われます。
この話は父からも聞いていましたが、親戚からも父が亡くなってから聞きました。親戚も同じ商売をしているのでかなり詳しく、私を心配して言ってくれたのです。
本当ならこの部分も父の遺産に含めてよかったのかもしれません。
でも私はずっと商売のことは本人たちのことだと思っていたので、この部分は触れませんでした。
でもかなりな金額です。
この話し合いの後、兄嫁から私に連絡がありました。
兄の仕事は朝から午前中でほとんど終わります。午後は毎日のようにパチンコや飲みに行って、飲んで家に帰ってからは子どもたちに酷いこと言うらしく、子どもたちが兄に寄り付かないようです。
そして週末は、隣の県で友だちが始める商売の手伝いに泊まりで行って、ほとんど家には帰ってないと言っていました。
仕事では兄嫁が段取りをしないと、兄は何もしない等とその他にも兄の悪口を言いたい放題。
私は「兄嫁さん、大変じゃない。兄嫁さんだって人生まだこれからなんだから、兄と離婚したほうがいいんじゃない?」と言いました。
私は兄夫婦に全く関心がないので適当に言ったのですが、兄嫁は「ちなこ(私)にそう言ってもらえて嬉しい」と言ったのです。
私は昔から兄嫁が嫌いです。
兄嫁は兄と同級生で、高校時代から週の半分は家に来てご飯も食べます。
週末もほとんど来ていて、旅行にも行き買い物にも付いてきます。
この頃から私は、「こんなに図々しい人間ているんだ」と思っていました。
兄と結婚してからも、したたかで金の無心、本当に図々しくて大嫌い。
最後の最後に、兄嫁名義の通帳を自分で作って、そこへ毎日父の預貯金を限度額引き出して入金してたのですから本当に恐ろしい。
おまけに兄の悪口言いたい放題。
話しがまた毒舌ちなこになりましたが、本題の兄の言い分は裁判所に判断をお願いするしかありません。
私の考えが間違っているのか、間違っているならそれでいいと思っていました。
でもやっぱり裁判所は兄の言い分を認めませんでした。
兄夫婦は2度も裁判所へ行ったそうですが・・・。
それではまた次回に続きます。